かっこわるい本音にこそ、鍵が☆ | 桜野園 お茶で一福、心ふぅわり

桜野園 お茶で一福、心ふぅわり

水俣で、無農薬や自然栽培の緑茶、紅茶、ほうじ茶を家族でつくっています。
そんなお茶づくりと、日々の徒然。
ちゃみさんのあげまん道から学び実践から生まれる気づきも満載でお届けします。


昨日は、なんだか「ど~ん」と沈んでいました。


あることがきっかけで

過去、夫に大切にされなかったと思って
辛かった、トラウマになっている記憶が
たくさんよみがえっていました。






私が、今回特に思い出していたのは

2人目の妊娠中の時に、
とにかく、猛烈に忙しい3か月を過ごして

常にお腹は張りっぱなし
固いお腹を抱えて、朝から晩まで動き回っていました。


私自身の、体への気持ちの向け方や
危機感も薄すぎたし

とにかく、目の前に降ってくるような状況をなんとかするしかないと思って
過ごしていました。


でもその時に、夫はたぶん、一度も
「大丈夫?」とか
「休んだら?」とか

がんばってることへの、ねぎらいとか

なかった気がします。


それが、すごく欲しかった。



結局、ある日、娘の遠足のお弁当を作り終えた後に
意識を失って倒れて
ものすごく、お腹が痛くて。

臨月までもたないよ、とお医者さんにも言われました。

それからは、ちょうど仕事の波も落ち着いたので
安静にできるようになったのですが

本当に、いまだに、恨むように
その時の気持ちを持っている自分に気が付きました。



あの時、私に気持ちを向けてくれなかったこと。
言葉をかけてくれなかったこと。

私や赤ちゃんを、大事に思ってくれる気持ち。

一番、欲しかったのに!!




でも、今の私が分かるのは
その時の私も、夫にそういう本音を言わなかったし
私も、他の人に甘えるができなかったし

結局、自分で自分を大事にできていなかったことも。



でも、これからのこともあって

夫に言いました。


ちょうど、その前から、少し夫と嫌な雰囲気になっていて

あきらかに、私から逃げてて

「なんで、逃げるの?」

「俺、責められるのは嫌やけん」

「でも、逃げても変わらないよね?」

「分かっとるよ。」


そう、もう、お互いにそこは、同じ気持ちなんだよね。

こんな空気が、めちゃめちゃ居心地悪いってこと。

そうじゃない、空気を味わってしまったから。



そして、さっき書いたようなこと
私は、きつかったし、さみしかったこと。

そしたら、夫が

「おら、母親で見とるもんで。
休めって言っても、きつくてもがんばるもね。

自分が気づかんば、休めないっていうのが
身に染みとる。」


私「自分で決めないと、できないっていうのは分かるけど
でも、声かけてほしいんだよ。
思ってくれてる気持ちを感じたいの。」


夫「今は、前とは違うやろ?」

そう、前とは違う。
でも、私のこの、過去のもやもやを、恨む気持ちを
解消しておきたかったの。



そしたら、夫が「俺にも、トラウマある」って。

「俺、あんたに責められるけん、逃げとったもん。
あんたに、見つからんように。」

静かに笑って言ってたけど
私も、こみあげてきて。


結婚して、最初の頃。

夫は夫で、
結婚して
若くして嫁いできた私をしあわせにしなければという
プレッシャー

みんなに、「期待してる」と言われたプレッシャー。


その中で、お茶の価格が下がって、思うようにいかず。


私は私で
経済的に、ものすごく立ち行かない状況であることを知り
夫は仕事には出なくなる、部屋にこもる

期待してきた私は
友達もいない土地で
どうすればいいの??


夫を、心の中で責めたし
言葉でも、言いました。


幸せにしたいと思っているのに
うまくいかずに
責められる。。


男としてのプライド、
人としての尊厳。

たくさん、傷ついたんだろうな。。。




結局、私たちは
同じだけ、傷ついてきたし
傷つけてきたし
嫌な思いも、きっと同じだけしてきてる。

ここまで、すべてを
互いの本当に嫌な部分もさらけ出して
つきあってきた関係。


それでも、まだこうしてパートナーであり続け


こうやって
一見、カッコ悪い、醜い本音に向き合って
その奥にある真意や、心に気づいて

私が出すことで
夫も出せて。


眠っていたトラウマたちも、起こして

互いに凹んで。


その凹みに、愛で満たしあっていけるのも
私たち自身で。



凹みに向き合わずに
相手への、文句や暴言や
ときどき、無性に自分を責めたり

なんとなく、なかったことにして
表面上、とりつくろって過ごすこともできるけど。



そうじゃない、新たなステージに向かおうとしてるんだな。


「しあわせ」とか
「うれしい」とか

心地よい本音も、もちろん伝えるけれど

しまっておいたほうがいいような
でも、持っていると心地悪~い本音の中にこそ

パートナーシップの鍵って、あるんだなと思う。


言いにくいことの中にこそ。



夫が仕事から帰ってきたら
ハグできるかな。

あらためて、「ありがとう」と「ごめんね」が言えるかな。


夫からの愛は、
きっとそこらじゅうに、ある。

気づけなかっただけで、あったこと。

もっと気づいていきたいし


でもどうせだから
言葉とか分かる形でも、
お互いに深化させていきたいなって思う。


愛がいっぱい感じられたら
もっともっと、しあわせだもん♡



***


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心あったまるハグ、たくさんしましょうね♡♡




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お茶で一福、心ふぅわり  桜野園
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