「ヒックとドラゴン」、至高のファンタジー再び。
僕にとっては至高のファンタジー映画ヒックとドラゴンが実写化されたということで、映画館で鑑賞してきましたー。元は、2010年に公開されたアニメーション映画作品。北米では超がつくほどの大ヒットとなったのですが、日本での興行は全くのからっきし。更に北米では、2014年には続編となるヒックとドラゴン2が上映されゴールデングローブ賞を受賞するほどの作品だったのですが何と、日本ではほぼ非上映。そんなことってある?ユニバーサル・オーランドではヒックとドラゴンエリアが誕生しアトラクションもあるというのに。何故か、日本では不遇な作品なのです。ま、なんとか実写版は上映となってくれて良かったぞ。早々に上映回数激減してますけど、、、実写版もアニメ作品と同じ監督とあってほぼストーリーに改変などはなく。まさに王道のファンタジーアニメーション。なんといっても主人公がドラゴンにライドしての飛行シーンの描写が至高でして。アニメーションでも素晴らしかったけどCGを駆使した実写の飛行シーンはもはや飛行映像としてひとつの作品としても良いくらい。その映像美の基盤の上に、親子との関係性、人間と生き物の関係性といったテーマがアクセントを加えながら強大な敵との戦いに挑むストーリー。まさに磐石、号泣確定の完成度。特に、何故か捻れに捻れちゃうんだけど結局、根幹は同じ方向に向かってる、という親子関係の描写は秀逸。クライマックス直前、「今度は、僕が返す番だ」という自信に満ちた主人公ヒックのセリフと表情はこの映画を象徴するワンシーンです。ほんと、ぜひ日本でも多くの人に鑑賞してファンになって欲しい。そして、USJにヒックとドラゴンのアトラクションが誕生して欲しい。笑そんな切なる願望を抱きつつ、鑑賞後の余韻に浸るのでありました。ああ、ひとつ言い忘れてた。作中の楽曲も素晴らしいんですよね。BGMを聞くだけで情景が浮かんできてうっすらとまた、涙が滲み出てきます。この曲は、某・緑のチャンネル界隈でも聞いたことがある方がおられるかも。笑