【問題 5】 施工計画に関する次の〔設問 1〕、〔設問 2〕に答えなさい。
〔設問 1〕 施工計画作成にあたっての留意すべき基本的事項について、次の文章の空欄に当てはまる適切な語句を、下記の語句から選び解答欄に記入しなさい。
(1)発注者の(イ)を確保するとともに、安全を最優先にした施工を基本とした計画とする。
(2)施工計画の決定にあたっては、従来の経験のみで満足せず、常に改良を試み、(ロ) 工法、(ロ)技術に積極的に取り組む心構えが大切である。
(3)施工計画は、(ハ)を立てその中から最良の案を選定する。
(4)施工計画の検討にあたっては、関係する(ニ)に限定せず、できるだけ会社内の他組織も活用して、全社的な高度の技術水準を活用するよう検討すること。
(5)手持資材や労働力及び機械類の確保状況などによっては、発注者が設定した工期が必ずしも(ホ)工期であるとは限らないので、さらに経済的な工程を検討すること。
[語句]支払条件、指定、事業損失、新しい、単一案、材料メーカー、複数案、難しい、固定案、現場技術者、限界、リース会社担当者、最適、要求品質、易しい
〔設問 2〕 下図のようなコンクリート重力式擁壁を築造する場合、施工手順に基づきバーチャートの作業工程表を作成し、その所要日数を求め解答欄に記入しなさい。
ただし、各工種の作業日数は下記の条件とする。
床掘工6日、基礎工2日、コンクリート打設工2日、型枠組立工3日、養生工7日、型枠取外し1日、埋戻し工2日とし、基礎工については床掘工と2日の重複作業で行うものとする。
【解答 5】
〔設問 1〕
(イ)要求品質
(ロ)新しい
(ハ)複数案
(ニ)現場技術者
(ホ)最適
〔設問 2〕
上記のバーチャートより21日と分かる。
【講評】
〔設問 1〕は、一般的な文章で専門知識がなくても答えられるかもしれません。
〔設問 2〕は、お馴染みの問題なので必ず正解したいところです。