2級土木施工管理技士 実地 平成28年度 問題6 | おっさんが働きながら独学で技術系資格を目指すブログ

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【問題 6】

 土の原位置試験に関する次の文章の空欄の(イ)~(ホ)に当てはまる適切な語句を、下記の語句から選び解答欄に記入しなさい。

 

(1)原位置試験は、土がもともとの位置にある自然の状態のままで実施する試験の総称で、現場で比較的簡易に土質を判定しようとする場合や乱さない試料の採取が困難な場合に行われ、標準貫入試験、道路の平板載荷試験、砂置換法による土の(イ)試験などが広く用いられている。

(2)標準貫入試験は、原位置における地盤の硬軟、締まり具合などを判定するための(ロ)や土質の判断などのために行い、試験結果から得られる情報を(ハ)に整理し、その情報が複数得られている場合は地質断面図にまとめる。

(3)道路の平板載荷試験は、道路の路床や路盤などに剛な載荷板を設置して荷重を段階的に加え、その荷重の大きさと載荷板の(ニ)との関係から地盤反力係数を求める試験で、道路、空港、鉄道の路床、路盤の設計や締め固めた地盤の強度と剛性が確認できることから工事現場での(ホ)に利用される。

 

[語句]品質管理、粒度加積曲線、膨張量、出来形管理、沈下量、隆起量、N値、

写真管理、密度、透水係数、土積図、含水比、土質柱状図、間隙水圧、粒度

 

【解答 6】

(イ)密度

(ロ)N値

(ハ)土質柱状図

(ニ)沈下量

(ホ)品質管理

 

【講評】

 (イ)は“砂置換法”というワードから「密度」が入ると分かります。(ホ)は選択肢がなければ「締固め管理」という言葉が良いのですが、選択肢から選ぶとなると、それに近い「品質管理」になります。(ハ)と(ニ)も難しいので、自信がある人以外は選択しない方が良いと思います。