おしぼりズムの世界紀行 ~ミラノ編~⑥

暮れなずむナヴィリオ運河で佇むおしぼり人間ドビィー
何時でも、何処でも、夕暮れというのは人の琴線に触れ、ノスタルジックにさせるものです。
思えば、この1年を振り返り、”おしぼりの香り”にチャレンジしたなぁとついつい浸ってしまいます。
このナヴィリオ運河は、ミラノからちょっと外れた所にありますが、週末は色んな骨董品や、掘り出し物を探して大勢の現地の方が訪れる、ちょっとした青空市場の様なものです。
思えば、朝早起きして、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会を訪れる所から始まり、とにかく歩く、歩く。
旅の基本は、歩くことからですね。
さ、明日からはファミリービジネス視察だ!と心意気込み、夜のミラノに繰り出していくのでした...。
By ZARA
【ミラノ・ファミリービジネス視察編へ続く】
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おしぼりズムの世界紀行 ~ミラノ編~⑤
やってきましたのは「スカラ座」。
正直、オペラを観賞した事はありませんが、名前だけは聞いた事あります。
そんな中でも、お世話になっているお姉様に協力をもらい、”おしぼりのロイター通信”と言わんばかりのジャーナリズム、もしくはアナーキズムにて撮影に実行するのです。
ピアノを弾くおしぼり人間ドビィー(許可済)
なんか、ピアノを弾く姿がサマになっているドビィー様です。
スカラ座の内部は中々、展示室が充実しており、ロッシーニやヴェルディの展示物が飾られております。
芸術の集大成の様な場所に身を置くことで、心が洗われる気がします。
オテロ公演時のポスターの前にて
おしぼりは芸術だっ!!
と、ずっとこの”おしぼりズム”で述べてきましたが、
ついに、その本丸に足を踏み入れた瞬間でした。
By ZARA
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おしぼりズムの世界紀行 ~ミラノ編~④
唯一の自由行動時間はもう少し続きます。
訪れたのは、ミラノの中心地ドゥオーモ(Duomo)
このドゥオーモを中心に、環状線が形成されております。
無神論でありながら、欧米の教会の厳かな雰囲気が大好きな私は、いつも教会に訪れると入り浸ってしまうのです。
マクロ撮影にも耐えるドビィー(ドゥオーモ内にて)
でも、さすがにミラノの中心部の大聖堂というだけあって人がごった返し、独り思いにふける暇はありません。
そんな中でも、お世話になっているお姉様に協力をもらい勇気を振り絞って撮影に臨むのです。
10年前にフィレンツェに訪れた時は、大聖堂の階段を登りきり、フィレンツェの街を一望して感動をした思い出があります。
そんな事を思い出し、早速ミラノでもという事で階段でドゥオーモ上部に上がります。
ドゥオーモ屋上からミラノを見渡す、LARME
LARMEの公式HPへGo!
あんまりやりすぎると、変な日本人と指差されるので本日はコレにて。
By ZARA
【続く】
おしぼりズムの世界紀行 ~ミラノ編~③
折角なので、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」(last supper)で有名な、あのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に立ち寄りました。
以前ダヴィンチ・コードを文庫で読み、大変面白かったので是非マグダラのマリアなる人物を見れればいいなと軽い気持ちで。
ちなみにミラノへ向かう途中の飛行機の中で映画版観ましたが、やはり文庫の方が断然面白いですね。
黄金比の部分やフィボナッチ数列の所の描写があまり詳しくないですよね、映画版は。
- ダン・ブラウン, 越前 敏弥
- ダ・ヴィンチ・コード (上)
し・か・し、、、。
安易な気持ちで、教会の食堂に飾られているという「最後の晩餐」の鑑賞入り口まで来たのですが、そもそも観光で来た訳ではなくフラッと立ち寄ったので整理券番号を持っておらず、チケットを買えないのです。
1999年に壁画の修復作業が終了して以来、観光客も人数制限をして、チケットも予約しないと買えないのです。
またミラノ市内のツアーでうまく入場できるケースもあるらしいのですが、そこまで時間に余裕がないのです。
「We have no resevation to see The Last Supper、But We'd like to do」
何度、片言の英語で美人受付嬢に御願いしても駄目なんです。
「No Chance!」
と言われるのです。
あー残念と思い、となりの教会で無神論ながら静かに「おしぼりのモダントレンド化」に祈りを捧げるのでした。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会でのおしぼり人間ドビィー
BY ZARA(ちょっと罰あたり)
【続く】
おしぼりズムの世界紀行 ~ミラノ編~②
芸術の都はパリ、、ではなくこの度はイタリア・ミラノにやってきてしまいました。
昨日お話した通り、ファミリービジネスの企業視察が目的です。
ですが、唯一初日に多少なりとも自由時間があったので、ミラノの街中をおしぼりズム的に探索してみました。
ミラノ・スウォルツェスコ城を前にしたおしぼり人間ドビィー
自分のアイデンティティーを自問自答しながら、お世話になっているお姉様に協力してもらい、周りの目線を気にせずになんとか撮影してみたフォト。
ほとんどシャレの世界です。
もともとパンクな人が好きでNirvanaのカート・コバーンが教祖な位なので、この写真からなんかアナーキズムな感じが見て取れるでしょうか?
ミラノで、おしぼりを撮影したのは自分が初めてなんだろうかと思いながら、折角のミラノ訪問を無駄にはしないと心に誓いました。
By ZARA
【続く】
おしぼりズムの世界紀行 ~ミラノ編~①
おしぼりズムな生活から、一旦離れる時間です。
今回は、夏季休暇を利用して、フジサンケイビジネスアイに連載をされている先生や、金融機関の方々と随行させて頂きミラノ~カンヌのファミリービジネス視察に訪れました。
ミラノのガッレーリアにて
長期連載になりますので、所々で各種の連載が入り乱れるかと思いますが、どうぞお付き合い頂ければと存じます。
まずいきなり学術的なお話になりますが、ファミリービジネスとは「創業者一族が役員あるいは株主の2名以上を占める企業」と一般的に定義されます。
俗に言う「同族経営」に近いニュアンスです。
一見古臭い呼び名と思われるでしょうが、ウォルマートやレゴ、プジョー等世界の早々たる企業が所謂ファミリービジネスです。
日本でも、ポッカ、キッコーマンや西川産業、すかいらーく等も該当いたします。
統計では、上記の定義だと日本の企業の96%がファミリービジネスと言われております。
そんなファミリービジネスの良い面、悪い面の双方から、株主構成や事業承継、企業の社会的責任(CSR)や事業の経営革新等を学び、ファミリー同士が情報交換する世界的な機関がファミリービジネスネットワーク(FBN)という団体です。
FBN公式サイトへGo!
国家の経済産業活動の大部分を担う会社が多いことから、おざなりになんてできないんですね。
昨今のIT新興企業が隆盛する中で多々不祥事も起きましたが、ファミリービジネスは時代に流されず長期的に成長するスタイルを一般的にとっております。
昨年も沖縄で初のFBNーJAPANサミットが万国津梁館で行われ、来年初頭には去年を上回る規模で開催が予定されています。
そんな、大それた場面にも、当然おしぼりズムの観点から食い込んでみたいと思います。
By ZARA
【続く】
おしぼりのフラッシュアート!!
今回、プロローグとなるフラッシュアートが公開されました。
モダンおしぼりのポップアートミュージアム「MoMO」へGo!
作者は、孤高のフォトグラファー&フラッシャーのJackal氏。
彼が精魂を込めて作り上げた、おしぼり人間のフラッシュアートです。
ちょー、かっこいい音楽の中で、かつてないおしぼりがそこに!!
まだほんの序章に過ぎません。
これからも大作、名作が目白押しのはず!?
感想お待ちしております。
おしぼりとコットン
おしぼりは芸術だっ!!
と、常日頃から思い活動しておるわけです。
そもそも論ですが、
そもそも、おしぼりは何で出来ているのか?
コットンボール(綿花)
そうですね。コットンです。
俗に言う綿100%おしぼりタオルです。
タオルの良い条件として、高吸水性と肌触り。
尚且つ、おしぼりとしては業務用ですので短パイル地により、耐久性もよくなければいけません。
耐久性もあり、肌触りも良くというバランスが大事なんですね。
洗浄しただけで、糸がほつれてしまったり、縮んでしまう様ではマズイのです。
コットンは、アメリカ綿(米綿)、インド綿、エジプト綿、ペルー綿、ウズベキスタン綿等数々種類があります。
乾燥地帯で育つ綿の方が、足が長く伸び、より良いとされているんですね。
素材からも、より良いおしぼりを追求したい!!
と、いうのが”おしぼりズム”の悲願なのであります。
By ZARA
東京タワーでの真下で”おしぼりズム”
先日、東京タワーの真下、都内随一の2000坪の敷地を誇る「東京芝とうふ屋うかい」さんで会食をしてきました。
口コミだけで人気が広まり、連日満席の超繁盛店です。
普段の例会や、夏の合宿、中京大学論文発表等で常日頃から多大にお世話になっている我が尊敬すべき先生との会食であります。
そんな中で、こだわりのおしぼり150匁【匠】が凛として存在しているのです。
うかいさんはアンティークな建築物等を移築した外装や内装に徹底的にこだわる一方で、おしぼりも含め、箸や器、食材にもこだわり抜き、”おもてなし”を地で行くスタイルで人気を博しています。
そんなうかいさんのこだわりを反映して、負けずにこちらも日々”おしぼり”にこだわりを注力し続けているのです。
普通ではまず出会う事のない、こだわりの毛並み・触感のおしぼり150匁【匠】。
東京芝とうふ屋うかいさんにお越しの際は、是非手にとってみてください。
By ZARA
香りの旅路【連載第6回】
おしぼりは芸術だっ!!
と頑なに宣言して、”香り”という側面からおしぼりのモダン化を試みている訳です。
その中で、さらなる香りのラインアップを加える為、事務所中を巻き込んでの辛く長いトライアルが始まります。
前回お伝えしたペパーミントの他、色々とテストいたしました。
オレンジだったり、ティーツリーだったり、サイプレスだったり。
どれもこれも、みんな女性に人気の天然100%エッセンシャルオイルなのです。
その中で、かなり個人的な意見で導入を決定したのがユーカリです。
正式名称は、ユーカリラジアータ
オーストラリアの原住民である”アボリジニ”が、ユーカリのエキスを使って除菌、殺菌をしていたと言われています。
香りのイメージとしては、タイガーバームや、メンソレータムの様なシャッキっとした香り。
効能としても、防虫効果や、消臭効果があります。
また花粉症にも利くと言われていますので、例えば花粉症の季節にユーカリの”おしぼり”を提供するなんて事もできちゃう訳です。
社内でも、好き・嫌いが別れる様な香りなので、所謂ニッチな香り。
現在では、どちらかと言えば飲食店等よりも、オフィス、美容室やカイロプラクティックサロンなどでのおしぼりサービスや、蒸しタオルの香り付け等で御利用頂いております。
元々、美容室等で御利用されている蒸しタオルは自家製での洗濯が多い為臭いが発生する場合がありますが、そんな時にユーカリのシャッキとした香りの効力が発揮するのです。
おしぼりの香りを追求して来ましたが、今まで嗅いだ事も無かったユーカリと出会い、今では個人的に大ファンとなってしまいました。
BY ZARA



