原爆の日
高層マンションの高層階。僕とかみさん、ほかに数人、友人知人?それとも肉親だろうか・・・が一緒にいて談笑している。僕はなぜか窓の外が気になって仕方がない。窓からは僕が住む街の中心地あたりと遠くに筑波山が見えている。すると、町の中心地辺りの空にロケットだか飛行機のような物体がくるくると煙を上げながら旋回している。気になってずうっと見ているとその物体が市街地に落ちて「ボンっ」って音がすると共にどす黒いきのこ雲があがる。みるみるうちにそのきのこ雲が巨大化して、僕たちの方に近づいてくる。黒い雲の中に真っ赤な閃光が煌いている。そのきのこ雲と閃光がもうすぐやってくるだろう。逃げる時間がない・・・僕は諦めて、「伏せろ!」と、かみさんの上に覆いかぶさり、死の雲と灼熱が僕たちを包むのを待つばかりだ。電気ス トーブに接触したような熱さが僕の身体の右側を襲う。