僕は恐怖に慄いている。理由は何か? どこまでも追いかけてくる人物(男か女かわからない)が、亡霊のようにも思える身軽さで執拗に僕を追いかけまわすのだ。
なんとか逃れようとする僕は悲鳴も出ない・・・。
そして僕は、ついに追いつめられて「彼彼女」に小さなナイフで何度も突き刺されてしまうのだった。夢なので、その痛みがわからないが、息ができないほどの恐怖と妙な圧迫感に襲われるのだ。
そしてついに「わああ!」と大声をあげることができたと思ったら目が覚めた。
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柳田國男の「山の人生」を読んでいる。サンカ(差別語として使用していない)という山間を放浪して暮らす種族? の根幹を辿りながら山に起こる不可思議な話を蒐集した「拾遺物語」だ。
つづく