こんな夢を見た。

僕はヤマキさんと2人で列車に乗っている。
どうやら大坂から東京に向かう新幹線のようだ。

恐らく、家電の取材と営業で大阪まで一緒に出かけたのだろう。

僕はある美しい女性の事を考えている。
女性は神秘的で優しく、しかも若い女性のようだ。
すけべえなことは考えていなくて、僕は真剣に彼女のことを心配しているようだ。

「絵を習って仕事にしてくれ」「じゃ結婚するのか?」と問われると、
「僕はすぐに死んでしまう。君を未亡人にするのは嫌なので、それはやめよう」と僕が偽善的に言う。
本当は彼女に働いてもらって、楽をしたいからという下心があるようだ。
さすが・・・無職の時に見る夢である。

女性の純粋な気持ち(恐らく当初だけだろうと内心)に僕はさすがに本気になって「どちらが先に死んでもいいから結婚しよう」と言う。

絵を習って職業とさせるには10年はかかる。

軽い頭痛がする。風景は新幹線に戻っている。

ヤマキさんは行きの新幹線では富士山が見たかったようだが、
帰りの新幹線の車窓に夕日にシルエットとなっている富士山が見えるのを教えてやっても
「ああ」と言ったきり、熱心にメモを書いている。東京に着くまでに
原稿をすぐに書けるように準備しているのだろう。

多分、このままだと吐くくらいの頭痛が襲ってくるだろう。
僕はヤマキさんの前の席でポケットの中を探す。
ごそごそとズボンやら上着やらコートやらのポケットをまさぐって、ようやく出てきたのは
座薬のような流線型のオレンジ色の薬だった。

違う・・・僕はさらにポケットをまさぐると二個並んだ、いつもの頭痛薬を掴めることができた。

アルミ箔を破って薬を取り出すが・・・一個が床に落ちる。
ゴミやほこりなどで汚れた床。もしかしたらたっぷりと大腸菌が付着しているかもしれない。
なんだかウンコが付いたような気がするが、拾いとって迷わずに口に入れる。
一個でも良かったのに・・・と後悔する。

ところが二個の大きさが尋常ではない。口の中から喉に飲み込めないのだ。
なんだか胃カメラのようで苦しい。慌てる僕・・・。

車窓に新幹線の高架は物凄く高く見覚えのある場所にさしかかる。
どうやら小田原と熱海を合わせたぐらいの街が眼下に見える。

「ああ、●●だね」と僕が場所の名前を言うと、ヤマキさんはきょとんとしている。
僕は「違う違う・・・なんでもないよ」と、また車窓を見る。

僕はウンコが付いたであろう頭痛薬を飲み込めないのが心配である。

$Orgone Box & Orgone Box Orgone Box Orgone…