全国のアミ~ゴの皆様、ようこそ大川隆法ネット後援会へ。(^O^)/


第2次世界大戦で、日本が国家の命運を賭けて戦ったのは、石油問題がありました。

アメリカをはじめとする連合国側に、日本への石油輸出を止められたからです。


侵略戦争で、国家の命運をかけることはないのです。

なぜならば侵略とは、軍事力を使ったビジネスだからです。


侵略戦では、大きな戦いになることはありません。

大きな戦いは損になりますから、侵略者はそんな無駄なことはしないのです。


戦前の産油国は、今のように豊富にはありません。

アメリカと、オランダ領インドネシアくらいでした。


アメリカ・イギリス・中国・オランダは結託し、日本への石油を止めたことが、日本が戦争をやらざるを得なかった背景です。

これを国の頭文字から、ABCD包囲網と言います。


そのように、エネルギー問題とは、戦争に直結するものなのです。

今の日本人が戦争を考えなくても良く、平和ボケでいられるのは、石油輸入ルート、通称シーレーンが、同盟国アメリカによって、軍事的に守られているからなのですね。


もし、日本海域からアラブ諸国にいたる海路が、日本に悪意を持つ戦力の影響下に入れば、瞬く間に戦前と同じ状況が生まれてしまうのです。

これは、石油資源に乏しい日本の宿命です。


ですから、日本が平和でありたいなら、また日本が、再び戦争を起こさないようにするためには、エネルギー問題に対して常にアンテナを張り巡らし、対応策を考えて、いざというときの方法論とその選択肢を、たくさんもっておく必要があるのです。


もう一度言います。

それが、日本の宿命なのです。


石油は燃える水ですけれども、日本だけでなく、その名のとおり、世界を戦火にしてきたものなのです。

ですから、エネルギー問題を世界的に解決できれば、世界が平和になるとも言える訳ですね。

アラブを中心とした産油国で紛争が絶えないのも、このエネルギー問題こそが本質であると思うのです。


つまり、石油利権です。

アラブ(イスラム諸国)が産油し、ユダヤ財閥が売り買いし、アメリカ文明社会が消費する・・・。

この石油をめぐるサイクルに、何らかの工夫があれば、世界を平和にできると思うのです。


意外ですけれども、産油国であるアラブ諸国は、石油輸入国でもあるのですね。

サウジアラビア以外に、まとまった石油精製プラントがないからです。

ですから、多くのアラブ諸国は、ガソリンなどの実用石油製品を作ることができていません。


原材料を輸出し、高付加価値の製品を買う・・・という植民地経済が、結局今でも、アラブ諸国には残っているのです。

ですからアラブ諸国も、日本とは違った意味で、石油依存社会なのですね。


だとすれば、アラブの石油依存体質を改善できれば、石油をめぐる利権のサイクルが、今よりも改善される可能性が出てくるということですね。


ですから僕は、アラブ社会に原発をたくさん設して、電気文明化するべきだと思うのですよ。

それを、日本が仕掛けるべきだと思いますね。

そしてアラブ社会の電気を限りなく安くして、電気でジャブジャブの地域にプロデュースするのですよ。


今の海沿いの大きなプラントは、治安の悪いアラブ社会では不適応だと思われるので、やはり新日本型の、地下や山の中で発電できるタイプを、アラブ社会に設置するべきだと思います。


さすればどういう結果が生まれてくるかというと、アラブ砂漠地方の国々が、水を簡単に手に入れられるようになるのですね。

もっと多くの海水を、水に変えられるようになるからです。


海水を水に変える方法は、海水を沸かして蒸留する方法と、膜で濾過する方法があります。

油田では、ガスに火を付けて石油を抜きますから、その廃熱で海水を沸かして真水を取っているようです。


こちらの方が、たくさんの真水が取れるようですね。

しかし油田が都合良く、海近くにあるとは限りません。


また、アラブ諸国がすべて産油国でもありません。

海水蒸留法には、たくさんの熱エネルギーが必要ですし、原潜などで使われている電気分解法も、たくさんの電力が必要です。


アラブ諸国が原発を持つことで、電気を使って海水をたくさん真水に変えることができ、アラブ諸国の石油依存率も減り、輸出する石油による国家の利益率が上がります。


さすれば、石油利権の規模が、相対的に小さくなるわけです。

つまりそれで、石油で争いを起こすこと自体が、無駄なことになればよろしいわけです。


要するに石油を、石炭や蒔(まき)くらいの、資源価値にしてしまえば良い・・・ということです。


またそれで、彼の地の国民が飲み水で困ることがなくなり、また、不毛の砂漠で、農業も可能になるかも知れません。

今は、川沿いの細長い地域だけで農業を営んでおり、砂漠地域で大規模農業ができれば、人口100億人に向かって一直線の、人類の食料問題の解決の糸口も見えてきます。


日本は技術大国です。

日本の技術で世界の紛争の、根源的要因そのものをなくしていくことができれば、結果的に日本は平和になり、日本も豊かになるのではないでしょうか。


そして、広大なサハラ砂漠やアラビア砂漠を緑の大地とし、農業が営めるようになればいいですね。(^^)


それでは、またのお越しをー。(^O^)/




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