これでもかッ!…という感じのアルゼンチンの肉
そろそろアルゼンチンでの日々も終わりが近づいています。
ビブリオテカ・ナシオナル(国立図書館?)での演奏が16日に終了~
17日はラミーロ・ガジョの2回目のレッスンを受け、後はもう帰るだけ?みたいになっています……
何が変かって、ステージが変。↓写真では分からないかもしれませんが。
ここで演奏した映像を見たことがありますが、ちっとも気が付かなかった……実は、おそらく椅子以外の全てのところが傾いています。困ったのは、
舞台の床が地面と平行でなく、
客席側が下がっている、
ことです。
そういう意味で一番大変だったと思われるのは、ピアノの青木菜穂子さん。右に腕を飛ばすのと、左に腕を飛ばすので全然感覚が違ったそうです。
僕は客席に斜めに立っていたので、腰がまっすぐにならない。今も腰が……笑
ステージ上だけでも水平に作りましょう。
他にも色々あったのですが、無事終了。
お客さんの中に、アメリータ・バルタールや、ラミーロ・ガジョ夫妻など、錚々たるミュージシャンうじゃらうじゃら。ブエノスアイレスでお会いした日本人の方々もいらっしゃってました。ありがたかったです。
ところで、肉です!!
明かりの色温度の関係で、僕のカメラでは色が写らないし、持ってきているPCでは色調整できないのが残念です。
上の写真は、チョリソや内臓系。下のは赤身ですが、この赤身にやられた。どこかハムのような、味がふわっとしていて、何やら優しいくらいの味なのです。癒されますよ~??
ブエノスアイレスのお宅はどうなっているの?
アルゼンチンを去るまでに1週間を切っています。早いなあ……
11日に演奏した、BarSur(バル・スール)。老舗です。
初めて南米に来たけれど、いつも仲間がいてくれるおかげで、ほとんどいわゆる南米的いい加減さなどなどによる被害を受けていません。
でも、ここBarSurには、譜面台が1本しかなかった…それもSayacaさんが、何十回も打ち合わせの電話をして、さらに譜面台が何本必要だということだけ3回も電話して確認してくれた、その結果です。
どうするんだ?!と、騒然となりましたが、近所に住んでいる日本人バンドネオニスタのことバンドネオニスタ、鈴木崇朗(たかとき)くんが、タイミングよく思い出します。たまたま連絡がついて、すぐに持ってきてくれて一件落着。
ついでに。元々あった1本も、このお店でいつも弾いているヴァイオリニストが持ってきただけで、彼女が帰ったらなくなってしまいました笑 もしかすると、南米には南米の暗黙のルールがあるのかな~
それではここで、
ブエノスアイレスのお宅を覘いてみましょう!
ここは、ベース奏者イグナシオ・バルチャウスキーさん宅の庭。パーティーをしています。
明かりが丸いのは、なぜか提灯。なんで??
脇にこのような暖炉のようなものがあって、要するに、BBQセットのようなもの。これでやーきにっく(アサード)です。
こちらはヴァイオリン奏者、ラミーロ・ガジョ氏のテラス。氏のレッスンを受けた後にみんなと合流して、夕食の模様です。
ここにもあった!アサード装置。(なんていうんだっけ)
自分の家を作るときに、みんなコレを作るのかな?
ラミーロ・ガジョは、アルゼンチンで今若手ナンバーワンとされるタンゴ・ヴァイオリニスト(大体こう紹介されてます)。僕が、ピアソラのバンド以外に初めて映像を見たヴァイオリニストの1人で、音楽とテクニックがガッチリ一致したスケールの大きい演奏に愕然、いつか習ってみたい!と思っていた人でもあったのです!
言葉が全然なので、ヴァイオリニスト会田桃子さんが通訳してくれました(本当にありがとうございました!)。彼は英語もできるのですが、おそらくこれで正解だったと思います。
タンゴ全体への深い理解と、それを元にした細かなテクニックを次から次に教えてくれました。感覚的でありながら、緻密な奏法。ああ、出し惜しみない…
ガジョ宅を出たのが午前4時20分。いやいや~
そういえば、バリローチェでは、6時半とか、最高記録8時半まで飲んだ日がありましたが笑、6時半ごろお店にワインを注文したら、「いや、もう出せない」と言われたのを思い出しました。午前6時以降はお酒が出せないらしいです。昼にはもうみんな飲んでいるので、理屈がどうもよく分かりませんが、不思議ですべてが可笑しい!
さて、これから16日のコンサートのリハーサルでーす!
まだブエノスの観光をまったくしていない…![]()
南米のスケールをご覧ください。
やーきにっく、やーきにっく、たーべほうだい!
…ではありませんが、まったく肉の安くてうまい国です。
焼肉です笑 やっぱり、スケールがでかい、と思う…
バリローチェの初日の夜に演奏したレストランのもの。
演奏は2日とも大成功でした!最後はスタンディングで拍手を受けています。記録用の録音を聴くと、アンコールでボーカルSayacaさんのマイクが一瞬入らなかったのですが、袖にいたスタッフが「オー!なんてこった、こん畜生めがッ!」みたいなことを叫んでいるのが聞こえてました。
書きたいことが多すぎて更新できなくなっているので、滞在中はいくつか写真をご紹介。後でちゃんと書こうと思います。
2日目の本番前に、素敵なレストランで楽しく食事。とてもいい感じでむかつく方もいらっしゃると思いますが、この10分後には蜂の襲撃により、あえなく店内に撤退~![]()
生れて初めて時差ボケになっています!誰か助けて~。でも、だからこそ、南米スケールの夜明けをいろんな所で見られているわけですが笑 何が幸いなのか、人生は分からない。
バリローチェでは2日演奏して、1日半休憩、ブエノスアイレスに戻りました。
今夜は、バル・スールというお店で本番です。
ブログっぽい記事かも?







