ブエノスアイレスのお宅はどうなっているの?
アルゼンチンを去るまでに1週間を切っています。早いなあ……
11日に演奏した、BarSur(バル・スール)。老舗です。
初めて南米に来たけれど、いつも仲間がいてくれるおかげで、ほとんどいわゆる南米的いい加減さなどなどによる被害を受けていません。
でも、ここBarSurには、譜面台が1本しかなかった…それもSayacaさんが、何十回も打ち合わせの電話をして、さらに譜面台が何本必要だということだけ3回も電話して確認してくれた、その結果です。
どうするんだ?!と、騒然となりましたが、近所に住んでいる日本人バンドネオニスタのことバンドネオニスタ、鈴木崇朗(たかとき)くんが、タイミングよく思い出します。たまたま連絡がついて、すぐに持ってきてくれて一件落着。
ついでに。元々あった1本も、このお店でいつも弾いているヴァイオリニストが持ってきただけで、彼女が帰ったらなくなってしまいました笑 もしかすると、南米には南米の暗黙のルールがあるのかな~
それではここで、
ブエノスアイレスのお宅を覘いてみましょう!
ここは、ベース奏者イグナシオ・バルチャウスキーさん宅の庭。パーティーをしています。
明かりが丸いのは、なぜか提灯。なんで??
脇にこのような暖炉のようなものがあって、要するに、BBQセットのようなもの。これでやーきにっく(アサード)です。
こちらはヴァイオリン奏者、ラミーロ・ガジョ氏のテラス。氏のレッスンを受けた後にみんなと合流して、夕食の模様です。
ここにもあった!アサード装置。(なんていうんだっけ)
自分の家を作るときに、みんなコレを作るのかな?
ラミーロ・ガジョは、アルゼンチンで今若手ナンバーワンとされるタンゴ・ヴァイオリニスト(大体こう紹介されてます)。僕が、ピアソラのバンド以外に初めて映像を見たヴァイオリニストの1人で、音楽とテクニックがガッチリ一致したスケールの大きい演奏に愕然、いつか習ってみたい!と思っていた人でもあったのです!
言葉が全然なので、ヴァイオリニスト会田桃子さんが通訳してくれました(本当にありがとうございました!)。彼は英語もできるのですが、おそらくこれで正解だったと思います。
タンゴ全体への深い理解と、それを元にした細かなテクニックを次から次に教えてくれました。感覚的でありながら、緻密な奏法。ああ、出し惜しみない…
ガジョ宅を出たのが午前4時20分。いやいや~
そういえば、バリローチェでは、6時半とか、最高記録8時半まで飲んだ日がありましたが笑、6時半ごろお店にワインを注文したら、「いや、もう出せない」と言われたのを思い出しました。午前6時以降はお酒が出せないらしいです。昼にはもうみんな飲んでいるので、理屈がどうもよく分かりませんが、不思議ですべてが可笑しい!
さて、これから16日のコンサートのリハーサルでーす!
まだブエノスの観光をまったくしていない…![]()



