ボンジョルノ。
日本の天気図をみたら、
本当にすっぽり日本列島が雨雲に覆われているんですね。
夏休みなのに、大変なことが多いかと思いますが、
どうぞお気を付けください。
イタリアは今週から、ようやく暑さが和らぐ、
と聞いていたのに、
まだまだ、暑いです。
ここ数日、友達の田舎のおじいちゃんの家に招待されていた長女が
帰ってくるなり、「ローマは暑いよ~!」
そう、街の中は暑いし、
しかも、年齢が年齢なので、よけい堪えます。
暑い時は、さっぱり酢が効いたピクルスが夏バテ防止にもいいけれど、
今年は、それを作るのもしんどいくらいに暑いんです。
で、日曜日のライスサラダには、
市販のものを使ってみました。
(子供受けするように、ウインナーのようなものも入れたイタリア風)
家では、ピクルスではなく、
具の野菜、ズッキーニなどを炒めるとき、
直接、ビネガーをかけて煮込んだりして、
即席ピクルスにして加えているけど、
お持たせの時はそうもいかないし、
夫も、簡単に市販のでいいよ、と言ってくれたので、
市販のピクルスを買ってみました。
「一番、材料がシンプルなのにしてね」というのが
夫のリクエストだったんです。
ピクルスは保存食だから、シンプルなはず、
なんて思った私が甘かった。
スーパーで売ってるようなピクルスって、
結構、いろいろ入っているんですね。
最終的に、一番少なそうなのが、
昔からのお酢メーカーのコレでした。
基本的にイタリアの材料は、量の多い分から順に並んでいます。
まずは当然のように野菜。(よかった!)
ピーマン、アーティチョーク、キュウリ、にんじん、オリーブの実、グリーンピース、セーダノラーパ(蕪の一種)、コーン、
続いて、水、ワインビネガー、キノコ、塩、天然香料、酸化防止剤、軟酸、亜硫酸縁。
最後の4つ、量は少ないとはいえ、
やっぱり、意味不明の名前のものが入っています。
いわゆる添加物ですね。
冷蔵庫のない時代に、保存食として作られていたものだと思うと変ですよね。
家で作れば、こういう化学的なものを加えずに作れます。
しかも、我が家は好き嫌いが多い人たちなのですが、
夫と長女のきらいなグリンピーズにコーンまで入っている。
自分で作ると、家族の好きな具で作れるのも大きな魅力です。
黒オリーブも緑オリーブも、
厳密にいうと、着色料が入っているに違いない、
という均一な色をしています。
スーパーのものなので、
別に値段が高いというわけではないけど、
自分で作れば、ずっとお得なのも間違いなしです。
日本のサイトを見てみると、
ずいぶん高級なピクルスが売られているんですね。
キレイなパッケージで見た目にも美味しそうですし、
高級なものだと、素材にも気を使っている可能性が高そうですが、
きちんと原材料を確認することをおすすめします。
そして、いろいろ気にしながら市販のものを買うよりは、
やっぱり手つくりが一番です。
私も、やっぱり作ろう、という気分になりました。
簡単ですから、ぜひ!
自分で美味しいビネガーを作ってみたいという方には、
こちらもおすすめです。
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