Buongiorno.

 

今日は、イタリアの素朴なドルチェ、

パスティチョットをご紹介します。

 

イタリアのお菓子は、本当に素朴。

パティシエが作るフランスのケーキと違って、

おばあちゃんが作る家庭の味。

 

特別な道具や材料がなくても、

簡単に作ることができるんです。

 

私が大好きなパスティチョットも

シンプルこのうえなし。

時々すごく食べたくなります。

 

 

パスタフローラと呼ばれるクッキー生地に、

カスタードクリームを詰めただけです。

 

このお菓子は、イタリアの長靴のかかと、

プーリア州のレッチェの名物ですが、

WIKIペディアによると、

実は16世紀のローマに記録が残っているそうです。

 

でも、プーリアのケーキ職人が美味しく作って、

それが評判になって、

70年代にうまく商業ベースにのせることができたのだとか。

 

たしかにプーリアのお菓子といっても、

そんなにプーリアっぽくない。

プーリアと言えば、オリーブですから。

 

しかも、もっと古くからあるのかと思ったら、

意外と最近ですね。

 

ちょっと話はそれますが、

先日、バチカン近くの駅の近くにある理髪院に、

「ANTICO BARBIERE DAL 1968」と書いてあってびっくり。

 

日本語で言うと、

「1968年創業のアンテークな理髪院」

なんだか、すごくがっくりしちゃいました。

 

長女に言わせると、

「アンティークじゃないけど、まあ古いよね。」だって。

 

 

昨日の日曜日に買ったのは、

近所にあるプーリアのファーストフードショップです。

 

プーリア出身のカップルが、

地元の名物を作っているんです。

ここの一番有名なのは、パンツェロッティという

中身入りの揚げピザですが、

さすがに日曜日の朝ごはんにと思ったので、

お菓子にしました。

 

中の詰め物もいろいろあるのですが、

おすすめは、レモン風味のカスタードクリーム。

 

 

カスタードクリームに、

レモンの皮をたっぷり入れてるだけだと思うのだけど、

味も香りもフレッシュなレモンの風味が刺激的です。

 

無農薬のレモンが手に入れば、

絶対に試してみてください。

 

イタリアのお菓子と言えば、

ティラミスとかが有名ですが、

こういうお菓子が、実は普通に美味しいんです。

 

まさにシンプルイズベスト。

 

パスティッチョットは楕円形がお約束ですが、

形にこだわらなければ、

実はおうちでも簡単にできますね。

 

サクサクのクッキー生地と合わせて、

どうぞ。

 

 

 

 

 

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