3月19日(水)24:00から

BSテレ東でオンエアの

『ワカコ酒 Season8』

第11夜「アジアごはんと酒」

今回もTVerで観ました。

 

 

ベースとなった原作として

確実にこれだといえるのは

第9巻・229夜「モンゴル餃子」

だけかと思います。

 

アジア系のエスニック料理として

第6巻・140夜「ジンギスカン」

第14巻・330夜「チキンティッカ」(インド)

第22巻・506夜「サイウアソーセージ」

(チェンマイ式ソーセージ。タイ)

などがありましたし

第22巻・SP.1「シュラスコ」では

羊肉を食べたりしてますが

これらも踏まえられているのかどうか

ちょっと判断がつきかねました。

 

ちなみに

140夜「ジンギスカン」は

ドラマの Season3・第10夜

すでにドラマ化されているため

おそらくは今回

原作として意識されていないと

思われますけれども。

 

脚本は

今回の監督も務めている

若林将平。

 

 

ひたすら単純作業が続いて

疲れたワカコは、会社帰りに

モンゴル料理の店に目がとまり

平坦な日常にスパイスを与えてくれそう

と思い、入ってみることにします。

 

そこで注文したのが

焼き餃子と

ソラチエースという

聞いたことのない生ビール。

 

お通しは

タマリスクの串に刺した

ラムのショルダー肉で

焼き鳥のような感じでした。

 

 

焼き餃子を食べて

草原のイメージを持った時

牛の鳴き声がしてましたが

店に入る時は

羊の絵の看板を見せて

羊の鳴き声を響かせてたのになあ

とか思ったり。( ̄▽ ̄)

 

なぜ牛の鳴き声になったのか

については後述します。

 

 

次の日(?)も

単純作業が続きましたが

どうやらアンケート集計のようで

ついにワカコは終わらせて

オカダ主任にねぎらわれます。

 

感動したオカダ主任が

みんな拍手だ、とか言ってて

昨今の? アニメやドラマで描かれる

学校の教室みたいなノリでした。

 

ちなみに

229夜「モンゴル餃子」冒頭でも

単純作業で疲れたという

描写がありますが

そちらは商品を入れる箱の

組み立て作業のようでした。

 

 

同じ部署のみんなに拍手され

気分を良くして帰る途上

猫をお店のシンボルとする

アニメに出てきそうな

(とはワカコの独白)

可愛らしいお店を発見して

入ることにします。

 

まず注文したのが

ラオスの発酵ソーセージ

という説明のある

自家製ソンムー。

 

合わせたのは

ラオスのビール

ピアラオのダーク。

 

こちらは小瓶で出てきて

お店オリジナルの

猫のイラストが入ったグラスと

猫の顔を模したコースター(布製?)が

出されてました。

 

ビールが空いて

次に注文したのが

ネパール、インドの

ストリート料理

という説明のある

パニプリ。

 

合わせたのは

竈猫[へっついねこ]

という名前の芋焼酎の

ソーダ割りでした。

 

パニプリというのは

お米の形が残った生地を

壺型(バルーン型)にして揚げた

プリと呼ばれるものに

野菜の具材が入っていて

そこにパニという

ダシ汁を注いで食べる

という料理です。

 

いただいた後で

料理とお酒の交際交流だ

と独白してましたが

こういう独白は

原作にもありそうですけど

見つけられませんでした。

 

 

「本日のお店紹介は」

神楽坂にある

草原の料理 スヨリト。

 

 

こちらの記事を読んで

ワカコがイメージした草原は

同店の3階の壁に書かれている

イラストであることが分かりました。

 

このイラストでは

牛が荷車を引いており

牛の鳴き声を

採用せざるを得なかったのだと

腑に落ちた次第です。

 

餃子の餡が選べるんですが

その種類も分かります。

 

もうひとつのお店は

西荻窪にある多国籍料理屋

(と番組のテロップでは紹介)

コノコネコノコでした。

 

 

「本日のお酒」は

ブルックリン・ブルワリーの

ブルックリン ソラチエース

ラオ ブルワリーの

Beer Lao ダーク

宮崎県 落合酒造場

芋焼酎 竈猫でした。

 

ブルックリン ソラチエースは

北海道は空知で生まれたホップ

(SORACHI ACE)を使い

ブルックリンの醸造所が

手がけたことから

この名になったようです。

 

 

最後に前回の補足を。

 

前回ご案内した

第10夜「老舗洋食と母の愛」で

 

 

原作だと

母親と一緒に飲むエピソードは

温泉旅行に行った時のものがあるくらいで

(原作第3巻・SP.1「母娘酒[おやこざけ]」

 それに基づく Season7・第10夜

今回のような話はありません。

 

と書きましたけど

今回(第11夜)の原作を探している時に

母親と一緒に飲むエピソードを

もう1本見つけました。

 

第18巻・SP.2「接待酒」がそれで

プチ同窓会で上京した母親を

馴染みの店に連れていく

というエピソードです。

 

洋食こそ食べませんけど

雑炊を頼んで母親によそってもらい

よそってもらうのは久しぶりだな

と思うシーンがあったり

昔はビアガーデンに行った

という話を聞くシーンが

描かれたりします。

 

母娘の交流がメインですので

もしかしたら原作として

意識されてるかもしれず

補足しとかねば

と思った次第です。