PARLIAMENT/Rhenium (1990)
PARLIAMENTが1970年にINVICTUS RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム『Osmium』から8曲セレクトされ、3曲追加した再発アルバム。これ、LPレコードだからオリジナル『Osmium』からの2曲はカットされてるけど、CDだと全曲入ってるから、CD買っとけば良かったな… ファンク、R&B、ロック、サイケなど、なんでもありな内容で楽しめるね。熱く激しいロック'N'ファンクで、中盤のブレイクビーツも最高なA1. Breakdown、もろハードロックなドライブ感溢れるA2. I Call My Baby Pussycat、DE LA SOULでもお馴染みのヨーデルをぶちかましたキテレツなカントリー・ロックA3. Little Ole Country Boy、拡声器を通したような歌が印象的な土臭いロック・ナンバーA4. Moonshine Heather、1974年にFUNKADELICで再演するご機嫌なファンキー・ロックB1. Red Hot Mama、タイトルどおり破天荒なファンキー加減が伝わってくるB4. Funky Woman、オルガンが印象的なブルージー・ナンバーB5. Come In Out Of The Rain、バグパイプ?も取り入れたアコースティック・ギター、オルガンの優しげなメロディに引き込まれるB6. The Silent Boatmanがお気に入り。(2024/07/20)
ROCKWELL/Somebody's Watching Me (1984)
ROCKWELLことKENNEDY WILLIAM GORDYが1984年にリリースしたデビュー・アルバム。MOTOWN RECORDSの社長ベリー・ゴーディの息子ですね。このアルバムだと、もう大ヒットした「Somebody's Watching Me」に尽きますね!洋楽に目覚めた中坊の頃、MTVで頻繁に流れていましたね~ アップテンポのエレクトロなチープなダンス・トラックにラップ調のROCKWELLの歌、そして曲を印象付けたサビ「I always feel like somebody's watching me. And I have no privacy.(いつだって誰かに見られてる気がする。ちっともプライバシーがないのさ。(駆け出しの新人にも関わらずだよね笑)」と歌うのはあのマイケル・ジャクソン!当時でもスーパースターだったマイケルをサビで起用できるのはやはり親の権力だったんでしょうね。アルバム全体としては、R&Bというかアップテンポでポップな楽曲が多くてあまり好みは少なく、前述のA1. Somebody's Watching MeとエレクトロかつオリエンタルなB4. Foreign Countryが気になった程度。CDでも再発されて気になったけど、レコードで聴き返したら、購入する必要はないかなと… (2024/07/13)
CAPPADONNA/Taking Drastic Measures (1996)
毎月12日は12'シングルの日
WU-TANG CLAN一派のCAPPADONNAがフロリダのDRASTIC MEASURES(DRAZTIK MEZURZ)と組んで1996年にDRASTIC RECORDSからリリースしたシングル。
A1. Taking Drastic Measures
DRASTIC MEASURESのJ. MOBプロデュースの70年代ソウルっぽいネタ使いのSCREWEDっぽい遅めのトラックがクセになる佳曲。
B1. Taking Drastic Measures (Cyphamix)
DRASTIC MEASURESのJ. MOBプロデュースのロウなビートに不穏なネタのループがイルなリミックス!ジワジワくるね~
B3. Ain't That What's Her Name?
DRASTIC MEASURESプロデュースのほとんどビートのみでラップするフリースタイル的な小品。
(2024/07/12)
THE CARTEL f/SHAKE G/From Jack To King (1991)
毎月12日は12'シングルの日
SHAKE G率いるマイアミのギャングスタ・グループTHE CARTELが1991年にMIAMI BASS RECORDSからリリースしたシングル。プロデュースは、G-RAPの名盤THE BALLERS『A Day Late And A Dollar Short』に関わったANDREW JOHNSON、CORY DAVIS、THE CARTEL。DJは、KID FURY aka DJ FURY。監修は、マイアミ・ベースのボスFRESH KID ICE(2 LIVE CREW)!ラッパーがICE CUBEそっくりなのは時代柄か(笑)
A. From Jack To King
SADE/All I Wantを使ったメロウ・グルーヴ!ちょっと音数が多いのは残念だけどね。
B. Pass' Da Mac 10
B.T. EXPRESS/Once You Get Itを使ったICE CUBE/AmeriKKKa's Most Wantedを意識したであろう攻撃的な一発。
アルバムがリリースされなかったのが残念ですね。(2024/07/12)
NITEFLYTE/If You Want It b/w I Wonder (1978)
毎月7日は「シングル・レコード・レビューの日」
キューバー出身のギタリストSANDY TORRANOと黒人シンガーHOWARD JOHNSONのユニットNITEFLYTEが1979年にリリースしたデビュー・アルバムからのシングル。全米チャート37位と中ヒット。
A. If You Want It
フリーソウル・シーンで大人気の曲で、自分もフリー・ソウルのコンピレーションで初めて知り、その心地良いサウンドの虜になりましたね~!山下達郎の「sparkle」のイントロのギター・フレーズの元ネタと言われるイントロのカッティング・ギターがほんと最高すぎる!夏の昼下がりにビール片手に聴くとピッタリ。
B. I Wonder
ラテン・テイストの優し気なメロディにDAVID SANBORNのサックスも効果的な心落ち着くメロウ・チューン!どれもオススメですね。
(2024/07/07)
CHILL ROB G/Ride The Rhythm (1989)
ニュージャージーのレジェンドMC"CHILL ROB G"が1989年にWILD PITCH RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、もちろんDJ MARK, 45KING(THE 45 KING)!クラシックとして評価されているけど、90年代初期に大ヒットしたSNAP!/The Powerのオリジナル騒動やモッサリした声質のラップで個人的にそれほど評価は高くないかな。ROSE ROYCE/Funkin' Aroundネタのねっとりとファンキーな1. Future Shock、緊張感のあるファンキー・シット2. Bad Dreams、MACEO & THE MACKS/Soul Power、GRAHAM CENTRAL STATION/The Jam使いの45 KINGらしい小気味良いファンキー・チューン3. Court Is Now In Session、DETROIT EMERALDS/You're Getting a Little Too Smartの鬼ファンキーなドラムが効きまくっているドープ・チューン4. Motivation、AVERAGE WHITE BAND/Cut the Cakeをループした軽快なファンキー・チューン5. Dope Rhymes、BABY HUEY/Hard TimesとKING FLOYD/Baby Let Me Kiss You使いの鬼ファンキーな7. Ride The Rhythm、THE POLICE/Voices Inside My Head、JAMES BROWN/Funky Drummerを使ったスリリングなファンキー・ナンバー9. Let The Words Flow、KOOL & THE GANG/N.T.とJAMES BROWN/The Bossネタの重たくファンキーな10. Let Me Show You、BILLY PRESTON & SYREETA/Books and Basketball (Montage)とLE PAMPLEMOUSSE/Gimmie What You Got使いの軽快なファンキー・ナンバー11. Wild Pitch (KDAY Remix)、DE LA SOULのMASEとPRINCE PAULが手掛けたCLAUDJA BARRY & RONNIE JONES/Dance, Dance, Dance、KOOL & THE GANG/N.T.、MONK HIGGINS/One Man Band (Plays All Alone)使いのご機嫌ファンキーな12. Let Me Show You (Remix)がお気に入り。できればシングル「Dope Rhymes」のB面に収録されていた「Chillin'」も入れてほしかった!
参考までに上記のSNAPとのオリジナル騒動とは…、整理するとドイツのチームがCHILL ROB Gのラップを無断で使ってドイツで「The Power」を制作。US版の制作でドイツのチームがPOWER JAM名義でCHILL ROB GとKIM DAVISをフィーチャーしてWILD PITCHから「The Power」リリース(このアルバム収録のThe Power)。ドイツのチームが新たなラッパーとシンガーを従えてARISTAからThe Powerをリリースして世界的にヒット。って流れですが、正直、曲がミーハー過ぎてどうでもいいかな。(2024/07/06)
V.A./Funky Party ! (1974)
スウィート・ソウルの名曲「Thin Line Between Love and Hate」で有名なNYの男性コーラス・グループTHE PERSUADERSが1974年にリリースした3rdアルバム『Best Thing That Ever Happened To Me』収録。心に染みわたるスウィート・ソウル!
V.A./Hot Menu '73 (1973)
1973年にワーナー/リプリーズ/アトランティックの各レーベルからリリースされたロック、カントリー、フォーク、ソウルをコンパイルしたオムニバス・アルバム。ブレイクビーツを求めてロックも積極的に聴いていこうと決心した大学生だった90年頃に中古レコ屋でゲットしたアルバム。いや~懐かしいね!30年ぶりくらいに聴いたが、当時はその良さがわからなかったロックもきちんと聴けて、しみじみ大人になったな~なんて思いますね。ちなみに当時の値段は980円!2枚組で、安っ!
A1. ALICE COOPER/Elected
アメリカン・ロックの大御所ALICE COOPERが1973年にリリースしたアルバム『Billion Dollar Babies』収録。勢いのあるハードロックだけど、イマイチかな。
A2. SEALS & CROFTS/Summer Breeze
アメリカン・フォーク・ロック・デュオSEALS & CROFTSが1972年にリリースした4thアルバム『Summer Breeze』収録。ISLEY BROTHERS等のカバーで有名な珠玉の名曲!アイズレーのカバーも最高だけど、オリジナルのこの郷愁感もたまらないですね。
A3. THE DOOBIE BROTHERS/Listen To The Music
ウエスト・コースト・ロックの重鎮THE DOOBIE BROTHERSが1972年にリリースした2ndアルバム『Toulouse Street』収録。全米ヒットした爽快感溢れてファンキーな名曲!
A4. GORDON LIGHTFOOT/Beautiful
カナダのシンガーソングライターGORDON LIGHTFOOTが1972年にリリースしたアルバム『Don Quixote』収録。カントリー色濃くて無理…
A5. RY COODER/Dark End Of The Street
スライドギターの父と言われるRY COODERが1972年にリリースしたアルバム『Boomer's Story』収録。1967年のJAMES CARRのカバーで、RYのギターがメインの寂しげなインスト・スロウ。
A6. ARLO GUTHRIE/The City Of The New Orleans
アメリカのフォークシンガーARLO GUTHRIEが1972年にリリースしたアルバム『Hobo's Lullaby』収録。もろカントリーなので無理…
A7. JAMES TAYLOR/You Can Close Your Eyes
シンガーソングライターのJAMES TAYLORが1971年にリリースしたアルバム『Mud Slide Slim and the Blue Horizon』収録。うーん、ちょっとフォーク過ぎて無理かな…
B1. TOWER OF POWER/Down To The Nightclub
サンフランシスコのファンク・バンドTOWER OF POWERが1972年にリリースしたアルバム『Bump City』収録。小気味良いファンキーなリズムに軽快なホーンセクションが最高なファンキー・チューン!
B2. THE GRATEFUL DEAD/Playing In The Band
ウエストコーストを代表するロックバンドTHE GRATEFUL DEADが1971年にリリースしたライブ・アルバム『GRATEFUL DEAD』収録。思いの外、軽いロックで拍子抜けだが、結構好みかな。
B3. THE ALLMAN BROTHERS BAND/Ain't Wastin' Time No More
サザン・ロックの雄THE ALLMAN BROTHERS BANDが1972年にリリースした3rdアルバム『Eat A Peach』収録。南部風情溢れるファンキーなナンバー。
B4. VAN MORRISON/Wild Night
北アイルランドのシンガーソングライターVAN MORRISONが1971年にリリースしたアルバム『Tupelo Honey』収録。聴けるけど、それほど好みじゃないかな…
B5. THE SECTION/Doing The Meatball
ギタリストDANNY KORTCHMARがメンバーのセッション・バンドTHE SECTIONが1972年にリリースしたアルバム『The Section』収録。後に再評価されたグループですね。楽し気で小粋なリズムにMICHAEL BRECKERのサックスが最高なインスト・ナンバー!
B6. MALO/Momotombo
SANTANAの弟JORGE SANTANAをメンバーとしたラテン・ロックバンドMALOが1972年にリリースした2ndアルバム『Dos』収録。熱いラテン・ロックを聴かせてくれますね~
B7. DEEP PURPLE/Black Night
ハードロックの雄DEEP PURPLEが1970年にリリースしたシングル。当時はアルバム未収録だったみたいですが、現在では『In Rock』に収録されていますね。イントロがUCCブラック・無糖のCMでも使われてますね。ブギー調の曲は嫌いだが、これは聴き慣れたせいで、イケますね笑
C1. LED ZEPPELIN/Hey, Hey, What Can I Do
世界的なロックバンドLED ZEPPELINが1970年にリリースしたシングル「Immigrant Song(邦題: 移民の歌)」(ブルーザー・ブロディ!)のB面で、アルバム未収録曲。今ではアルバム『Coda』のボーナスとして収録されてるみたい。カントリー・ロック的な曲だけど、BONZOのタイトなドラムがカッコいいね。
C2. BLACK OAK ARKANSAS/Keep The Faith
ブレイクビーツ「Hot And Nasty」でヒップホップ・フリークには有名なアーカンソーのサザン・ロック・バンドBLACK OAK ARKANSASが1972年にリリースした2ndアルバム『Keep The Faith』収録。ロックンロール・ナンバーだけど、全然好みじゃないね。
C3. DR. JOHN/Stack-A-Lee
ニューオーリンズの名ピアニストDR. JOHNが1972年にリリースしたアルバム『Gumbo』収録。申し訳ないがGumboは全曲聴けない… ほんとダメだ…
C4. SPINNERS/I'll Be Around
フィリー・ソウルを代表するグループSPINNERSが1973年にリリースした3rdアルバム『Spinners』収録。フィリーの敏腕プロデューサーTHOM BELLプロデュースの若さ溢れる名曲!
C5. THE J. GEILS BAND/Homework
ブルースやR&Bに根ざした「アメリカのストーンズ」と評されるJ. GEILS BANDが1972年にリリースしたライブ・アルバム『Full House』収録。1962年のOTIS RUSHのカバーで、ライブバンドの面目躍如な熱い演奏を聴かせてくれますね。
C6. RAMATAM/Wild Like Wine
ジミヘン関係のドラマーMITCH MITCHELLやIRON BUTTERFLYのMIKE PINERAによるロックバンドRAMATAMが1972年にリリースしたデビュー・アルバム『Ramatam』収録。トーキング・モジュレーター(トークボックス)を使った時代を先取りしたファンキー・ロック!いや~このバンド、見過ごしていたな~ 今こそ聴くべきバンドだと思う。早くチェックしなければ!
C7. EMERSON, LAKE & PALMER/Lucky Man
イギリスのプログレッシブ・ロック・バンドEMERSON, LAKE & PALMER(ELP)が1970年にリリースしたデビュー・アルバム『Emerson, Lake & Palmer』収録。全体的にフォークっぽくてイマイチだが、終盤のムーグが近未来的な感じで惹きつけられるかな。
D1. MANASSAS/Colorado
クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング(CSN&Y)で活動していたSTEPHEN STILLS率いる大所帯バンドMANASSASが1972年にリリースしたデビュー・アルバム『Manassas』収録。このアルバムは好きだけど、これはカントリータッチでダメかな…
D2. JONATHAN EDWARDS/Stop And Start It All Again
シンガーソングライターJONATHAN EDWARDSが1972年にリリースしたアルバム『Honky-Tonk Stardust Cowboy』収録。軽快なカントリー・ロックだけど、好みじゃないな…
D3. HUGUES AUFRAY/On N'est Pas Heureux
フレンチ・ポップス界のHUGUES AUFRAYによる曲だが、フレンチはちょっと無理…
D4. JOHN PRINE/Sam Stone
アメリカのカントリー/フォークシンガーJOHN PRINEが1971年にリリースしたデビュー・アルバム『John Prine』収録。うーん、もろカントリーは無理だ…
D5. DANNY O'KEEFE/Good Time Charlie's Got The Blues
カントリー・シンガーDANNY O'KEEFEが1972年にリリースしたアルバム『O'Keefe』収録。これも、もろカントリーで無理…
D6. DONNY HATHAWAY/Little Ghetto Boy
ニュー・ソウルの代表格DONNY HATHAWAYが1972年にリリースした3rdアルバム『Live』収録。パーカッシブなリズムに温もりのあるオルガン等が最高なソウル・ナンバー!
D7. ROBERTA FLACK/The First Time Ever I Saw Your Face
女性ソウル・シンガーROBERTA FLACKが1969年にリリースしたデビュー・アルバム『First Take』収録。弾き語りっぽい感じで、ちょっと無理…
(2024/07/03)
V.A./Starship The De-Lite Superstars (1977)
1977年にDE-LITE RECORDSからリリースされたレーベルのショーケース的なコンピレーション・アルバム。大学生だった1990年頃にこういった古いファンク、R&B系のオムニバスを片っ端から買い漁って聴いて、色んなアーティスト覚えていったな~ これはレーベルのドル箱KOOL & THE GANG中心のセレクトで安心して聴ける好盤ですね。
A1. KOOL & THE GANG/I Want To Take You Higher
偉大なファンク・バンドKOOL & THE GANGが1971年にリリースしたライブ・アルバム『Live At The Sex Machine』収録。もちろんSLY & THE FAMILY STONEのカバーで、本家にもひけをとらない熱くファンキーな演奏を聴かせてくれるね!
A2. THE KAY-GEES/You've Got To Keep On Bumpin'
KOOL & THE GANGの弟分グループTHE KAY-GEESが1974年にリリースしたデビュー・アルバム『Keep On Bumpin' & Masterplan』収録。兄貴分に負けず劣らずホーンやクラビネットを効かした熱いファンキー・チューン!
A3. CROWN HEIGHTS AFFAIR/Dreaming A Dream (Disco)
ブルックリンのファンク・バンドCROWN HEIGHTS AFFAIRが1975年にリリースした2ndアルバム『Dreaming A Dream』収録。都会的な軽快なディスコ・ナンバー。
A4. GENYA RAVAN/Feel The Need In Me
アメリカのロックバンドTEN WHEEL DRIVEと活動していたポーランド人女性シンガーが1975年にDE-LITE RECORDSからリリースしたシングル。ポップなディスコって感じでイマイチかな。
A5. CROWN HEIGHTS AFFAIR/Foxy Lady
2ndアルバム『Dreaming A Dream』収録。軽快なディスコ・ナンバーだけど、イマイチかな。SIMON HARRIS/Sexy Ladyでサンプリング。
B1. FRANKIE AVALON/Venus
白人シンガーFRANKIE AVALONが50年代にヒットさせた曲を1976年にディスコ・カバーしてリリース。うーん、ただのポップ・ディスコだね。うん、パス。
B2. STREET PEOPLE/Never Get Enough Of Your Love
男性5人組STREET PEOPLEが1976年にリリースした唯一のアルバム『Street People』収録。これも軽~いディスコで、イマイチだな。
B3. BENNY TROY/I Wanna Give You Tomorrow
白人シンガーBENNY TROYが1976年にリリースしたアルバム『Tearin' Me To Pieces』収録。ノーザン・ソウルと言われているみたいだけど、うーん、ただのディスコだなこりゃ。
B4. KOOL & THE GANG/Summer Madness
KOOL & THE GANGが1974年にリリースした7thアルバム『Light Of Worlds』収録。永遠のメロウ・クラシック!インストながら、このメロウネス、鳥肌立ちますね~ RODNEY O AND JOE COOLEY/Give Me the Mic、MELLOW MAN ACE/If You Were Mine、GANG STARR/DJ Premier in Deep Concentration、DJ JAZZY JEFF & THE FRESH PRINCE/Summertime、POWERULE/5 Minutes 2 Showtime、SNOOP DOGG/Doggy Dogg World、ATT WILL/Another Day in Compton、ICE CUBE/You Know How We Do It等々、数多のアーティストがサンプリング。
C1. CROWN HEIGHTS AFFAIR/Every Beat Of My Heart
2ndアルバム『Dreaming A Dream』収録。うーん、普通の軽いディスコ。パス。
C2. THE KAY-GEES/Get Down
兄貴分に負けじと熱いファンクを聴かせてくれる!DR. DRE/A Nigga Witta Gun、ROBBIE B AND DJ JAZZ/Get Hip to the Real Thingでサンプリング。
C3. KOOL & THE GANG/Jungle Jazz
KOOL & THE GANGが1975年にリリースしたアルバム8th『Spirit of the Boogie』収録。自身の大ヒット曲「Jungle Boogie」の続編で、問答無用のファンク・クラシック!特にイントロの重いドラムが最高!COLDCUT/Say Kids What Time Is It?、ICE-T/Somebody Gotta Do It (Pimpin' Ain't Easy!!!)、MANTRONIX/King of the Beats、THE COLD CRUSH BROTHERS/Cold Crush、NILE KINGS/Listen to the Light、JAZ/Boost Up the Family、BOO-YAA T.R.I.B.E./Rated R、BRAND NUBIAN/Drop the Bomb、JADE/Don't Walk Away(名曲!)等々、数多のアーティストがサンプリング。
C4. RHYTHM MAKERS/Zone
後のG.Q.となるファンク・グループRHYTHM MAKERSが1976年にリリースしたアルバム『Soul On Your Side』収録。ファンキーなエレピが最高なディスコ・ファンク!
D1. KOOL & THE GANG/More Funky Stuff
KOOL & THE GANGが1973年にリリースした6thアルバム『Wild and Peaceful』収録。大ヒット曲「Funky Stuff」の続編で、イントロのホイッスルから引き続き放たれる強烈なブラス・セクションがとにかく最高にファンキーなクラシック!MC SHAN/Words of a Freestyle、K-9 POSSE/No Stoppin or Standin Between the Rhyme、KWAME/The Mic Is Mine、ROBBIE B AND DJ JAZZ/Comin' Correct、MONIE LOVE/Work It Out、N2DEEP/V-Town等でサンプリング。
D2. KOOL & THE GANG/Cosmic Energy
KOOL & THE GANGが1976年にリリースした9thアルバム『Love & Understanding』収録。KOOL & THE GANGらしいドライブ感あふれるジャングル・ファンク!BIG DADDY KANE/Nuff Respectでサンプリング。
D3. CROWN HEIGHTS AFFAIR/I Am Me
2ndアルバム『Dreaming A Dream』収録。四つ打ちドラムのガラージュ感のあるディスコ・ナンバー。
D4. CROWN HEIGHTS AFFAIR/Na Na Hey Hey
2ndアルバム『Dreaming A Dream』収録。BPM早めのディスコ・ブギー。まずまずかな。
D5. SHELLY BLACK/Free And Red Hot
フィラデルフィアの女性シンガーSHELLY BLACKが1976年にリリースしたシングル。小気味良いリズムの高揚感溢れるフリーソウル的なナンバー。
(2024/06/29)
V.A./Funky Reggae Crew (1989)
1989年にメジャーのワーナーからリリースされたヒップホップmeetsレゲエのコンセプト・アルバム。当時はBDP(KRS-ONE)やQUEEN LATIFAHあたりが積極的にレゲエを取り入れていて、その流れからのリリースだった記憶がありますね。当時の印象だともっとヒップホップ寄りだと思っていたけど、今聴くとむしろレゲエ寄りだね。かといって本場のダンスホール・スタイルではないけど。しかし、レゲエ勢が無名過ぎないか笑 MIKEY DREADとLADY LEVIしか知らない… NYやロンドンの中堅もいると思うけど、もう少し知名度のあるやついなかったのかな。QUEEN LATIFAHのデビュー・アルバム『All Hail the Queen』からの再録で、DADDY-O制作で、MILES DAVISのレゲエ・ナンバー「Don't Lose Your Mind」をサンプリングした暗めながら郷愁感も溢れるダブ・テイストのヒップホップ・レゲエA1. QUEEN LATIFAH AND DADDY-O/The Pros、DREAD FLIMSTONEプロデュースで、OHIO PLAYERS/Painを隠し味に使った寂しげなメロディのレゲエA2. PAPPA YAIE/What's Gone Wrong、KRS ONE & SIDNEY MILLSが手掛けた明るくて朗らかなトラックに独特なダミ声で歌うA3. MIKEY DREAD/The Source (Of Your Divorce)、DANNY "BAD BULL" HOLLOWAY制作のノリの良いダンスホール・トラックに甲高い声でDJスタイルを披露するA4. SATTA BLUE/Cruise Control、MATTHEW ROBINSON & STEPHEN BRAYが手掛けたルーツ・レゲエをアップデートしたような寂しげなトラック上でDJするB3. PAPPA JUGGY/Educate Yourself、MATTHEW ROBINSON制作のファンク色濃いトラック上でラップやDJを披露するB5. DADDY MATTHEW/Free Mandelaがお気に入り。(2024/06/22)