
AHMAD JAMAL/Genetic Walk (1980)
DONNA SUMMER/Love To Love You Baby (1975)
DENNIS DeYOUNG/Desert Moon (1984)

「ドモ アリガト ミスター ロボット」のフレーズで有名なSTYXのボーカルDENNIS DeYOUNGが1984年にリリースしたソロ・デビュー・アルバム。ヒットしたバラードの「Deseret Moon」が有名ですが、自分にとっては「Don't Wait For Heroes」なんですよね。寝坊してオーディションに遅れてチャンスを逃すものの、ジャーマネのコネを使ってライブに大物プロデューサーを呼び、歌と演奏でチャンスをものにするという、寝坊した責任はスルーなん!?って思ったりもするMVがなんか脳裏にこびりついているんですよね笑 お気に入りは、第2段シングルだが、全米83位と若干奮わなかったものの、スカッと突き抜けたトラックにハイトーン・ボイスがカッコいいアメリカン・ロック1. Don't Wait For Heroes、コミカルな雰囲気でドライブ感溢れるロック3. Boys Will Be Boys、1stシングルで、全米10位を記録した染み渡るバラード5. Desert Moon、STEELY DANを意識したであろう(コーラスなんか特に!)小粋なサウンドを聴かせる6. Suspicious、心温まるミディアム・ナンバー8. Dear Darling (I'll Be There)。(2025/11/01)
STETSASONIC/Blood, Sweat & No Tears (1991)
NYブルックリンの伝説的なヒップホップ・グループSTETSASONICが1991年にTOMMY BOY RECORDSからリリースした3rdアルバムにしてラスト・アルバム。STETは1stの頃からリアルタイムで聴いてるけど、聴いた回数でいうと2nd〉1st〉3rdで、このアルバムが一番少ないんですよね。なんか爆発力が足りないというか…、それでも充実作には間違いなく、特にMUROもカバーした、KOOL & THE GANG/Chocolate Buttermilkに生ドラムやスクラッチを合わせた大人気のインスト・ヒップホップ・クラシック1. The Hip Hop Band、BOBBY SIMMONS制作でOTIS REDDING/Tramp、SLY & THE FAMILY STONE/Adviceネタの土臭いファンキー・チューン2. No B.S. Allowed、PRINCE PAULが手掛けたJAMES BROWN/Funky President (People It's Bad)、WHISTLE/(Nothing Serious) Just Buggin'使いのニュースクールな佳曲3. Uda Man、シングルカットされた、BOBBY SIMMONSプロデュースのGEORGE CLINTON/Atomic Dog、BOBBY NUNN/She's Just a Groupie、JAMES BROWN/Soul PowerネタのモロP印のご機嫌なファンク・ラップ4. Speaking Of A Girl Named Suzy、DADDY-OとD.B.C.制作のRUFUS THOMAS/The Breakdown (Live)使いのタイトなファンク・ヒップホップ5. Gyrlz、PRINCE PAULが手掛けたMELVIN BLISS/Synthetic Substitution、KOOL & THE GANG/N.T.ネタの渋いファンキー・チューン6. Blood, Sweat & No Tears、DADDY-OとALVIN MOONEYプロデュースのTHE BLACKBYRDS/Do It, Fluid、VAN McCOY/Party、KOOL & THE GANG/N.T.、MAHAVISHNU ORCHESTRA/Planetary Citizen、THE ISLEY BROTHERS/Take Me to the Next Phase使いのタイトルどおり楽しげなパーティー・ナンバー7. So Let the Fun Begin、BOBBY SIMMONS制作でRALPH MaCDONALD/Jam On The Grooveネタの1stの名曲のアップデート・バージョン8. Go Brooklyn 3、BOBBY SIMMONSとDADDY-Oが手掛けたLOVE UNLIMITED/Walking In The Rain With The One I Loveネタのソウルフルなメロウ・ミディアム9. Walkin' In The Rain、DADDY-OとD.B.C.制作のJAMES BROWN/Can I Get Some Help使いのハードなトラックに女性コーラスが絡む11. Ghetto Is The World、D.B.C.が手掛けた疾走感のあるファンキー・チューン14. Heaven Help The M.F.'s、デビュー・アルバム収録曲でUKのNORMAN COOKがリミックスしたSPECIAL AKA/Nelson Mandelaネタの小気味良い17. Free South Africa (The Remix)がお気に入り。欲を言えば「Speaking Of A Girl Named Suzy」の12インチ・シングルに収録されているSYL JOHNSON/The Love You Left Behindネタのアーシーなファンキー・チューン「Anytime, Anyplace」も入れて欲しかったな。あと、なにやらカセットにはCD未収録の「To Whom It May Concern」、「Corporate America」、「Do You Remember This?」があるみたいですね。これもいつかは聴いてみたいね。(2024/10/25)
MALCOLM McLAREN/Duck Rock (1983)
イギリスのファッションデザイナー、ミュージシャン、起業家、そしてSEX PISTOLSやBOW WOW WOWの仕掛人として有名なMALCOLM McLARENが1983年にリリースした1stアルバム。プロデュースは、THE BUGGLESでの活動、ZTT RECORDSの設立者としても知られる名プロデューサーTREVOR HORNとMALCOLM自身。THOMAS DOLBYはキーボードでも参加。80年代後半の学生の頃、HERBIE HANCOCK/Rockitと双璧をなすヒップホップの元祖みたいなことが雑誌に書かれていたことから、中古レコ屋で購入。期待に胸を膨らませてワクワクして聴いたら、純粋なヒップホップはわずか2曲だけで、残りは意味不明なワールドミュージックで「なんじゃこりゃ!?」って思った苦い思い出がありますね(苦笑)しかしながら、「Buffalo Gals」と「World's Famous」は紛れもないクラシック。それと曲と曲の間のWORLD'S FAMOUS SUPREME TEAMのラジオDJなしゃべりとスクラッチもヒップホップ感出していて、これだけでも購入した価値はあったかな。できれば、ウェッサイ物の定番ネタ化している「Hobo (Scratch)」も収録してほしかった!
TOO KOOL POSSE/Give 'Em A Sample (1988)
T LA ROCK/Flow With The New Style (1988)
GRANDMASTER FLASH/The Source (1986)
伝説のDJ、GRANDMASTER FLASHがグループ名義で1986年にリリースしたアルバム。プロデュースは、GRANDMASTER FLASHとVINCENT CASTELLANO、ドラムプログラミングは、GRANDMASTER FLASH、RAHIEM、GUY VAUGHN。メンバーは、GRANDMASTER FLASH(DJ)、THE KIDD CREOLE(MC、ボーカル)、RAHIEM(MC、ボーカル)、LA VON(MC、ボーカル、ベース)、BROADWAY(MC)、LARRY LOVE(ダンサー)、SHAME(MC、DJアシスタント)。当時、FMラジオでAFRIKA BAMBAATAA/Bambaataa's Theme (Assault on Precinct13)と「Style (Peter Gunn Theme)」がミックスされていて、そのカッコ良さにかなり衝撃を受けましたね!それからアルバムを購入すると、「あれ?なんか違う…」って思っちゃったんですね。もちろん「Style (Peter Gunn Theme)」と「Freelance」は最高なんだけど、当時人気だったRUN-D.M.C.、BEASTIE BOYS、PUBLIC ENEMYと比べるとハードさに欠けているように感じたんですが…、20数年ぶりに聴き直してみると全然悪くないですね。
SIMON HARRIS/Bass ! (1989)
DEREK B、ASHER D & DADDY FREDDYなどを手掛けたUKのDJ/プロデューサーSIMON HARRISが1989年にFFRR RECORDSからリリースしたアルバム。当時はNYのTODD TERRY、UKのSIMON HARRISとハウス、エレクトロ界の二大巨頭みたいな扱いでしたね。DJミックス的なフリースタイルBass (How Low Can You Go?)のヒットで話題になった後に満を持してのアルバムリリースでしたが、聴いてみるとストリート感に欠けるというか、どこか薄っぺらい感じなんですよね。(たぶんハウス的な曲が好みではないからかな) TODD TERRYの二番煎じ的なサウンド(実際にネタもかぶっている)もそう感じさせた要因かもしれませんね。それでもP.E.のTHE BOMB SQUAD(ERIC SADLER、WIZZARD K.G.)、PROFESSOR GRIFF)がリミックスを手掛けたエレクトロビーツにCHUCK Dの「Bass (How Low Can You Go?)」の声ネタ、RUN-D.M.C./Here We Go (Live at the Funhouse)、MIKEY DREAD/Industrial Spy & Mikey Dread in Action、GEORGE KRANZ/Din Daa Daa (Trommeltanz)、INCREDIBLE BONGO BAND/Bongo Rock、JAMES BROWN/Funky Drummer、FORCE M.D.'S/Itchin' for a Scratch、BEATMASTER/Lipservice、SWEET TEE/It's My Beat、G.L.O.B.E. & WHIZ KID/Play That Beat Mr. D.J.、DJ GRAND WIZARD THEODORE AND THE FANTASTIC FIVE/Fantastic Freaks at the Dixie、SALT-N-PEPA/My Mike Sounds Nice、BESIDE/Change the Beat (Female Version)などの手番ネタをぶち込んだハイパーなDJミックス・クラシックA2. Bass (How Low Can You Go?) - Bomb The House Mix、強めの四つ打ちビートにCROWN HEIGHTS AFFAIR/Foxy Ladyを合わせ、そこにTHE BIG DIPPERのISAAC HAYESばりの低音ボイスの語りラップ(ちょっとダサいが)をのせたA4. Sexy Lady、多分ネタ使いのアフロ・ファンキーなビートにBOB JAMES/Mardi Grasなどを合わせたファンキーなトラックにMC DUKEがもっさりとしたラップをかますA6. Run 4 Cover、裏打ちのダンスホール・レゲエ・ビートなのが残念だがMELVIN BLISS/Synthetic Substitution、SYL JOHNSON/Different Strokes、JOHN DAVIS AND THE MONSTER ORCHESTRA/I Can't Stop使いのトラックにASHER D & DADDY FREDDYがラガマフィン・ラップをぶち込むB1. London's Finest、JAMES BROWN/Funky Drummerのビートにもの哀しげなピアノを合わせたALYSON WILLIAMS/Sleep Talkを意識したであろうR&Bトラック上でLEVI NEWMANが歌うB8. Feelは気に入ってます。(2025/10/04)













