V.A./Hot Menu '73 (1973)
1973年にワーナー/リプリーズ/アトランティックの各レーベルからリリースされたロック、カントリー、フォーク、ソウルをコンパイルしたオムニバス・アルバム。ブレイクビーツを求めてロックも積極的に聴いていこうと決心した大学生だった90年頃に中古レコ屋でゲットしたアルバム。いや~懐かしいね!30年ぶりくらいに聴いたが、当時はその良さがわからなかったロックもきちんと聴けて、しみじみ大人になったな~なんて思いますね。ちなみに当時の値段は980円!2枚組で、安っ!
A1. ALICE COOPER/Elected
アメリカン・ロックの大御所ALICE COOPERが1973年にリリースしたアルバム『Billion Dollar Babies』収録。勢いのあるハードロックだけど、イマイチかな。
A2. SEALS & CROFTS/Summer Breeze
アメリカン・フォーク・ロック・デュオSEALS & CROFTSが1972年にリリースした4thアルバム『Summer Breeze』収録。ISLEY BROTHERS等のカバーで有名な珠玉の名曲!アイズレーのカバーも最高だけど、オリジナルのこの郷愁感もたまらないですね。
A3. THE DOOBIE BROTHERS/Listen To The Music
ウエスト・コースト・ロックの重鎮THE DOOBIE BROTHERSが1972年にリリースした2ndアルバム『Toulouse Street』収録。全米ヒットした爽快感溢れてファンキーな名曲!
A4. GORDON LIGHTFOOT/Beautiful
カナダのシンガーソングライターGORDON LIGHTFOOTが1972年にリリースしたアルバム『Don Quixote』収録。カントリー色濃くて無理…
A5. RY COODER/Dark End Of The Street
スライドギターの父と言われるRY COODERが1972年にリリースしたアルバム『Boomer's Story』収録。1967年のJAMES CARRのカバーで、RYのギターがメインの寂しげなインスト・スロウ。
A6. ARLO GUTHRIE/The City Of The New Orleans
アメリカのフォークシンガーARLO GUTHRIEが1972年にリリースしたアルバム『Hobo's Lullaby』収録。もろカントリーなので無理…
A7. JAMES TAYLOR/You Can Close Your Eyes
シンガーソングライターのJAMES TAYLORが1971年にリリースしたアルバム『Mud Slide Slim and the Blue Horizon』収録。うーん、ちょっとフォーク過ぎて無理かな…
B1. TOWER OF POWER/Down To The Nightclub
サンフランシスコのファンク・バンドTOWER OF POWERが1972年にリリースしたアルバム『Bump City』収録。小気味良いファンキーなリズムに軽快なホーンセクションが最高なファンキー・チューン!
B2. THE GRATEFUL DEAD/Playing In The Band
ウエストコーストを代表するロックバンドTHE GRATEFUL DEADが1971年にリリースしたライブ・アルバム『GRATEFUL DEAD』収録。思いの外、軽いロックで拍子抜けだが、結構好みかな。
B3. THE ALLMAN BROTHERS BAND/Ain't Wastin' Time No More
サザン・ロックの雄THE ALLMAN BROTHERS BANDが1972年にリリースした3rdアルバム『Eat A Peach』収録。南部風情溢れるファンキーなナンバー。
B4. VAN MORRISON/Wild Night
北アイルランドのシンガーソングライターVAN MORRISONが1971年にリリースしたアルバム『Tupelo Honey』収録。聴けるけど、それほど好みじゃないかな…
B5. THE SECTION/Doing The Meatball
ギタリストDANNY KORTCHMARがメンバーのセッション・バンドTHE SECTIONが1972年にリリースしたアルバム『The Section』収録。後に再評価されたグループですね。楽し気で小粋なリズムにMICHAEL BRECKERのサックスが最高なインスト・ナンバー!
B6. MALO/Momotombo
SANTANAの弟JORGE SANTANAをメンバーとしたラテン・ロックバンドMALOが1972年にリリースした2ndアルバム『Dos』収録。熱いラテン・ロックを聴かせてくれますね~
B7. DEEP PURPLE/Black Night
ハードロックの雄DEEP PURPLEが1970年にリリースしたシングル。当時はアルバム未収録だったみたいですが、現在では『In Rock』に収録されていますね。イントロがUCCブラック・無糖のCMでも使われてますね。ブギー調の曲は嫌いだが、これは聴き慣れたせいで、イケますね笑
C1. LED ZEPPELIN/Hey, Hey, What Can I Do
世界的なロックバンドLED ZEPPELINが1970年にリリースしたシングル「Immigrant Song(邦題: 移民の歌)」(ブルーザー・ブロディ!)のB面で、アルバム未収録曲。今ではアルバム『Coda』のボーナスとして収録されてるみたい。カントリー・ロック的な曲だけど、BONZOのタイトなドラムがカッコいいね。
C2. BLACK OAK ARKANSAS/Keep The Faith
ブレイクビーツ「Hot And Nasty」でヒップホップ・フリークには有名なアーカンソーのサザン・ロック・バンドBLACK OAK ARKANSASが1972年にリリースした2ndアルバム『Keep The Faith』収録。ロックンロール・ナンバーだけど、全然好みじゃないね。
C3. DR. JOHN/Stack-A-Lee
ニューオーリンズの名ピアニストDR. JOHNが1972年にリリースしたアルバム『Gumbo』収録。申し訳ないがGumboは全曲聴けない… ほんとダメだ…
C4. SPINNERS/I'll Be Around
フィリー・ソウルを代表するグループSPINNERSが1973年にリリースした3rdアルバム『Spinners』収録。フィリーの敏腕プロデューサーTHOM BELLプロデュースの若さ溢れる名曲!
C5. THE J. GEILS BAND/Homework
ブルースやR&Bに根ざした「アメリカのストーンズ」と評されるJ. GEILS BANDが1972年にリリースしたライブ・アルバム『Full House』収録。1962年のOTIS RUSHのカバーで、ライブバンドの面目躍如な熱い演奏を聴かせてくれますね。
C6. RAMATAM/Wild Like Wine
ジミヘン関係のドラマーMITCH MITCHELLやIRON BUTTERFLYのMIKE PINERAによるロックバンドRAMATAMが1972年にリリースしたデビュー・アルバム『Ramatam』収録。トーキング・モジュレーター(トークボックス)を使った時代を先取りしたファンキー・ロック!いや~このバンド、見過ごしていたな~ 今こそ聴くべきバンドだと思う。早くチェックしなければ!
C7. EMERSON, LAKE & PALMER/Lucky Man
イギリスのプログレッシブ・ロック・バンドEMERSON, LAKE & PALMER(ELP)が1970年にリリースしたデビュー・アルバム『Emerson, Lake & Palmer』収録。全体的にフォークっぽくてイマイチだが、終盤のムーグが近未来的な感じで惹きつけられるかな。
D1. MANASSAS/Colorado
クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング(CSN&Y)で活動していたSTEPHEN STILLS率いる大所帯バンドMANASSASが1972年にリリースしたデビュー・アルバム『Manassas』収録。このアルバムは好きだけど、これはカントリータッチでダメかな…
D2. JONATHAN EDWARDS/Stop And Start It All Again
シンガーソングライターJONATHAN EDWARDSが1972年にリリースしたアルバム『Honky-Tonk Stardust Cowboy』収録。軽快なカントリー・ロックだけど、好みじゃないな…
D3. HUGUES AUFRAY/On N'est Pas Heureux
フレンチ・ポップス界のHUGUES AUFRAYによる曲だが、フレンチはちょっと無理…
D4. JOHN PRINE/Sam Stone
アメリカのカントリー/フォークシンガーJOHN PRINEが1971年にリリースしたデビュー・アルバム『John Prine』収録。うーん、もろカントリーは無理だ…
D5. DANNY O'KEEFE/Good Time Charlie's Got The Blues
カントリー・シンガーDANNY O'KEEFEが1972年にリリースしたアルバム『O'Keefe』収録。これも、もろカントリーで無理…
D6. DONNY HATHAWAY/Little Ghetto Boy
ニュー・ソウルの代表格DONNY HATHAWAYが1972年にリリースした3rdアルバム『Live』収録。パーカッシブなリズムに温もりのあるオルガン等が最高なソウル・ナンバー!
D7. ROBERTA FLACK/The First Time Ever I Saw Your Face
女性ソウル・シンガーROBERTA FLACKが1969年にリリースしたデビュー・アルバム『First Take』収録。弾き語りっぽい感じで、ちょっと無理…
(2024/07/03)
