V.A./Funky Reggae Crew (1989) | OLD 2 DA NEW SCHOOL

V.A./Funky Reggae Crew (1989)

V.A./Funky Reggae Crew (Strictly Hip-Hop Reggae Fusion) (1989)

1989年にメジャーのワーナーからリリースされたヒップホップmeetsレゲエのコンセプト・アルバム。当時はBDP(KRS-ONE)やQUEEN LATIFAHあたりが積極的にレゲエを取り入れていて、その流れからのリリースだった記憶がありますね。当時の印象だともっとヒップホップ寄りだと思っていたけど、今聴くとむしろレゲエ寄りだね。かといって本場のダンスホール・スタイルではないけど。しかし、レゲエ勢が無名過ぎないか笑 MIKEY DREADとLADY LEVIしか知らない… NYやロンドンの中堅もいると思うけど、もう少し知名度のあるやついなかったのかな。QUEEN LATIFAHのデビュー・アルバム『All Hail the Queen』からの再録で、DADDY-O制作で、MILES DAVISのレゲエ・ナンバー「Don't Lose Your Mind」をサンプリングした暗めながら郷愁感も溢れるダブ・テイストのヒップホップ・レゲエA1. QUEEN LATIFAH AND DADDY-O/The Pros、DREAD FLIMSTONEプロデュースで、OHIO PLAYERS/Painを隠し味に使った寂しげなメロディのレゲエA2. PAPPA YAIE/What's Gone Wrong、KRS ONE & SIDNEY MILLSが手掛けた明るくて朗らかなトラックに独特なダミ声で歌うA3. MIKEY DREAD/The Source (Of Your Divorce)、DANNY "BAD BULL" HOLLOWAY制作のノリの良いダンスホール・トラックに甲高い声でDJスタイルを披露するA4. SATTA BLUE/Cruise Control、MATTHEW ROBINSON & STEPHEN BRAYが手掛けたルーツ・レゲエをアップデートしたような寂しげなトラック上でDJするB3. PAPPA JUGGY/Educate Yourself、MATTHEW ROBINSON制作のファンク色濃いトラック上でラップやDJを披露するB5. DADDY MATTHEW/Free Mandelaがお気に入り。(2024/06/22)