2024年11月30日
延川和治
サードキャリアへの踏み出しは、今までのファースト、セカンドキャリアのその時とは
大きく違うという理解と意識が必要なのではないでしょうか?
ご自身は、これから何を求めて、サードキャリアを展開されますか?
もし世の中の為になることをやりたいと思われるとき、そもそもその対象となる現実の「世の中」をしっかりと把握されておられますか?
ご自身が理解されている「世の中」が現実と違っていることはありませんか?
現在の、そしてこれからの「世の中」を理解する接点は、以前より広くされていますか?
理解しようとするエネルギーが、以前より少なくなっていることはありませんか?
たとえ思いと違う「世の中」でも、思われていることを実現できますか?
セカンドキャリアの分野の延長のサードキャリアを進まれようとする場合、このギャップは少ないかも知れません。
しからば、この方向でサードキャリアを考えますか?
もしこれからのサードキャリアは、今までと違い、自分の満足を得ることをやるキャリアとしたいと思われるとき、それを成し遂げる時間と体力と経済力に確信・自信がありますか?
いまでも日々体力の衰え、対応のスピードが遅くなっていることに、気がついておられるのではないでしょうか? これから更に衰え、遅くなっていっても、大丈夫ですか?
「面倒だから明日にしよう」の毎日になりませんか?
実績を積み上げてこられた今までと違い、年齢を重ねられているご自身に対して、ご自身を見る目、理解する態度が以前とは違う「今」の世の中で、ご自身は何を求めるサードキャリアとされますか?
世の中・周囲の方々の笑顔ですか?
ご自身の満足感ですか?
それとも日々毎日の充実感ですか?
ご家族も含めた健康状態やご自身の体力への心配、記憶力・処理力やそのスピードの衰え、そして経済力の変化など、御自分をとりまくサードキャリア遂行環境は、ファースト、セカンドのそれらとは大きく異なるのではないでしょうか。
ここまでいろいろな経験もされ、いろいろな結果を残され、ご自身に自信を持っておられる皆様と存じますが、このいままでとは違う感覚に基づき、これからの御自身が何をサードキャリアに求められるのかを決められ、そのサードキャリアに挑戦されようとされることが、必要になっているのではないかと思います。
これからの日々の充実に、是非ご自身で、今までと違う自己や環境を理解され、求めるものに向かい、サードキャリアをお進みになられることを、期待させて頂きたく思います。
以上