2024年11月2日
延川和治
文部科学省の統計によれば、40 歳代後半からは,男女ともに著しく体力水準が低下する傾向を示し,65 歳から79歳でも,男女とも加齢に伴いほぼ直線的に低下する傾向を示しているとのこと、御自分の感覚のなかにも、体力の衰えを感じながらも、40歳代以降も頑張り続け、65歳を経てガクッと足腰の弱さを始め、体力が急激に落ちた感覚をもちながらも、更に頑張っておられる方も多くいらっしゃると思います。
この体力が衰えていくことには逆らわず、これを受入ながら、ご自身のやり甲斐、経済的な面、孤独感の一掃、または健康のためにと、サードキャリアを頑張っておられる方も多いことと思います。 素晴らしいと思います。
一方、この頑張っておられるサードキャリアの方々を、苦しい状況に落ち込ませてしまうのが、ご家族、奥様やご両親の健康問題、あるいは介護と思います。
これが発生してしまうと、目を背けることができない、逃げることができないと思います。
病状にもより、介護度合いにもよりますが、精神的、体力的、経済的にも負担が大きく、誠に大変と思います。
ご自宅で療養されるのか、入院されるのか、介護施設に入られるのか、ご本人のご希望もあると思います。 そのご希望が叶えられる病状なのか、ご希望に沿えないときその説得もあります。 また、先生や介護士に来て頂けるのか、介護施設はどこがいいのか、費用はどうなのか、いろいろ検討され、ベストを掴もうとすることになると思います。
入院・施設に入られたら入られたで、遠く家からの心配は大きく、あるいは付き添い、または面会時間の制限等での時間的制約も発生します。
こちらも頑張って働いているだけではなくなってきます。
せっかくご自身のやりがいの為、収入のため、コミュニティ、健康のためにと思われて頑張っておられていることが、突然一気に遠のいてしまいます。
でも、これはもう「受け入れざるを得ない」しかないのではないでしょうか。
第三者に全てお任せすることは、やはりできないのではないでしょうか。
どれだけの時間や体力を療養・介護に費やすことになるのかも、判らないと思います。
病気や症状の進行具合も一定でなく、突然の変化があれこれ出てくると思われます。
けれど、ご自身のサードキャリアを全うされようと思われるのであれば、この状況を受入れ、一方ご自身のキャリアをギブアップはせず、当面は介護やケアに全力投球をされるも、その中にあっても、ご自身のキャリアを進められる範囲で進めるべく、働く場所、時間、内容など工夫されていくことが大事なのではないかと思いますがいかがでしょうか。
大きなご心痛のなかで、大変なことと思いますが。
以上