サードキャリアにおける立ち位置の不安定さに困惑
2024年12月30日 大圖健弘
冒頭から私事で申し訳ないが、筆者は現在キャリアにおける立ち位置の不安定さに困惑している。会社においては新参者で、特に役職がないため、「役職者からの指示指導を受けながら仕事をこなす」ことを基本にすることを考えていた。しかし、役職者たる社員がなかなか動かない。結局、こちらがリードしなければものが進まないし、若い役職者が頼りない。ということになり、「そもそもプロジェクトを率先してやっていくのかなー」と考えざるを得ないところになってしまう。かと言って、責任を持つ地位にいるわけでもないのでなかなかリーダーとしては動くことはできない。
セカンドキャリアまでの中ではそれなりの役職につくことができ、立ち位置も明確であったのに、年齢を重ねたこともあり、会社におけるが立ち位置がえらい不安定になってきている。
一方、趣味で入った歌のサークルでも自分の立ち位置に少し、戸惑いがある。これは筆者がこの団体の中で最年少であることに起因している。加えて新しく入団する人もあまりなく、諸先輩方ばかりなのだが、そうだといって遠慮をしていると、先輩方から、「自分たちは年寄りなので運営についてもよろしく」といわれる。こちらはこちらで、若造として行動すべきか、主体的に動くべきか不安定な位置づけに困惑することが重なってきている。
サードキャリアの世界に入ると、こうしたことが増えてくるのではないかと思う。知識や能力で見るとまだまだ問題がないが、当該組織内での経験が少なく、その中でどのように行動すべきかわかりづらかったり、それなりの地位になく何となく自分の役割をどのようにしていったらいいか判断がつかなかったりする場合などである。読者の方にもこうした経験をお持ちの方がいらっしゃるかもしれない。こうした問題に如何に立ち向かうか、これについて筆者は、まだ確たる答えを持っていない。しかし、なんとなく若い人に対しても、諸先輩方にもあまり遠慮をせず、自己のできる範囲の中で積極的に立ち向かい行動すべきなのかなと考え始めている。
若い人たちには自己の経験をうまく伝えることによって、円滑に仕事が進むようにサポートし、諸先輩方には諸先輩方の経験や意見を伺いながら、行動は任せてもらうなど、気を使うがなるべく円滑に物事が進むように積極的に立ちふるまっていくことが重要なことなのかなと思い始めている。
どのようにしたら、不安定な位置づけの中で最適な解があるのか、もしご存じの方がいらっしゃれば伺ってみたいものである。
今年一年、拙い文にお付き合いいただいた読者の方には感謝の言葉もない。来年も是非よろしくお願いいたしたい。
以 上