不登校の子どもについて一般的によく使われる表現に
愛情のコップが空になった
というものがあります。
聞いたことのある方も多いかもしれません。
これは
心が疲れちゃった充電切れのような状態のことですね。
不登校改善のためには、
その心のコップを愛情でいっぱいにするということが
緊急課題となります。
具体的にどうすればいいかというと、
・甘えを受け入れる
・勇気づける
などいろいろあるのですが、
まずは、
お母さんの心のコップをしっかり満たすということです。
子どもの心のコップに水(愛)を満たそうと思うと
お母さんが持っているコップの水(愛)を分け与えようとします。
・気分転換に連れ出したり
・ころころ変わる子どもの気分に寄り添ったり
・抱きしめたり
子どものためならいくらでもやろう!
そう思っていたのにいつの間にか
そんな毎日が苦しくなってしまって
子どもの心のケアどころじゃなくなってしまうことも・・・。
お母さんは
子どもに愛情を注ぐことに一所懸命にあるあまり
自分のコップに水(愛)を補充することを忘れてしまうのです。
=============
自分が持っていないものは、
人にもあげられない。
=============
子どもにお水(愛)をあげたら
自分の分もしっかり補充しないといけません。
とはいえ、
自分のコップってどうやって満たすの?
そうですね。
自分のコップを満たす方法は人それぞれで違います。
あなたの心が喜ぶことをするのです。
・1人で夢中になって手芸をする
・運動をする
・ご主人と思いを共有する
・自分が子どもにちやほやしてる分、
ご主人からちやほやしてもらう
・友だちと遊びに行く
・美味しいものを食べる
・パワースポットに行く
子どもが家にいるからと言って
あなたまで一緒に家に閉じこもる必要はありません。
あなたが好きなことをして
自分の心のコップを満たしておくことが
子どもをサポートするためになによりも大切なことなのです。
不登校の子どものために仕事を辞めるお母さんもいますが
それは最後の手段。
フルタイムで子どもに寄り添うのが大変だったら
しばらく時短勤務にするとか
休職するとか
できれば仕事を辞めないですむ工夫をしてください。
(もちろん職場の環境によっては
退職したほうが早い場合もあります)
あなたの心が満たされれば、
不登校の子どもにも
ほかの家族にも
しっかりと伝わって行くものです。
これをシャンパンタワーの法則とも言います。
1番上のあなたのコップから水(愛)があふれたら
自然に下の方に水(愛)が流れて行くのです。
不登校は悲しい出来事ではありません。
出口のない問題でもありません。
家族の絆や、
お母さん、お父さんの心を整え
子どもたちにもっと深い愛を注ぐ環境を作ることができます。
家族の基盤を整えるための
ちょっとした寄り道の期間だと思って
気楽に過ごしてみてくださいね。
次回は、子どもの「愛情のコップ」を満たす方法②をお届けします。
ブログよりもディープな内容になっちゃって
書いてて楽しい(笑) ぜひこちらから↑