2021年の作品「アルピニスト」

テーマ:

 

今月公開された、アルピニスト

原題、The Alpinist

観ました。

 

 

 

 

 

 

 

前情報無しで観るとやはり感動、ショックが大きい。と思いつつ、以下は内容に触れています。

 

 

アイスクライミングをこんなに間近で観たのは初めて。

岩壁のきんちょーる感とは何か違う、

氷壁(雪壁)を登るって、見てるだけで変な汗かくわ、、、溶けたりバキッと落ちたりしそうで、、、

 

 

まずは···素手なんかーい!!

凍傷にならないのはてなマークはてなマーク

 

 

とんでもない高所で、アイスアックス(両手に持ってる道具)を専用のヒモで体に繋がずに持っている事にもビビリびっくりマーク(落としたりしないのねはてなマークびっくりマーク

 

 

垂直の壁なのに、力みがまるで感じられない!!

 

 

落ち着いたムーブを繰り返し、淡々と、淡々と、高度を上げていく···

 

 

マーク・アンドレ・ルクレール 

まるで"異次元"とか"超人"という言葉を可視化した様なクライマーでした。

 

 

ケータイも持たず山に籠もって、自分の目指す壁に、次々に淡々と向かう。2年に渡る撮影期間中、初めて登る壁にはクルーは動向させない(そもそも登る事を知らせない)、見ている人がいるとそれだけで「1人」ではなくなるから、って。2度目ならいいよ、って。

 

 

名声や数字(記録)には一切興味がない、自己顕示する気がない。けど壁で(壁で)ビバーク(野営)しながら恋人には会いたくて仕方ないと口にする。その彼女・ブレットのクライマーとしての技術もハンパないびっくりマーク

 

 

アレックス・オノルドのフリークライミングを描いた映画「フリーソロ」も充分驚異的だったけれど、彼は下見は入念にしていた。マークは下見はしないで登るという。アレックスも絶賛していました。

 

 

(脱線しますが、アレックスは「フリーソロ」に出ていた恋人サンニとその後結婚し今年ベビーが生まれ、まだ目も開かない様な乳児を連れて夫婦でクライミングに行ったりしてるそうですスター

 

 

数字が曖昧ですが、、、アレックスが59分で登った岩壁を、無名のマークが57分で登ったあと、アレックスが再度行って35分(?)で登ってやったってエピソード、ハイレベルすぎ。笑

 

 

岩、氷、雪がミックスした壁を登る時には靴を履き替えながら登っていたしびっくりマーク(クライミングシューズとアイゼン(+冬靴)を途中で履き替えてた(≧▽≦))軽量化してるとはいえすごい。

 

 

子供の頃、学校のルールに収まりきれずホームスクールで学んだという少年期を経て、病んだ時期を経て、これだけ没入できる世界で、しかも自分のペースで生ききるという人生は幸福に見えました。他人だからそんな事が言えるのか。

 

 

高みを目指したいという希望と、そこに必ず存在する危険性。クライミングを知っている監督だからこそ、そこで生きようとする人の目線になっている視点もせつなくグッとくる。。。

 

 

マークの驚異的な登攀に対して、様々な人がコメントしていた中で、ラインホルト・メスナー氏も登場し、健在であると知りました。てっきり故人と言いますか、歴史的偉人と記憶しておりました。しーましぇん(≧▽≦)


 

英語で話してるのに、英語の字幕が出ちゃう陽気な爺さん(呼び方)もやんちゃで不良っぽくてよかったな。

 

 

 

 

 

 

 

帰りは有楽町のお約束、

交通会館でカールゲトです。

 

 

 

 

 

ニュースで9月27日という日付けが踊ってますが、御嶽山が噴火した日でもあり。あれから8年が経とうとしています。

 

 

エナジーチャージしてお茶スイカりんご

明日もお元気で流れ星流れ星