大分県の豊後大野市で農業を営んでおります。時々和服を着て町に下りますと、サムライに間違えられ、小中学生に後ろ指を指されたりしております。
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母は脇目もふらず黒豆を喰らう
年末から年始にかけて、刺身売り場には人だかりができている。
そんな時、私は、人だかりを尻目に、アラを探しに行く。
今日見つけたのが、愛媛県産鯛のアラ。
ゆうに500グラム以上入って、300円前後。
父が、鯛の刺身よりアラ炊きの方が好きなので、さっそく買って帰る。
まずは、熱湯にアラをドボンドボンと入れる。
表面が白くなったら、
ざっと水洗い。
酒とミリンと醤油と水で作った煮汁に、
おごそかに投入。
ちなみに、うちで使っている料理酒はこれ。
糀2倍の純米酒。
神戸市の沢の鶴株式会社製造。
一般の清酒よりアルコール度数が5%ほど低い。
料理が酒臭くならないし、父の晩酌にも適している。
この煮汁に、おろして保存していた生姜を
惜しみなく加え、
落し蓋と
ふたをして、
たぎったら弱火にして、
5分煮る。
煮魚は、煮過ぎると硬くなる。初めに湯通ししているので、5分で十分。
考えてみれば、刺身を取ったあとのアラなので、新鮮で火も通りやすい。
出来上がり。
鯛は目玉も大きくて美味しい。
父は猫より上手にこのアラを食べてくれる。
昔は魚が手に入りにくかった東北の山間部の出身なので、魚料理が大好物だ。
母はと言えば、
相変わらず、
脇目もふらず、黒豆をつまんで食べている。
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