『霊能者と事故物件視てきました』

東城さち子さん・マンガ、育代さん・監修のコミックエッセイ。

このマンガは、マンガ家の東城さんが、アパートを所有する大家さんでもあり、事故物件をガチで買うつもりで見に行ってるところがウケる。心理的瑕疵とお値段を毎回厳しく天秤にかける東城さん…。

霊感のまったくない東城さんに対して、監修の育代さんはガチ霊能者。でもひとくちに事故物件といっても、事件や事故の被害者はもうハッピーに成仏してる場合もあるし、しつこく残ってる場合もある。自殺の場合、寿命まではそこに残る場合が多いらしく、さらに本人が成仏していても、そもそもの原因が土地の歴史にあったりすると、結局同じ事件や事故が起こるとか、様々なケースが…。中には家を壊そうとしたり、内覧に来ることにさえ怒っていて、霊能者の育代さんを現場にたどり着かせなかったりする霊も！！

と、霊に嫌われる人がいるかと思えば、ある事故物件では東城さんだけがいい気分。しかしそこにも霊はいて、「あなただけあの霊に好かれてて、ウェルカムされてるのよ。」っていう…。結局、霊がいても共存できれば何も問題ないそうですが…。

で、東城さんの結論。霊感はないが、本能が事故物件を買うなと言っている。いわくつき物件で金儲けなんていうおいしい話はナイ。とのこと。

私は無害なイケメンのカップルの霊がいる事故物件だったら、成仏させに来る霊能者を追い返し、彼らの幸せを見守りたいです。

霊能者と事故物件視てきました (あなたが体験した怖い話)

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