えすとえむ先生のBLマンガ。BLちょいちょい読んでるけど、設定がぶっ飛びすぎててびっくりした、こういうジャンルってあるの?ケンタウロスとの恋って…。それともえすとえむ先生だけ?


それぞれ独立した短編集で、現代日本・中世ヨーロッパ・平安時代の日本と、あらゆるところにケンタウロスが!!しかもどれも「いる」っていう前提の世界。あ〜人間同士だともうヤッてんなこりゃ!ていう段階でも異種間だとこう、本人たちの努力ではどーしょもない果てしない断絶があって、人と人ならざるものの恋というのは、かくも切ないものなんですなー。


表紙含め絵がぜんぶ、それ単体でもオシャレでアートみたいなのも好きだなー。ケンタウロスものが好きなのか、えすとえむ先生の作品が好きなのか…。もうちょっと読んでみようっと。あーこんなに次を読むのが楽しみなBL漫画家さんは初めて!出会えて嬉しい!


ところでタイトルの『equus』って、「ウマ科の一属」みたいな意味らしいですね。えすとえむ先生のエスはエスプリのエス…。


 

 

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●好きなBL作品(BL要素が感じられるもの含む)


『双程』 (中国のBLドラマ)


『虫と歌』 (市川春子さんのマンガ)


『夜よ、ひらけ』 (韓国文学)


『影裏』 (沼田真佑さんの小説。芥川賞受賞作)


『火花』 (又吉直樹さんの小説。芥川賞受賞作)


 ・『どうしても触れたくない』 (ヨネダコウさんのBLマンガ)


・『HIStory 2 越界 〜君にアタック!』(台湾初のBLドラマ)


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