アメリカでは観てない人はいないという名作映画。フランク・キャプラ監督、1946年制作。


ベッドフォールズという町で、小さな住宅ローン会社を営む、善良な市民・ジョージ。地道な商売で、悪徳金貸しの勢力者・ポッターから住民を守ってきたが、あるとき売上をまるごと紛失し、クリスマスイブに自殺へ追い詰められる。そこでクラレンスという2級天使に助けられ、ジョージがいなかったらこの町がどうなっていたかを見せられて…というストーリー。


1940年代、まだまだジェンダーの役割が強く、男は助けを求められなかった時代。仕事の失敗は人生の失敗に直結するというつらさ…。それでも人のやさしさや思いやりが奇跡を起こす、というのは『34丁目の奇蹟』にも通じるところ。


最後、なんとなくハッピーエンドだろうなと思ってたけど号泣してしまった。


 ↓アマプラ

 

・・・・・・・・・・・・・


●往年の名作映画(隠居と銀幕より)






麗しのサブリナ


サイコ




・・・・・・・・・・・・・・・