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★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

● DIY 【 だめでも いいから やってみる 】 ● 大阪DE農業

 最近話題となっている「週休3日」。海外で導入が広がりつつある制度で、国内でもパナソニックや日立製作所が導入する方針を明らかにしている。日本で働く方たちはどのように感じているのか――。

NEXER(東京都豊島区)が運営する日本トレンドリサーチが、就業中の550人を対象に「週休3日制に関するアンケート」を実施したところ、64.9%が自社で導入された場合は「利用してみたい」と回答した。

 職場に「週休3日制」が導入されているか尋ねたところ、95.3%が「導入されていない」と回答した。また、「導入されている」と答えた26人中25人が、制度を「利用している」と答えた。

 

 利用している理由は、「ワークライフバランスに適しているから」(人材派遣業/30代・男性)、「結婚しているので適度に働きたい」(ピアノ講師/50代・女性)などがあがった。一方で、「利用していない」とした人の理由では「もっと稼ぎたい」(物流・配送/50代・男性)という声もあった。

 

 週休3日制が「導入されていない」と回答した524人に、制度が導入されたら利用したいか聞いたところ、64.9%が「利用したい」と回答した。年代別では、70代以上は「利用したくない」が半数を超えたが、他の年代では「利用したい」が多数派となった。特に30代以下では77.6%が「利用したい」と回答し、他の年代よりも多い結果となった。

 

 利用したい理由を尋ねると、「ワークライフバランスの観点から、プライベートの時間をもっと充実させたい」(60代・男性)、「休みが多いほうがパフォーマンスが上がるから」(20代・男性)、「育児と家事の時間が多く取れる」(50代・男性)などのコメントが寄せられた。

 

 一方で、「利用したくない」とした理由については、「給料が減る」(30代・女性)、「業務が終わらないと思う」(50代・男性)、「休みが多いと働きたくなくなるので」(20代・女性)といった意見が集まった。

 

 「週休3日制」のメリットは、「しっかり体を休めることができる」(40代・女性)、「副業や資格取得ができる」(40代・女性)、「育児や介護など家庭の事情がある人が働きやすい」(50代・女性)など、仕事とプライベートの充実に関数する声が多く見られた。

 

 一方デメリットは、「収入が下がる可能性が濃厚」(30代・男性)、「一日の労働時間が増えること」(40代・男性)といった給与の減少や就労時間が増えることに対する意見があがった。

 調査は4月19~25日に実施。就業中の全国の男女550人(30代以下・40代・50代・60代・70代以上 各年代110名)を対象とした。

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 

 マッチングアプリを利用する人が、年々増えている。コロナ禍で出会いの場が減ったこともあり、その勢いはさらに加速。リクルートが2021年8月に発表した調査によると、恋愛・結婚意向のある、恋人のいない独身者の5人に1人以上(21.8%)がマッチングアプリを主とするネット系婚活サービスを利用している。

 

 しかし、その一方で「マッチングアプリ疲れ」という新たな課題が浮き彫りになっている。

 

●9割以上の女性が「疲れ」を実感

 メディア工房の調査によると、「あなたは、マッチングアプリの利用に疲れたと感じた経験はありますか」との質問に、「ある」と回答したマッチングアプリ利用経験者の女性は91.5%(498人)に上る。

 

 「ある」と回答した女性がマッチングアプリを利用して疲れを感じるときは、「メッセージのやりとりが面倒くさいとき」が79.3%で最多(複数回答)。「メッセージの返信を考えるのが面倒に感じる(27歳)」「同じようなやりとりを複数人とすることになるので飽きてくる(26歳)」といった理由があるようだ。

 

 他の回答としては「いい人が見つからないとき」とした女性も69.5%いた。「相手を選別することが面倒くさいとき」(53.0%)、「出会った男性とうまくいかなかったとき」(48.6%)、「デートをするまで時間がかかるとき」(34.5%)といった回答が続いた。

 

 興味深いのは、メッセージをやりとりしていたときのイメージと実際に会ったときのギャップを経験したという意見が多かったことだ。テキストのやりとりだけでは双方の人柄が伝わりづらく、関係性を深めて良いものか、不安になる女性が多いようだ。

 

●「自然な出会い」への根強い願望

 また、マッチングアプリ疲れを感じた経験のある498人に「恋愛相手や結婚相手とは『自然に出会いたい』と思いますか」と質問したところ、「非常にそう思う」が45.0%、「ややそう思う」が43.2%という結果となった。マッチングアプリをはじめとするネット系の婚活サービスが市民権を得る一方で、そうしたサービスを介さない「自然な出会い」への願望は根強いことが分かる。

 

 メディア工房では今回の調査について「マッチングアプリの利用経験がある女性のほとんどが出会いを求めて利用を始めたものの、メッセージのやりとりに疲れ、自然な出会いを求めるようになることが分かった」としている。マッチングアプリを提供する企業は、今後こうした課題に向き合う必要があるだろう。

 

 調査は3月1~3日、インターネットで実施した。調査対象は3種類以上のマッチングアプリの利用経験がある20~30代の女性で、有効回答数は544件。

新潟県内でカラスが電柱の上に巣を作ることによる停電が多発している。昨年は過去10年間で最多となる年間18件発生。新潟市の市街地では昨春、約1800戸が停電に見舞われた。営巣活動は5月中旬まで続くため、送配電を担う東北電力ネットワーク新潟支社は大型連休(GW)中もカラス対策に追われている。

 

最大規模の停電

県内のカラスの巣が原因の停電は毎年発生。年によってばらつきはあるものの、十数件前後の高い水準で推移している。昨年4月17日には、市街地の新潟市中央区上大川前通で1766戸が停電。カラスの営巣が原因の停電としては最大規模となった。

 

カラスは繁殖のための営巣活動を3月からGW明けを中心に行う。巣の主な材料は木の枝などだが、賢いとされるカラスは強風などで動かないよう針金ハンガーをマンションのベランダなどから持ってきて、巣を固定しようとする。同社新潟電力センターで配電設備の保守管理を担当する伊藤誠一課長によると、これが停電を引き起こすという。

 

「巣が作られる電柱上部には黒いカバーで覆われた電線の接続部があり、カラスはそこに針金ハンガーの先端を引っかけ、巣を固定しようとする。針金が電線の接続部に接触すれば漏電が起き、変電所のブレーカーが自動的に作動して送電が止まり、停電が起きる」

 

市街地で営巣傾向

同社は、針金ハンガーをベランダなど屋外に置かないよう県民に呼びかけるとともに、カラスの営巣時期に電柱の見回りを強化している。また、住民から電柱に巣があると連絡が入り、現場に向かうことも多いという。

見つけた巣は、電力安定供給の観点から撤去することになる。巣に卵やひながいる場合は、停電の危険性も考慮し、鳥獣保護管理法に基づく有害鳥獣捕獲の許可を受けて捕獲することもある。

巣を撤去した電柱の上部には、風車などの営巣防止器具を設置するようにしているが、過去10年間の電柱の巣の撤去数は、年間5500~7500個と高い水準で推移。いたちごっこの感もある。

3年前には、鷹匠に来てもらい鷹を飛ばすことでカラスに巣を作らせない方法も試したが、コストがかかりすぎるため断念した。

 

同社新潟電力センターの相馬隆典副長は最近の傾向として「樹木が少ない市街地で電柱に巣を作る傾向がある」と指摘。「昭和時代は私たちの業務にカラスの巣の撤去なんてなかった」と笑う。

 

東北電ネットワーク新潟支社では、営巣活動が活発なGW期間中、気が抜けない日が続く。「20人態勢で2回、高所作業車4台を使って電柱のパトロールを行っている」(伊藤課長)

 

同社は県内を12エリアに分けて配電設備の保守管理を行っている。昨年1年間の巣の撤去数が最も多かったのは、長岡電力センター(長岡市)で全体の約2割の1390個。新潟市の中心街などを管轄する新潟電力センター(同市)は750個だった。

 

電力以外の被害も

カラスの被害は電力供給にとどまらない。新潟市環境政策課によると、カラスによる威嚇やフン害などの被害は令和2年度に市内で70件発生。こちらも平成30年以降、高い水準で推移している。

 

市は同年、有害鳥獣対策などを行う県ペストコントロール協会(同市)と協定を締結。同協会は市民からのカラス被害などの相談窓口になっている。

市の担当者は「人口が多い市街地に生息する都市型カラスが増え、それに伴って人への被害も拡大傾向にある」と話している。(本田賢一)

カブの葉は捨てないで!

この時期、スーパーでもよく見かける葉付きのカブ。流通上、ダイコンは葉を切り落としてから販売されますが、カブは葉があることで束ねやすいため、葉付きで販売されていることが多いのだそうです。

 

じつは、カブの葉には根よりも栄養が豊富に含まれています。そんな、カブの葉を捨てていませんか?

 

カブの根と葉の栄養比較

カブの葉と根の栄養価を比較するとカロリーや脂質量はほとんど変わりませんが、葉は根よりも低糖質・高タンパクで、食物繊維がリッチです。カブ100g当たりの糖質量は根が3.0g、葉が1.0g、食物繊維は根が1.5g、葉が2.9gです。また、葉のタンパク質量は根の3倍も含まれています。

 

ビタミン類では、食べたものをエネルギーに変えるビタミンB群も豊富です。ビタミンB1は根の3倍近く、ビタミンB2は5倍、ビタミンB6は2倍も葉に多く含まれています。

 

また、根には含まれていないβカロテンやビタミンEも葉には含まれています。ビタミンCも4倍以上の量を有しており、ビタミンACEの相乗効果による抗酸化力も期待できます。

 

むくみ解消に働くカリウム、骨の健康を保つカルシウムやマグネシウム、エネルギー代謝に欠かせない鉄、味覚を正常に保つ亜鉛などのミネラルも豊富です。特にカルシウムは根の10倍、鉄は7倍もの量が含まれています。

 

(日本食品標準成分表2020年版(八訂)を参照)

 

カブ葉のぬか漬け

カブ葉は、他の青菜と同じようにおかかあえや煮浸し、味噌汁、炒め物にしても美味しいです。

ここでは、軽く塩揉みしたカブ葉を細かく刻んでおにぎりに混ぜ込みます。もちろん塩揉みもいいのですが、ぬか床があれば、ぜひぬか漬けにしたものを混ぜ込んでみてください。ぬか漬けやキムチは乳酸菌の宝庫です。植物性の乳酸菌は胃酸などにも負けず、生きたまま腸まで辿り着きやすいのが嬉しい点です。

 

 

カブ葉に合わせる具材として…

 

①白ゴマ:香ばしい香りが美味しい白ゴマは、腸を潤すことで便秘を改善します。

 

②しらす:カブ葉に不足するタンパク質とビタミンDを補うことができます。ビタミンDは骨の健康を保つ他、筋肉の合成にも関与しています。

 

③焼鮭:しらすの効能プラス、強い抗酸化力をもつアスタキサンチンは細胞を若々しく保ち、代謝を高めます。鮮やかなオレンジ色は見た目にも彩りを与えてくれます。

 

美味しく栄養満点のカブ葉は、もう捨てられませんね!しらすや焼鮭のようなタンパク質源がない時は、豆腐の味噌汁をプラスしてみましょう。

頑張りすぎない食トレで、今日も燃える1日をお過ごしください。

 

石松佑梨

サッカー日本代表選手をはじめ、世界で活躍するトップアスリートたちの専属管理栄養士として従事。のべ2万人以上に提供してきた「頑張らない食トレ」を武器に、近年は企業の健康経営や地域創生も展開する。幼い頃から「おいしい」への執着心が人一倍強く、おいしく健康に食べるための「ずるい栄養学」で、誰もがおいしく食べて健康になれる社会を目指している。著書に『過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー』(かんき出版)がある。

 神戸市灘区の商業施設「グランド六甲」に冷凍ケーキの自動販売機が設置された。全国のホテルなどでケーキを販売している大阪市生野区のスイーツメーカー「正木牧場」(正木裕文社長)が考案し、本格的なケーキの自販機は県内でも珍しいという。

 

 冷凍ケーキの自販機は4月にお目見えし、新型コロナウイルス禍での非対面のニーズを追い風に、24時間本格的な味を楽しめると人気を集めている。「オレンジタルト」(900円)のほか、「ティラミス」「レモンヨーグルト」「ラズベリーショコラ」(縦5センチ、横8センチ、高さ3・5センチ、各2個入り350円)などのケーキ計7種類を販売し、冷凍で約9カ月保存できる。県内では他に、尼崎市にも4月末に設置され、三木市では5月初旬に稼働予定だ。

 

 正木牧場は新型コロナの影響で売り上げが約7割減ったことから、新たな収益を確保しようと冷凍ケーキ自販機を考案。ユニークさが受け、2日に1回のペースで60食分を補充する盛況ぶりという。担当部長の岡本和朗さん(39)は「自宅で気軽にティータイムを楽しんでほしい」と話す。【関谷徳】

 「ガチャガチャ」や「ガチャポン」の愛称で親しまれているカプセル玩具の専門店が近年、“駅ナカ”に相次いでオープンしている。ガチャガチャといえば、かつてはスーパーマーケットの店先やゲームセンターに設置され、子どもが親に「買って」とねだる、そんな印象が強かったが、近年は売場も客層も大きく変化しているようだ。市場規模は年間450億円ともされる、成長著しいカプセル玩具の人気の訳を探った。

 

 4月27日、東京駅構内の商業施設「グランスタ東京」に、ミニチュアショップ「ケンエレスタンド」がオープンした。カプセル玩具の自販機約100台が並び、通行人が足を止めて興味深そうに眺める。女性客が比較的に多く、年齢層は学生から高齢者まで幅広い。店員が数人いて、商品の説明やレジ対応を行っていた。

 

 「この店舗ではミニチュアフィギュアのもとになった実物の商品も一緒に販売していて、店員が常駐している」

 

 こう話すのは、運営するフィギュアメーカー、ケンエレファント(東京都千代田区)営業部長の青山雄二さんだ。

 

 同社は2020年以降、JRの秋葉原、新橋、新小岩の各駅に大人向けカプセル玩具の店舗を構え、すべてで店員を1~4人常駐させている。感染症対策の消毒・清掃作業や、商品の補充などが必要なためだ。

 

 

県内も早いところでは田植えが始まり、今年のコメ作りが本格化しています。田植えの省力化に向けドローンを使って田んぼに直接種をまく直播きの実証実験が大仙市で行われました。

 

実証実験は県立大学と大仙市が共同で行いました。最大の目的は最新の技術を活用しコメ作りを省力化することです。育てた苗を植えるのではなく田んぼに直接種をまく直播き。これを農業用ドローンを使って行い省力化の効果とコストを検証します。

 

田んぼの上をドローンが往復を繰り返し1ヘクタール分の直播きを1時間10分ほどで終えました。田んぼに機械が入って行う直播きの半分ほどの時間だということです。

 

農家の高齢化や担い手不足が深刻化する中、注目が高まる最新技術の活用。この田んぼでは肥料や農薬の散布もドローンで行い、ドローンによるコメ作りの確立に向け実験が進められます。

 

 

 

 

ワタシ想います。

 楽できる農業がしたかった。今では歳が足りません。若者には是非楽な農業をして欲しいと思います。お米は日本の主食です。

連日報道されるウクライナの惨状。それを見るだけで心を痛める人が多いのに、そのやさしさに付け込む詐欺被害が増えているという。そんなウクライナ情勢詐欺について、経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれた――。

 

■情報は自分で調べ、嘘を見極めよう

たとえば、SNSを通じた義援金詐欺。戦地で血を流す女性や子どもの泣き顔など戦争の悲惨さを訴える写真が添えられ、「ウクライナのために何か支援したい」と考える方を刺激します。なかには、すぐ募金に応じる方も。

 

しかし後日、義援金を集めていた団体は実体がなく義援金詐欺だとわかっても、送ったお金は取り戻せないケースがほとんどです。

 

また、金やダイヤモンドなどの価格高騰を受け、貴金属の買取り詐欺も横行しています。

 

実際にあったケースでは、まず、寒さ厳しいウクライナに冬物衣料を送りたいと連絡が来ました。「古着でよければ」と応じると、業者は自宅まで引き取りに来ます。

 

ただ古着にはほとんど触れず「貴金属のほうが支援になる」と金やダイヤモンドを要求。「貴金属はない」と拒絶したため事なきを得ましたが、貴金属を出していたら、壊れている、時代遅れだなどと難癖をつけ、二束三文で買い取るつもりだったのでしょう。

 

さらに、日本の業者を名乗って「ウクライナ情勢によって商品が売れずに困っている。買ってくれないか」と売り込みに来るケースも。困った状況を聞くと、助けたいと思うのが人情ですが……。

 

これらはすべて「真実かどうか」が問題です。写真はニュース映像などからいくらでも合成できるので証拠になりません。

 

情報の発信元がNPO法人だとしても、それだけで信用してはいけません。NPO法人には過去に暴力団などと関係のあった団体が紛れていることも。東京都のNPO法人情報検索サイトには「NPOの信用は所轄庁がお墨付きを与えるものではない」と明記。つまり自分で判断するしかないのです。

 

では、どう見分けるか。まず、知らないところから流れてきた情報に安易に乗ってはいけません。誰かから押し付けられた情報ではなく、情報は自分で探しましょう。

 

たとえば寄付がしたいなら「ウクライナ 寄付」と検索すれば、国連難民高等弁務官事務所やウクライナ大使館、ユニセフなど正しい情報にアクセスできます。

 

いまや戦争も情報戦です。私たちも情報をうのみにせず、自分で情報が正しいかを見極めるリテラシーが求められているのです。

 

3月25日群馬県安中市で、ウクライナ在住の日本人を名乗る人からメッセージが来て、出国費用の援助を懇願され、30万円を送金しようとした人がいました。銀行職員の機転によって詐欺は未然に食い止められましたが、詐欺の手口はどんどん巧妙になっています。

 

「私は大丈夫」ではなく、どんなに注意しても、詐欺にあうかもしれないと覚悟しましょう。だからこそ、自分ひとりで判断せずに、必ず誰かに相談してください。

 

【PROFILE】

荻原博子

身近な視点からお金について解説してくれる経済ジャーナリスト。著書に『「コツコツ投資」が貯金を食いつぶす』(大和書房)、『50代で決める!最強の「お金」戦略』(NHK出版)などがある

28万もの「いいね」がついた、ツイッターで話題の動画。

 

「『トロッコ問題』で全員が助かる方法、こんな答えはどうかな?」と添えられた映像。

 

鉄道のジオラマ作りが趣味という「B作」さんが投稿した。

 

「トロッコ問題」とは、暴走する列車が迫るポイントを前に、どちらに進むように切り替えるのが正解か、「5人を救うために1人を犠牲にしてもいいか?」という難問。

 

B作さんの選択肢は...

前輪がポイントを越えた直後に切り替えることで、後輪はもう1つのレールへ。

 

車両はきれいに横向きで止まった。

見事な荒業に、「この解決法は予想外だった」、「倫理の問題に技術で答えを出した」など多くの反響があったという。

 

話を聞いてみると...

動画の投稿者「B作」さん「(ツイッターの)通知がブワーッと止まらなくなった。3日間くらい通知が鳴りやまなかった」

 

その再生回数は、驚異の767万回。

中でも驚いたのは...

 

動画の投稿者「B作」さん「日本の方だけじゃなく、海外の方からも反響が大きかった。言葉だけだと言葉の壁があると思うが、動画だと何を言っているのかすぐにわかってもらえるので、映像の力って強いなと思った」

 

誰も傷つかない第3の選択肢は、世界の人の心に響いたのだった。

 京都市東山区の祇園のある場所が「歩道にタケノコが生えている」とSNSや通行人の間で話題になっている。その場所は舗装されていて、タケノコが自然に生えてくるとはとても思えない。なんでそんなところに? 実際に現場を訪ねた。

 

 タケノコが「発生」したのは、祇園祭で知られる八坂神社前の交差点北西側の歩道。工事のため一時的に柵が外され、代わりに三角コーンが並んでバーで仕切られている。記者は3日午前11時ごろに現場を訪れた。

 

 SNSで話題になっていると友人から教えてもらったものの、写真を見た当初は「作り物では」と半信半疑だった。ところが、である。コーンに混ざってあるではないか。本物のタケノコが。高さ80センチの重厚感あふれる立ち姿。風が吹いてもびくともせず、立派にコーンの役目を果たしていた。

 

 京都屈指の観光地であることに加え、ゴールデンウイークまっただ中で人通りは多かったものの、古都の街並みに溶け込んでいるためか、タケノコに気付く人は少ない。時折、若者らが「何これ」と珍しそうに写真を撮っていた。それを見ている警備員のおじさんも「おもろいやろ」とうれしそうだ。

 ところで、なぜこんなところにタケノコが現れたのか?

 

 近辺を取材すると、所有者が分かった。歩道に面して営業する老舗寿司店「いづ重」店主の北村典生さん(53)だ。

 

 毎年春に知人からタケノコをもらっているという北村さんだが、「今年はひときわ大きくて鍋にも入らなかった。どうしようかと使い道に困っていた」。

 

 そこで目にとまったのが、店舗の工事に伴い置いてあるコーンだった。歩行者の誘導で配置している警備員が楽しんでくれるかもしれないと思い、代わりに置いてみると「サイズもぴったりだった」。

 

 4月28日ごろにタケノコを置いて以降、その画像がSNSに投稿されると、一気に話題沸騰。ツイッターではリツイート数が5万件を超え、リプライ欄には「タケノコの新しい使い道」「タケノコーン」「SDGs」などと楽しむ声が寄せられている。

 

 「こんなに話題になるとは思っていなかった」。ほんのおちゃめな思いつきで始めたことが大きな反響を呼び、北村さんも驚いている。

 

 ところで、タケノコはいつまで置く予定なのか。北村さんは「枯れたら片付けようかなと思ってる。そろそろかな」。ひと目見たい人は連休中に訪れた方が良さそうだ。

(まいどなニュース/京都新聞)