登り尾根から雲取山
登り尾根から雲取山 つくも会 09,4,20~21 4名
* 鴨沢から雲取山へ
この登山道で、小袖から堂所に至る道の西側にほぼ登山道と並んで
その上を走る尾根がある。
「登り尾根」というそうですが、この尾根を登ってみました。
尾根は堂所の先で登山道と合流するのですが、鴨沢から堂所まで地図の
登山道コースタイム2時間15分のところ、尾根は3時間ほど掛かりました。
雲取山の山頂避難小屋泊まりの装備でしたので少し荷が大きく、ひどい藪は
ありませんでしたが、それでも道なき尾根を行くときは荷が引っかかりました。
最初のピーク小袖山まで、そして次のピーク1214mまでは登り一方で結構
きついです。
尾根末端からおよそ1時間半掛かりました。この先はアップダウンも小さく、
距離は半分ありますが約1時間でした。
小袖山までは植林の杉、桧の山ですがその先は落葉広葉樹の山で、まだ
この時は新芽も小さく新緑も始まりでしたが、最盛期の新緑や紅葉は素晴
らしいようです。登山道を少し外すと静かでいい所が沢山ありますね。
私達はこの後雲取山まで更に3時間、結構なアルバイトでした。この尾根を
登るなら、日帰り装備で、七ッ石山を目指すくらいが手ごろかと思われます。
脱登山道の入門の尾根ですね。21日は飛竜山に回りたかったのですが、
予報どおり霧雨かと思うほどの重いガスでそこら中びしょびしょ、それに
強い風、これでは何も見えずつまらないので、雨に降られないうちにと
来た道を鴨沢まで降りました。
登り尾根から雲取山
* 鴨沢から雲取山へ
この登山道で、小袖から堂所に至る道の西側にほぼ登山道と並んで
その上を走る尾根がある。
「登り尾根」というそうですが、この尾根を登ってみました。
尾根は堂所の先で登山道と合流するのですが、鴨沢から堂所まで地図の
登山道コースタイム2時間15分のところ、尾根は3時間ほど掛かりました。
雲取山の山頂避難小屋泊まりの装備でしたので少し荷が大きく、ひどい藪は
ありませんでしたが、それでも道なき尾根を行くときは荷が引っかかりました。
最初のピーク小袖山まで、そして次のピーク1214mまでは登り一方で結構
きついです。
尾根末端からおよそ1時間半掛かりました。この先はアップダウンも小さく、
距離は半分ありますが約1時間でした。
小袖山までは植林の杉、桧の山ですがその先は落葉広葉樹の山で、まだ
この時は新芽も小さく新緑も始まりでしたが、最盛期の新緑や紅葉は素晴
らしいようです。登山道を少し外すと静かでいい所が沢山ありますね。
私達はこの後雲取山まで更に3時間、結構なアルバイトでした。この尾根を
登るなら、日帰り装備で、七ッ石山を目指すくらいが手ごろかと思われます。
脱登山道の入門の尾根ですね。21日は飛竜山に回りたかったのですが、
予報どおり霧雨かと思うほどの重いガスでそこら中びしょびしょ、それに
強い風、これでは何も見えずつまらないので、雨に降られないうちにと
来た道を鴨沢まで降りました。
登り尾根から雲取山
燧ケ岳山スキー
燧ケ岳山スキー 伊奈係りのぼろ例会 09,4,28夜~29 12名
この日は素晴らしい天気に恵まれ、燧ヶ岳の山頂(マナイタグラ)に登頂
出来、ここから気持ち良く滑り降りることが出来ました。私には今シーズン
最後の山スキーでしたが、最高の形で締めくくることが出来ました。
28日夜東京出発。桧枝岐の温泉施設の駐車場にテントを張り仮眠。
29日朝御池の駐車場に着くと既に相当数の車。ほとんどが燧ヶ岳山スキー
の人達のようだ。
昨年は雪がなく中止だったようだから、心配していたが雪はたっぷりある。
この5月連休に尾瀬ヶ原側から燧ヶ岳を目指したら、雪はほとんどなかった
という話だ。南斜面と北斜面ではそんなに違う。
* 燧ケ岳へ
7:30くらいに歩き始め、アイスバーンの急斜面を乗り越えて1時間強で
広沢田代。これを横断し目の前の斜面をなるべくトラバース気味に左から
回りこんで熊沢田代へ1時間弱。
田代の上で少し休憩してから樹林を抜け、マナイタグラ北面の大斜面に
取り付いたのが10:15頃。登るにつれ斜面は急峻なアイスバーンとなり、
結構厳しかった。ちょっと怖い斜面でスキーアイゼンを装着した。
取り付きから1時間ほどで、山頂に到着した。
展望を堪能しながらここで昼飯と大休止。
山頂は360度の大展望、隣の柴安グラとその下の尾瀬ヶ原、向こうは至仏山、
柴安グラの右手に平ヶ岳と越後三山、目の下には広大な尾瀬沼とその向こう
の奥白根山と日光連山、分かるけれども全体に霞んでいる。
今登ってきた北斜面の向こうは会津駒ケ岳。これからその駒ケ岳に向かって
滑り降りる。12時前には滑り始めた。
山頂直下のアイスバーンもスキー板で滑ってみるとそれ程の急斜面とは
感じない。しっかり板を履いていれば、転んでも板のエッジで止めることが
出来る。適度に締まったこの斜面はゲレンデ並みに快適だった。
登りに1時間を要した斜面も数分で滑り降りる。
樹林を抜け熊沢田代、今度はトラバースせずにピークを登り広沢田代へ
滑り降りる。そして朝登りで苦労した急斜面の樹林を抜ければ御池の駐車場
で終了。
今シーズン最後の山スキーを気心の知れた仲間たちと快適に滑れとても
満足です。
燧ケ岳山スキー
この日は素晴らしい天気に恵まれ、燧ヶ岳の山頂(マナイタグラ)に登頂
出来、ここから気持ち良く滑り降りることが出来ました。私には今シーズン
最後の山スキーでしたが、最高の形で締めくくることが出来ました。
28日夜東京出発。桧枝岐の温泉施設の駐車場にテントを張り仮眠。
29日朝御池の駐車場に着くと既に相当数の車。ほとんどが燧ヶ岳山スキー
の人達のようだ。
昨年は雪がなく中止だったようだから、心配していたが雪はたっぷりある。
この5月連休に尾瀬ヶ原側から燧ヶ岳を目指したら、雪はほとんどなかった
という話だ。南斜面と北斜面ではそんなに違う。
* 燧ケ岳へ
7:30くらいに歩き始め、アイスバーンの急斜面を乗り越えて1時間強で
広沢田代。これを横断し目の前の斜面をなるべくトラバース気味に左から
回りこんで熊沢田代へ1時間弱。
田代の上で少し休憩してから樹林を抜け、マナイタグラ北面の大斜面に
取り付いたのが10:15頃。登るにつれ斜面は急峻なアイスバーンとなり、
結構厳しかった。ちょっと怖い斜面でスキーアイゼンを装着した。
取り付きから1時間ほどで、山頂に到着した。
展望を堪能しながらここで昼飯と大休止。
山頂は360度の大展望、隣の柴安グラとその下の尾瀬ヶ原、向こうは至仏山、
柴安グラの右手に平ヶ岳と越後三山、目の下には広大な尾瀬沼とその向こう
の奥白根山と日光連山、分かるけれども全体に霞んでいる。
今登ってきた北斜面の向こうは会津駒ケ岳。これからその駒ケ岳に向かって
滑り降りる。12時前には滑り始めた。
山頂直下のアイスバーンもスキー板で滑ってみるとそれ程の急斜面とは
感じない。しっかり板を履いていれば、転んでも板のエッジで止めることが
出来る。適度に締まったこの斜面はゲレンデ並みに快適だった。
登りに1時間を要した斜面も数分で滑り降りる。
樹林を抜け熊沢田代、今度はトラバースせずにピークを登り広沢田代へ
滑り降りる。そして朝登りで苦労した急斜面の樹林を抜ければ御池の駐車場
で終了。
今シーズン最後の山スキーを気心の知れた仲間たちと快適に滑れとても
満足です。
燧ケ岳山スキー
丹沢勘七ノ沢1回目
こちらが1回目の勘七の沢の記録です。滝の登攀はこちらが詳しいです。
丹沢勘七ノ沢 のぼろ会、個人 09,4,24 4名
今シーズン私の最初の沢は丹沢勘七ノ沢でした。4月25日天気予報が
思わしくなく24日に変更。のぼろ会メンバー4人で行きました。
勘七ノ沢はF1からF5まで、登攀を楽しめる滝が続きます。小草平ノ沢を
分けて最初のF1はビレイなしで登れますが、残置のピン、スリングを
使わないとすると一手がかなり難しいです。
F2は壁が結構立っていますが、ホールド豊富です。しかし岩がかなり
脆いので確認を怠れません。
F3は滝壷の右側をヘツッテ落ちないように回り込むのは結構微妙な
バランスを要し、寒くて飛び込みたくないときには面白いです。どうしても
落ちたくない人は滝の左の壁を登りましょう。ここにはピンがあります。
F4は二段の滝で、下段は問題なく、上段は滝の右の岩の後ろにチムニーが
ありこれを登りますが、濡れていて滑るし抜け口が少し難しい。トラロープが
垂らしてありますが、トップではこれを信用して引っ張る気にはなれない。
F4後ちょっと堰堤が多いですね。これらも正面から登ると結構難しく訓練
になります。
次のF5大滝が勘七ノ沢のハイライトです。ここはロープを出しビレイして
登ります。ピンは沢山ありますし、見た目よりホールド、スタンスは豊富です。
慎重に行けばそう難しくはありません。3級上だそうです。
F6以後の小滝群もシャワークライムもあり楽しめます。まだ少し寒く頭から
シャワーを浴びる気にはなりませんでしたが。
右側が崩壊した石積堰堤を越え、小滝を越えていくと右側に岩の裂け目から
染み出ている湧水があります。これは問題なく飲めます。
この後小滝群を越え、左手の鍋割山側からの崩壊跡を乗り越えて進むと
三俣に出る。真ん中の沢に入り口の目印がぶら下がっている。ここから先は
登山靴に履き替えても登れます。
直ぐ上のフェース状滝を越え、目印に従い浮石だらけのガレ場を詰めて、
花立山荘の近くに出ます。この日はこの辺はガスで山荘が見えず、山荘の
少し上で登山道に出ました。
勘七ノ沢1回目
丹沢勘七ノ沢 のぼろ会、個人 09,4,24 4名
今シーズン私の最初の沢は丹沢勘七ノ沢でした。4月25日天気予報が
思わしくなく24日に変更。のぼろ会メンバー4人で行きました。
勘七ノ沢はF1からF5まで、登攀を楽しめる滝が続きます。小草平ノ沢を
分けて最初のF1はビレイなしで登れますが、残置のピン、スリングを
使わないとすると一手がかなり難しいです。
F2は壁が結構立っていますが、ホールド豊富です。しかし岩がかなり
脆いので確認を怠れません。
F3は滝壷の右側をヘツッテ落ちないように回り込むのは結構微妙な
バランスを要し、寒くて飛び込みたくないときには面白いです。どうしても
落ちたくない人は滝の左の壁を登りましょう。ここにはピンがあります。
F4は二段の滝で、下段は問題なく、上段は滝の右の岩の後ろにチムニーが
ありこれを登りますが、濡れていて滑るし抜け口が少し難しい。トラロープが
垂らしてありますが、トップではこれを信用して引っ張る気にはなれない。
F4後ちょっと堰堤が多いですね。これらも正面から登ると結構難しく訓練
になります。
次のF5大滝が勘七ノ沢のハイライトです。ここはロープを出しビレイして
登ります。ピンは沢山ありますし、見た目よりホールド、スタンスは豊富です。
慎重に行けばそう難しくはありません。3級上だそうです。
F6以後の小滝群もシャワークライムもあり楽しめます。まだ少し寒く頭から
シャワーを浴びる気にはなりませんでしたが。
右側が崩壊した石積堰堤を越え、小滝を越えていくと右側に岩の裂け目から
染み出ている湧水があります。これは問題なく飲めます。
この後小滝群を越え、左手の鍋割山側からの崩壊跡を乗り越えて進むと
三俣に出る。真ん中の沢に入り口の目印がぶら下がっている。ここから先は
登山靴に履き替えても登れます。
直ぐ上のフェース状滝を越え、目印に従い浮石だらけのガレ場を詰めて、
花立山荘の近くに出ます。この日はこの辺はガスで山荘が見えず、山荘の
少し上で登山道に出ました。
勘七ノ沢1回目