・・・心臓から送り出された血液は、体の隅々に行き渡っている毛細血管を通ります。
この時に、赤血球以外の血漿成分が毛細血管から染み出しますが、この染み出した体液こそが“リンパ”なのです。
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間質液や組織液とも言われています。
このリンパが、体の各細胞に新鮮な酸素と栄養素を届けます。
間質液や組織液とも言われています。
このリンパが、体の各細胞に新鮮な酸素と栄養素を届けます。
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酸素と栄養素を受け取った細胞は新陳代謝によって老廃物や二酸化炭素をリンパに排出。
これ等を回収し、リンパ管内へと入り、リンパ節のフィルターで濾過されて最終的に静脈から吸収され心臓に戻ると言う循環です。
これ等を回収し、リンパ管内へと入り、リンパ節のフィルターで濾過されて最終的に静脈から吸収され心臓に戻ると言う循環です。
実は、一般的なリンパマッサージのリンパは、「リンパ管内に吸収されたリンパ液」の事だけを指している事が殆どです。
ですので、「リンパ=老廃物」と言うイメージをお持ちの方もいるかと思います。
血管から染み出た血漿成分であるという点で、リンパ管外の体液も、リンパ管内の液も同じものですが、解説をする時には、前者を『間質リンパ』、後者を『管内リンパ』と呼んで区別しています。
因みに、間質リンパの内の90%が毛細血管へ、残りの10%がリンパ管へ流れ込み、管内リンパに移行します。
・・・とどのつまり、要するにこのブログを綴った理由は「リンパって何なんだ!?」って疑問があった事である。
リンパって血じゃない。
骨髄とかみたいなものでもない。
胃液とか、唾とか汗やらオシッコとかでも胆汁みたいなヤツでもない。
一体リンパって何なんだ!?
何の役にたってるんだ!?
そもそも「リンパ」の語源すら分からない!
医療漫画やら医者ドラマとかでリンパがメインな話とかもない!
ええい!
何なんだよリンパって~!!・・・って感情が以前から湧いていたので今回漸く綴ったのです。
長々と書いてやっと分かったのだが
リンパって、ブログの題名の通り、「血液中の血漿の一部が血管外に染み出し、リンパ管に回収された液」だった。
即ちリンパ=血漿!
血漿=血!!だからリンパ=血・・・って馬鹿!
血を構成する一部が血漿だからリンパ=血は広義では正しいかも知れないが、そんなんなら酒=米もアリになる。
んな訳ないだろう!
酒は米で出来てるが、酒の全てが米な訳ないだろう!
酒は米と水と麹で出来ている。
なのでせめて酒=米+水+麹として欲しい所だ!
それと同義で、リンパ=血ではなくて、リンパ=血漿の一部とかになる。
それが血漿成分から成るって事である。
キリないけど、細かく定義するなら、リンパとは、リンパ管に流れ込んだ組織液の事で、これが血液中の血漿に由来するってのになる。
間質液(かんしつえき)とは、多細胞生物の組織において細胞を浸す液体であり
細胞外液の内
除く体液である。
組織液・細胞間液・細胞間リンパ液とも呼ばれる。
血液により運ばれた酸素やタンパク質等の物質は毛細血管壁を介して間質液へと拡散した後、間質液から組織の細胞へと拡散する。
リンパ管内の体液のみをリンパ液と言う場合もあるが、間質液との明瞭な区別は無く、海外では間質液をリンパ液と呼ぶ事が多い。
間質液は血管膜を通して膠質浸透圧と 筋等の圧力の変動によって静脈に主に水分と血液ガスが再吸収され、タンパク質や老廃物、ウイルスや癌細胞等の異物等分子量の大きい物は、リンパ管に吸収される。
組織内の細胞と血液との交換によって成分が変化する為
体の部位毎に成分は異なる。
血液の全ての成分が
組織側へ染み出す訳では無い為
血液と間質液の成分は異なる。
炎症が起こると血管壁透過性が亢進し血小板や白血球が血管壁を通常より多く通過する。
血液の代表的な成分である血漿は、毛細血管の血管内皮にある細胞間の間隙を通して間質液と自由に混ざり合う。
この為、血漿と間質液の成分は非常に近い。
流体の基本的性質により、流体はせん断応力(物体内部のある面の平行方向に、滑らせる様に作用する応力の事である。物体内部の面積のある面に平行方向の剪断力 が作用している時、Aに作用する平均的な剪断応力 はで表される)が存在している状態では静止状態を保つ事が出来無い。
流体のある部分を無限小の立方体と考えた時、この立方体の全ての面は等しい圧力を持つ、と言う平衡の原理に従う。
これが成り立たない場合、流体は合力の生じる方向に動いてしまう。
又、方向に依存するとき異方的(anisotropic)であると言う。
対象が等方的か異方的かは、対象の等方性(isotropy)若しくは異方性(anisotropy)の有無として表現する場合もある。
又、そこに何等かの物体があるとその場は異方的になる場合がある。
但し地球を中心に全体を見た場合、系を回転しても重力場は同じであるので等方的と見る事が出来る。※
流体はこの特性によりパイプや管を経由して力を伝える事が出来る。
即ち、パイプ等の中の流体に印加された力は流体によって伝播され、パイプの反対側へと伝わる。
この法則は水理学(水の流れに関する力学)において多くの重要な応用が成されている。
平衡の状態では、流体の性質は無限小の立方体による制御体積分析によって決定される。
この立方体の全ての面にかかる応力は法線方向であり大きさが等しい事より、圧力勾配(Pressure gradientとは、任意の2地点間における、圧力の変化率・変化量の事。気象学においては、鉛直及び水平方向に離れた2地点間での気圧の変化率・変化量を指す。気圧勾配、傾圧度、傾圧とも言う。又、鉛直方向の気圧勾配を特に気圧減率と言う)はポテンシャル勾配によって線形に増加する。
このポテンシャル勾配は重力によるものと考えられる事が多いが、電場や他のポテンシャル場によって生じる事もある。
重力によるポテンシャル勾配下では、流体中の圧力は流体の密度と重力の積により線形に増加する。
多くの流体は圧縮しないと考えられる為、流体の密度は場所に寄らず一定であると仮定する事が出来る。
ガスの環境では同様の仮定をする事は出来無い。
流体中の圧力を決定する為に積分を実行すると、流体が開放空気に接する場合には積分定数は気圧に依存する。
水が閉じた系である場合、積分の圧力定数は系内の基準圧力に等しい。
水分は浸透圧の低い側から高い側へと化学平衡に達する迄移動する。
これにより水分は血管内へと戻る。
血液は毛細血管内を常に流れている為、化学平衡に達する事は無く水分の移動は起こり続ける。
毛細血管の部位によって2つの力のバランスは違いがある。
毛細血管動脈側では静水圧が浸透圧よりも大きい為、全流束としては水分・溶質が間質液側へ流れる向きとなる。
毛細血管静脈側では血管内圧が低くなる為膠質浸透圧の圧が強くなり、全流束は物質が毛細血管側へ戻る向きとなる。
この違いは血流の向きと、間質液へと流れ込む水分の全流束が起こす溶質の不均衡とによるものである。
静脈とリンパ系が間質液の循環の役割を担っている。
静脈に再吸収され余ったタンパク質等の高分子を含む細胞間リンパ液はリンパ管の切れ目を通過し、リンパ節を経て最終的には静脈へと還される。
因みに、体重70㎏の男性の体液の内訳は、人体の全ての水分量が42㍑と推定(42㎏が水!)出来る。
で、内訳なんだけど、細胞外液と細胞外液に大別される。
例の場合、細胞外液が14㍑、細胞内液が28㍑となる。
そして細胞外液の血漿が2.8㍑、間質駅が11.2㍑と内訳される。
細胞の生活環境である細胞外液は内部環境とも呼ばれ、細胞外液の恒常性(ホメホスタシス。その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向)の維持は生命維持において不可欠な機構である。
細胞外液は体重の凡そ20%(血漿:5%、間質液:15%)を占める。
動物種により異なるが、体重の30~40%程度を占め、細胞の種類によりその含有率は異なる。
細胞膜を介して物質交換を行っており、同一の細胞であっても活動状況によりその組成は異なる。
血液の55%を占める。
又、エバンスブルー色素を用いての色素濃度の測定、放射性ヨウ素標識血清アルブミンを用いての放射活性からも血漿量を求める事が出来る。
やや黄色みを帯びた中性の液体で以下の成分で構成される。
水 (91%) の次にたんぱく質 (7%) が多い。
血管外に組織液として染み出す事が出来、これにより細胞に栄養分を供給出来る。
・・・長々と綴ったが、流石にそろそろ分かりかけて来た。
リンパ液の正体は血漿なんですよと。
毛細血管からリンパ管へと漏れた・染み出した血漿ですよと。
以上により
細胞間を流れる細胞間質液(間質リンパ)
と
リンパ管の中を流れるリンパ液
は、その濃度が違うが基本的に同じものであり
広義のリンパ液は
細胞間質液(間質リンパ)と
リンパ管内のリンパ液(管内リンパ)を含み
狭義のリンパ液は
リンパ管の中のリンパ液(管内リンパ)を示す。
リンパの働きは、大きく分け2つ役割があります。
「排泄機能」と「免疫機能」です。
脊椎動物には体全体には網の目の様に張り巡らされているネットワークの様な「リンパ管」があります。
その管の中の流れているのがリンパ液です。
リンパ液と言うのはリンパ管に流れ込んだ組織液の事で、血液の様にポンプで体内を流れる訳では無く、大体骨格筋の収縮によって流れます。
リンパには老廃物を回収するシステム機能があります。
通常、老廃物は静脈に取り込まれて心臓迄戻って来るのですが、静脈に収まりきらない時はリンパ管に流れ込み、リンパ液となります。
つまりリンパは老廃物を運搬し、排泄する大きな役割を演じています。
リンパには、風邪にかかったり、病気にならない様に「免疫機能」が備わっています。
中でもリンパ節は細菌等を退治し、健康な体を維持する老廃物や細菌を濾し取って、全身に回らない様にフィルターの様な機能があります。
又、リンパ球には細菌やウイルスの性質を記憶する装置があるので、同じ病原菌が再侵入しようとすると、身体をガードする生体防御の抗体を創出する産出する能力を持ち合わせています。
リンパ球には寿命があるのですが、この記憶装置は新しく作られるリンパ球にも引き継がれます。
風邪をひいた時、リンパ節が腫れるのは、免疫装置が、ウイルス等と格闘しているからです。
・・・リンパはリンパ管に存在する一般にアルカリ性の黄色の漿液性の液体です。
蝸牛の中にもリンパが入っています。
リンパ液とも呼ばれ、その成分は血管より漏出した血漿タンパク質、組織内の細胞より排出され高分子物質を含み、性状は血漿に類似します。
主な細胞成分はリンパ球であるが、末梢のリンパ管にはリンパ球は殆ど含まれず、リンパ節を経る程その量は増加します。
リンパ管の下流域での出血が存在するとリンパ内に赤血球が含まれる事があります(血液吸収)。
消化管からのリンパは脂肪球を含み、乳白色を呈する為に乳糜(にゅうび)と呼ばれます。
リンパには、大きく分けて「排泄機能」「免疫機能」の二つの役割があります。
リンパには、大きく分けて「排泄機能」「免疫機能」の二つの役割があります。
リンパの流れが滞ると余分な水分、老廃物、毒素等が体内に蓄積されて免疫機能の低下をきたしたり、栄養素の取組みが正しく行われなくなります。
その結果、むくみ、体調不良等様々な障害が現れて来ます。
リンパには体内に侵入した細菌やウィルス等の異物を攻撃し、体を病気から守る働きがあります。
リンパ節がフィルターの役割を果たし、老廃物や細菌を濾し取り全身に病原菌が回って病気にならない様にしています。
又、リンパ球は一度戦った細菌やウイルスの性質を記憶しており、同じ病原菌が再度侵入した時、抗体を産出して身体を守る生体防衛の能力を持ってます。
リンパ球は寿命が来れば死滅しますが、この記憶は新しく作られるリンパ球にも延々と引き継がれます。
風邪をひいてリンパ節が腫れるのは、リンパ節で免疫システムがウィルス等と闘ってくれているからです。
老廃物は通常、静脈に取り込まれて心臓迄戻って来ますが、静脈に入りきらない溢れた分の老廃物はリンパ管に流れ込みリンパ液となります。
つまりリンパは、静脈で回収しきれない老廃物を回収するシステムと言う事が出来ます。
静脈を渋滞している道路に例えると、リンパは「渋滞の抜け道」の様なものです。
老廃物は通常は静脈に入り込み、心臓迄戻りますが、入りきらなかった老廃物がリンパ管に入り、リンパ液になります。
つまり、静脈と同じ様な働きをして、老廃物を心臓迄運ぶ役割をしています。
運ぶ排泄物は、死んだ細胞、たんぱく質、老廃物、脂肪、化学物質、細菌、ウイルス、過剰な水分等です。
リンパの役割から、リンパの流れが良くなると、代謝が高まり、排泄が促される様になる事が分かると思います。
つまり、リンパマッサージによってリンパの流れが良くなると、体の中の毒素がどんどん排泄されて行き、体の深部からキレイになって行くと言う訳です。
そして、リンパには、ポンプ機能が無い為、筋肉の収縮によって流れます。
なので、筋肉が衰えてもリンパの流れが滞る原因になります。
リンパはラテン語で「澄んだ水」を表す言葉です。
リンパ液は体に溜まった老廃物や毒素を回収し尿や便として排出する働きをしています。
疲労が溜まりリンパ液の流れが悪くなると浮腫みやだるさを感じたり、ウイルスに感染してリンパ節が腫れる等の症状が出ます。
リンパ管の中にリンパ液が流れており、リンパ管には所々に関所の様な物が設けられており、それがリンパ節です。
リンパ節は体の中に800個以上あります。
リンパ球と言うのは、白血球の一種でウイルスや細菌等の異物を攻撃する役目を担っています。