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マックスウェルの電磁気理論を更に明確化し発展させた。
電磁波の存在はイギリスの物理学者であるジェームズ・クラーク・マクスウェルによって理論的に予言されていたが、ヘルツの実験によって初めて立証された。
マイケル・ファラデーによる電磁場理論を元に、1864年にマクスウェルの方程式を導いて古典電磁気学を確立した。
これ等の業績から電磁気学の最も偉大な学者の一人とされる。
1904年、ドイツの発明家クリスティアン・ヒュルスマイヤーはドイツとオランダで電磁波の反射で船を検出して衝突を避ける実演を行った。
火花送信機(或いは火花式送信機は、嘗て無線通信に用いられた、間隙を設けた電極間に高電圧を印加して、火花放電による電波を発生させる装置)とコヒーラー受信機、ダイポールアンテナにより距離5kmの船舶の探知を実用化し、英国において"Telemobiloscope"の名で特許を取得したが、海軍には採用されず、生産されなかった。
※ダイポールアンテナ又はダブレットアンテナは、ケーブルの先(給電点)に2本の直線状の導線(エレメント)を左右対称に付けたアンテナである。
略してDP。
アマチュア無線用の自作アンテナとして広く普及している。
導線は水平の状態で用いる事が多い(水平ダイポール)。
後に彼は電波測距儀の特許を取得している。