皆さま、こんにちは。
ハラスメント協議会でございます
毎日暑くなってきましたね
マスクをしていると、顔に汗をかいてしまいます。
ですが、電車に乗っているとほとんどの方がマスクをつけていて、
皆さんの意識の高さに私も頑張ろうと思えます
先日もお伝えしましたが、雨が続いたり暑かったり、
体調を崩してしまいがちですよね
風邪やコロナに負けないよう、
休める時はしっかり休んで体調を整えておきたいですね
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さて、本日はリスハラ（リストラハラスメント）のご紹介です。
リスハラとは、リストラの対象者に対して、無理な仕事を押し付けたり、急な配置転換で
望まない部署や窓際部署への移動をさせられるなどの嫌がらせをすることです。
そういった行為で、対象者をリストラに追い込みます。
リスハラのような、違法な退職推奨は退職強要にもあたり、
ハラスメントが原因でうつ病などにかかり、働けなくなったり、退職日が早まったりした場合は、
その分の慰謝料や労働賃金を損害賠償として請求することができる可能性があります。
・退職勧奨を断ったら、他職員との接触が禁止され突然一人だけの部屋にうつされた
・退職勧奨を断ったら、突然配置転換され業務を押し付けられた（仕事を取り上げられた）
上記のような行為は、自主的に退職するよう仕向けるための嫌がらせと言えます。
リスハラが行われる要因は、対象者が嫌いだから、
一緒に働きたくないから、といった様々な理由が考えられます。
しかし、会社都合での退職は助成金がもらえなくなるなど、
一般的には会社側が社員を解雇する際に背負うトラブルを回避するために起こると言われています。
先日こんなニュースがありました。
山口県田布施町が、固定資産税などの徴収ミスを内部告発した職員を
2年間の間に3度異動させたり、1人だけの部署へ異動させたりと、
町議会でパワハラ（報復）にあたるのではないかという声が上がっています。
現在は町史の編纂を一人で担当していて、役場の本庁舎とは別の建物の1室が職場になっているそうです。
町は「報復的な要素はない」「同僚たちが体調不良を訴えている」「適性を考慮した結果」
「町史の編纂は準備段階で1人だが、増員していく予定」などとコメントしています。
職員は、「短期間での複数回の異動はパワハラであり、
簡易につくられた部屋へ異動となって孤立しているように感じる。
こういう状態では正しいと思ったことを職員が言えなくなってしまう」とコメントしています。
今後は町議会によって調査特別委員会が設置され、人事が妥当だったかどうかが調査されます。
また、人権問題やパワハラに詳しい弁護士や大学教員らでつくる第三者委員会も開かれるそうです。
人事に問題があると判断されれば、一種のリスハラともいえるのではないかと思います。
会社は従業員を守る立場にあると言えますので、
対応に疑問を感じた際には、第三者機関に相談するのも一つの手といえます。
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました！
