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それでも やっぱり 酔えなかった。



はっきりとした記憶は 薄れてはいたが 酔っ払ってはいなかったはずだ。



悶々とした気分のまま 仕方なしに 自宅へ帰ったが・・・やっぱり ぐっすり眠ることは出来なかった。



頭が 妙に冴えて 眠れなかったのだ。



俺は 眠ることを 諦めた。



起き上がって ソファに腰を下ろして 由美子のことを 色々と 考えていた。



その後も どうしても 寝付くことは出来なかった。



結局 その晩は 一睡も出来なかった。



初めて知った 由美子の実体(実態)が あまりにも 強烈だったからだろう。



予想を はるかに超える 凄さだった。



一晩中 俺は 同じことばかり 考えていた。



由美子は 何者なのだろう?



俺は 由美子の 何を 愛していたのだろう?



俺が 愛した由美子は 一体 どの 由美子だったのだろう?



由美子は 今 何が したいのだろう?



何故 この状況で 俺を 訴えることが 出来るのだろうか?



一睡も出来ず 同じことばかり考えながら 朝を迎えた。



朝になっても 仕事どころではなかった。



徹夜して 朝から また 由美子のことを 考えていた。



由美子の事が どうしても 頭から 離れなかった。



憎しみでもなく もちろん 愛情でもなく 由美子の事を ただ 考えいた。



ハヤトのことも 気になっていた。



ハヤトは どこまで 知っているのだろうか?







( つづく )





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