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俺は 気がかりな点を 質問してみた。



「 あの~。  先生。  先生が 忙しい事は 十分に 承知していますが・・・、 先生との連絡を つけたい時や 現在の 進行状況を 聞きたい時の 連絡先を・・・・。 」



その質問は 途中で 遮られた。



「 君。 私に 任せたんだろう?  後は 結果待ちだ。 重要な 事が 起こったら こっちから 連絡する。  それまでは オタオタしないで  私に任せておいてくれ。  忙しいので そんな どうでもいいことに 時間は 取りたくないんだ。  承知 してくれるね? 」



それは 弁護士の 誰に対しても有無を言わせない 命令だった。



納得とかでなく 強制であり 命令だ。



俺は 渋々ながら 従った。



この戦いは 結局は 結果が すべてだ。



絶対に 勝たねばならない 戦いなのだ。



この戦いに勝つためには この弁護士の ちから が 必要なのだ。



俺は 全てを この弁護士に 任せてみることにした・・・。



もちろん 心の奥は 不安で いっぱいだった。



それでも 俺には 他に 有効な手段も 方法も なかったのだ。



弁護士は 自分の 好きなことを 言うだけ言って 俺に 自宅に帰るように 命令した。 



後は 弁護士からの連絡を ただ 待つように 言った。



それだけだった。



俺は 問題のなさそうな 日付を 探して 診断書の日付を 記入して 言われたままに 自宅に 帰った。



寂しく 虚しい 帰宅だったが この戦いに勝つまでの 我慢だ。






( つづく )





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