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そんな不安な日々が しばらく続いた後 突然 ある夜に 依頼している弁護士から 連絡が 入ったのだった。



時刻は もう 夜の 10時だった。



今からすぐに 弁護士事務所に 来て欲しいということだった。



弁護士事務所のビルの オートロックも かかっているので インターフォンで ロックを 解除するとのことだった。



それにしても・・・随分 遅くまで 仕事を しているものだ。



しかも こんな時間に 自分の都合だけで 呼び出すとは・・・。



俺は そのことを含め 色々なことに 善し悪しは別として 感心した。



そして ようやく 弁護士と 連絡がついた事で 一安心した。



やっと 弁護士と連絡が ついたのだ。



俺は 当然 その申し出に 承諾した。



弁護士は 俺に 過去の予定表なども 全て 持参してくれとのことだった。



部屋で 一人で 悶々と 不安と 焦りに押しつぶされそうな時だったので その提案は むしろ 渡りに船だった。



俺は 急いで タクシーで 弁護士事務所に向かった。



そして ようやく 依頼していた 弁護士に 本当に 久しぶりに 会えたのだ。



会いたかった 好きな人に やっとの思いで 会えたような心境だった。



事務所に入って 俺は 今までの 気持ちを 述べて 現在の 状況を 聞き出そうと 一気に しゃべり始めた。



しかし 弁護士は それを  ビシッ と遮って 目の前の テーブルに 診断書らしきものを 数枚 投げ出した。





( つづく )





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