お客様のことを親身になってよく考えるいい方ほど
「完璧に、全部の知識を
お客様に伝えなくちゃ!!!」
って思ってしまいがちです。
思うのはいいんだけど
何の知識もないお客様に
プロのあなたの知識を全て伝えた上で
理解して覚えてもらう、というのは
不可能な場合が多いかと思います・・
私もさ、
講座とかコンサルとか始めた頃は
「私が知っていることで
お客様が知るべきことは
全部伝えなきゃ!!!」
って責任感がめちゃくちゃありました。
だから初代のアメブロ講座は
3時間で、いつも時間内には終わらず
3時間半とかやってました・・
(↑このアメブロ講座は現在5時間超えの
動画セミナーになっているものです)
コンサルも、よく時間延長してたなぁ~
様々な経験を積んだ現在は
「今、このお客さまが吸収できるであろう
必要最低限の知識を伝える」
ということができるようになってきました。
ブログの書き方だけで言っても
アメブロを始めたばかりの方と
10年ブログの運営をしている方に
同じことを伝えて
同じ量の吸収ができるわけがないんです。
知識には順番があって
段階を踏んでお伝えしないと
吸収できなかったり
間違った受け取り方をしたり
してしまいます。
なので、コンサルの時は
事前にブログやサービス内容等を拝見して
当日ヒアリングをして
今どんな状態にいらっしゃるのか
確認します。
確認しながらお伝えするべき必要知識を
頭の中で組み立てて順序立てて
お伝えします。
講座の場合は個別対応は難しいので
講座の目的をまずは決めて
その目的のためには
何をどのレベルまでお伝えしないといけないかを整理して
講座を組み立てます。
そして、
どこからどこまでをお伝えする内容なのかを
告知記事にしっかりと書きます。
そうすることで
「知りたい内容じゃなかった」
「知っていることばかりだった」
「難しすぎた」
ってなってしまうのを防ぎます。
(どんなにしっかり書いても
読んでもらえてなかったり
伝わってなかったりするけど・・)
ということで
「私が知っている、全知識を
お客様に・・!!!」
なんて意気込みは
ちょっと置いておいて・・・
個別対応の場合は
まずはお客様がどの段階にあって
今の状態でどこまでならきちんと理解できるか?
を考えて判断して伝えましょう。
講座だったら、目的や到達点を考えて
そこまでに必要な内容のみを
組み込みましょう。
そうやってお客様に合わせる、
到達点をしっかり考えることで結局
「わかりやすかった!」
「知りたい内容を教えてもらえた!」
という、お客様の満足感に
つながるのではないかと思うのです。
今、ご自身はどんな風にお客様にお伝えしているか??
見直してみてくださいね~!!!
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