春の如くに(J.J.ジョンソン) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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J.J. Johnson Quintet - It Might As Well Be Spring

 

 
J.J. Johnson (tb)
Bobby Jaspar (ts,fl)
Tommy Flanagan (p)
Wilbur Little (b)
Elvin Jones (ds)
 
Recorded : New York City July 27th 1956
Album : J Is For Jazz
 
選抜高校野球の組み合わせが決まり、23日開幕だそうで、球春。来週にはいよいよ東京も桜が咲き始めるようです。
「春の如くに」というより季節は春ですが、まだまだ朝夕は冬の名残の寒さに震えます。
モダンジャズ・トロンボーンの第一人者J.Jジョンソンはこの曲を録音した当時、自分のバンドのピアノ、ベース等を替えながら理想の構成を模索していたようですが、結局トミー・フラナガンが入ったこのメンバーに落ち着くようです。大好きなボビー・ジャスパーの絡みが僕にはとても心地良く好きなサウンドです。この曲でも短いピアノのブロックコードの後にジャスパーのフルートが先導してJ.Jのくぐもったトロンボーンが入る洒落た「春の如くに」を聴かせます。
 
以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Rosemary Clooney
Stacey Kent
Doris Day
Clifford Brown
Singers Unlimited
Astrud Gilberto
Sonny Stitt & Barry Harris
Frank Vignola & Vinny Raniolo
Lou Donaldson
Oscar Peterson