下準備を終え、ようやく本題。

 

・下垂体調整は蝶形骨の調整

・蝶形骨は尾骨と連動して動く(頭蓋骨調整でも可能だけど尾骨をやらずには完了しない、再び同じねじれが生じる)

・頸椎1番で首を動かす(7つある頸椎の初動は頸椎1番(C1)

 

という感じで調整していきます。

 

過去何度となく書いてるロベットブラザーの法則とは、背骨の動きの連動を表したもの。

同方向に捻じれる箇所もあれば、逆方向に捻じれる箇所もある。万人共通の人体の仕組みです。

 

尾骨、仙骨の動きと連動して上部頸椎、蝶形骨は動き、それらが歪むことで下垂体圧迫が生じる。

 

また、ストレートネックをはじめ、首の使い方において多くの人が短く使ってしまっている。

頸椎の動かし方は左右を向く、上を向く、下を向くという全方向に対して、上から順に使っていくことで機能的に働く。

 

頸椎1番の位置は鼻の真後ろあたりにあります。

「頸椎1 位置」の画像検索結果

ここを支点、軸として回転させる。

 

下準備で行っていたのは、ストレートネックで九の字に曲がった頸椎を正すため。

弱体した菱形筋を鍛え、併せて肋間筋、広背筋などを鍛えることで九の字に曲がった首を元に戻す作業でした。

 

そして書いてないけどお尻周りの筋トレ!

 

捻じれた仙骨、尾骨を調整しつつ、頸椎1番の可動を感じる。

 

プリケツが世界を救う。

という言葉の裏には、仙骨、尾骨、そして連動する蝶形骨、下垂体(ホルモン分泌)、脳幹といったものがあります。

 

お尻だけ鍛えてもダメだし、頸椎の調整も併せて行うことが大事なります。

広くは背骨のS字、肋骨(肋推関節、胸肋関節)の可動域、顎関節の調整などもあります。

 

 

雑にまとめると

 

プリケツとストレートネック改善が下垂体調整につながるというお話しでした(((uдu*)

首の角度も意識をしましょう。

甲状腺に限りませんが、下垂他ホルモンの分泌バランスの崩れにより生じる症状で当てはまるものがある方は、

身体の使い方、姿勢を見直してみましょう。

 

 

 

 

下垂体調整の下準備で起こっていた

・首を長く使うこと

・頸椎7番周辺の筋肉を徹底的に使うこと(呼気で収縮させる)

をやっていたところ、ロベットブラザーの法則により連動して第11肋骨、12肋骨の可動域が大幅に拡張した。

 

【第12(&11)肋骨は超動かせる】最も重要なコア開発。

こんな感じのストレッチ時に、今まで以上に肋骨下部を捻れるようになった。
 

ウェストを細くするには

肋骨下部だけを調整しても、頸椎7番、胸椎1番の関節可動域を広げなければ、可動域はひろがらない(一時的には拡張してもすぐ戻る)。
 
「肋骨 広がり nippy」の画像検索結果
肋骨下部を締めることでウェストは細くなるが、下部を締めるためには肩甲骨をしっかり寄せられるようにもしなければいけない。
「肋骨 広がり nippy」の画像検索結果
広がった肩甲骨を寄せるのですが、腕の力に頼らずに、筋肉をしっかり収縮させる必要があります。
息を吐く際にギューッと収縮させる。タオル等を使っても良いですが、腕の力には頼らないこと。
 
「ストレートネック 菱形筋」の画像検索結果
菱形筋に限らず、肋間筋、広背筋等も使い、肋椎関節(肋骨を背骨の関節)の可動域を広げることが、結果的にウェストを細くすることに繋がります。
 
そしてそれを維持するためには再び開かないような使い方に変える必要があり、腹横筋や腰方形筋、腹斜筋などを意識的に使うような身体の使い方を身に着ける必要があります。
 
ライオン、猫、犬などが筋トレしなくても高い身体能力を発揮するよう、日常生活の動きの全てを筋トレにすること。
 

まだまだ下準備。

と言っても、下準備をしてる中でも体温の変化、寒さに強くなるなどの変化は感じております(`・ω・´)

すでに下垂体は調整されつつある気がする(((uдu*)

 

〚首を長く使う〛

首を頸椎7番からしっかりと使う。

ストレートネック、スマホ首などの人は、首を短く使ってしまっております。

頸椎は7個あり、ストレートネックの場合、本来7番から首として使うところを、3,4番あたりで曲げて(反らせて)しまいます。

丁度シャツの襟あたりで曲げる感じ。

頸椎3・4番あたりには、例えば鼻の神経が流れており、鼻炎、鼻づまり、蓄膿症などの症状が出やすい使い方になってしまったりします。

 

7番でしっかり使えるようになると、他の頸椎は弛み、症状は緩和されます。

 

では7番で動かせるようにするにはどうするかというと、

 

〚背中で呼吸する〛

という話になります。

特に息を吐く時、昨日書いた菱形筋を使って、背中側の肋間筋を収縮させるイメージで吐きます。

その際に胸側(正面)は収縮させない(弛める)。

という感じで。アコーディオンなどをイメージするとわかり易いかも?

「アコーディオン 肋骨」の画像検索結果 

呼吸:足首、手首改造)足首と横隔膜連動。(手首、首も)

この大小菱形筋の弱体化が、ストレートネックに繋がると言えます。
呼吸を常に意識し、菱形筋を呼吸で鍛えることで、斜め前に出た頭部を元に戻すことが出来ます。
「ストレートネック 菱形筋」の画像検索結果
このようなタオルを使ったりするのも有効ですが、腕のちからにたよらず、菱形筋を収縮させた結果、肩甲骨が寄る、肋間筋が収縮するということを重視して行いましょう。硬化が全然違います。
腕の力に頼ると肋骨が開いてしまったり、肩幅が広くなってしまったりします。
 
無意識に、胸を潰すような呼吸をしていた癖を、胸を弛めて背中を収縮させるという呼吸に変える必要があります。
そうするだけで、姿勢は良くなり、甲状腺や下垂体関連の症状が改善されると思います。
 
まずは呼吸改善から。
「呼吸 鬼滅 善逸」の画像検索結果
ちなみに頸椎7番の可動域が拡張すると、腰椎の11番、12番も可動域が拡張します。
「ロベットブラザー 頸椎7番」の画像検索結果 「拘束背芯」の画像検索結果
骨盤や股関節の可動域が拡張にも繋がり、全身の歪みが調整されることにもなります。
 
拘束背芯部分を意識して、徹底的に呼吸を改善して無意識に出来るように落とし込むこと。
まずは一歩目。

下垂他の調整、つまりは下垂体ホルモンの分泌バランスをコントロールできるかどうかの取り組みです。

どの症状で判断するか?は人によって違うと思いますが、自分の場合は

顔の肌の乾燥

を基準に判断していきたいと思います。

 

女性であれば生理不順なども下垂体ホルモンの分泌バランスの崩れから来ている可能性は高いと思います。

 

また、改造しすぎて過剰分泌状態になってしまう可能性も否定できませんが、まーとりあえずやってみます。

 

以下、欠乏したホルモンの種類により、症状は異なります。

欠乏する下垂体ホルモン 欠乏する末梢ホルモン 出現しやすい症状
ACTH 副腎皮質ホルモン(コルチゾール) 副腎不全症状 (疲れやすい、血圧が低い、食欲がなく痩せる、血糖値や血中ナトリウム値が低く、頭がぼーっとしたり意識が無くなったりする、など)
TSH 甲状腺ホルモン 甲状腺機能低下症状 (寒がり、低体温、脱毛、皮膚が乾燥して荒れる、脈が遅い、声が低く喋り方がゆっくりになる、記憶力・集中力が低下する、など)
GH IGF-I 小児: 成長障害(低身長)など
成人: 体脂肪増加、筋肉減少、骨粗鬆症、スタミナ低下など
LH, FSH 性ホルモン(アンドロゲン、エストロゲン) 小児: 思春期以後も二次性徴が出現しない
成人男性: 性欲低下、ED、男性不妊など
成人女性: 無月経、不妊など
プロラクチン なし 女性: 授乳中の乳汁分泌低下
男性: 明かな症状なし

 

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【下垂体の血行調整下準備】

脳下垂体に圧迫や腫れなどが生じると症状が出る。

圧迫や腫れは、関連する骨のズレ、姿勢の乱れなどから起こると考えます。

関連する骨は色々ありますが、ここでは大きく3つ。

側頭骨、篩骨、そしてメインの蝶形骨。

    

基本的ににはこの本の手技を参照しつつ治します。

頭蓋骨をユルめる! クラニオ・セルフトリートメント 自分でできる「頭蓋仙骨療法」

 

が、その前の下準備。

 

頭蓋骨の歪みは全身の歪み、左右バランスの崩れなどから来ることが多いので、そこの調整から。

ストレートネックの改善、脳幹の通りの改善、骨盤の高さや股関節の動きなども調整が必要です。

 

個人的な感覚からですが、首の歪みを治す場合、菱形筋を収縮させ(鍛え)、肋椎関節上部の可動域を広げることで、頸椎と頭蓋骨の角度を調整することが可能となります。

この図はどれも同じ頭蓋骨の角度を変えたものですが、頸椎との角度が変わるだけで、顔の大きさや後頭部の絶壁、首の太さなどが変わるという図になります。※参照過去記事【改造メモ41】小顔の仕組み~頚椎1,2番。傾きの改造~

 

一番左が一番小顔で血行が良い状態です。

 

菱形筋を収縮させ肋椎関節が動くようになると、首の傾き、股関節の可動域なども調整されていきます。

肩、背中の緊張の左右差の調整といってもいいかもしれません。

腕や肩の筋肉に頼らずに、菱形筋のみを収縮させて改善するのがポイントと思います。

 

こと下垂体に関しては、蝶形骨のズレを調整するということが最大ポイントとなります。

その前に蝶形骨が何故歪むのか?という点から治していくことが必要というわけです。

 

下垂体から分泌されるホルモンは、甲状腺や副腎などにも影響があります。

 

甲状腺刺激ホルモン欠乏症 甲状腺の機能低下のほかに錯乱、冷え性、体重増加、便秘、皮膚の乾燥などが起こります。
 
副腎皮質刺激ホルモン欠乏症 副腎の機能が低下し、疲労、低血圧、低血糖、ストレスに対する抵抗力の低下が起こります。最悪の場合は死に至る可能性もあります

https://ghw.pfizer.co.jp/adult/pituitary/influence.html
 

 

まずは菱形筋、肋椎関節の可動域を調整し、全身調整を行ってから、蝶形骨、下垂体の調整を始めていきます。

また、これらの下垂体調整の下準備は、甲状腺周りの血行、舌骨周りの血行改善にも繋がり、それに付随するホルモンバランスの調整へと繋がります。

つまるところ、臓器の血行を変えれば症状は改善する、臓器の血行不良が症状を招いているわけで、その中枢となるのが下垂体ホルモンである。という感じなのかと思います。

 

続く。

お通夜やお葬式、本業(不動産屋さん)の忙しさなどが重なり、久しぶりの更新となってしまいました。

 

相変わらず頭蓋仙骨療法にはまる日々です(((uдu*)

頭蓋骨をユルめる! クラニオ・セルフトリートメント 自分でできる「頭蓋仙骨療法」

 

頭皮、顔の皮膚の捻じれの方向を徹底的に触り把握し、

手技で頬骨をズラし、側頭骨、前頭骨、後頭骨を調整し、

ハチ張りや顎関節の歪みを治す日々。

 

頭蓋骨だけ調整すれば良いという話ではなく、先日の腕の使い方(肘や膝をしっかり曲げる等)や、股関節、骨盤、足首なども全て同時に進めて行く必要はあります。

それらを変えていかなければ、再び同じ歪みが生じます。

 

時間が空いたので書くこと一杯あり過ぎなので端的にまとめますと、

 

・肘を曲げることで肩甲骨、特に肩甲胸郭関節の可動域が大幅に拡張した。

・頬骨や側頭骨が調整され小顔化した。特に目の下のクマが出来る位置が見た目にも大幅に改善された。

・髪質が良くなった(美容室に行き、最近は短髪だったのだけど長めに残した。髪が長い方が頭蓋骨調整しやすいように感じる)

等々・・・他は面倒くさいので割愛

 

【頸椎1番の調整:下垂体調整】

細かいことは色々ぶっとばして書くと、今はこれをやっています。

頸椎1番、2番の間の関節可動域拡張。その先の蝶形骨の調整。

後頭部側からの調整だけではかく、喉側からの調整も

 

喉側から調整すると、舌の骨や筋肉、甲状腺なども調整することが出来ます。

もちろん鼻や視神経の調整も出来るようになります。

 

「頭蓋骨縫合線」の画像検索結果

頭蓋骨の形、縫合線の位置、どう動かすことが出来るか?をしっかりイメージしながら行うことが大事です。

それぞれの歪みがどんな症状や見た目に繋がっているのかも知る必要があります。

知識が何より大事。

 

「脳幹 速度」の画像検索結果 

頸椎1番の歪みは下垂体の圧迫を生み、下垂体ホルモンの分泌バランスを崩します。

「下垂体」の画像検索結果 

 

画像はこちらのをお借りしましたhttp://www.showa-u.ac.jp/SUH/department/list/neurosug/explanation5/

 

下垂体の納まっているトルコ鞍という位置は、蝶形骨と後頭骨が縫合して出来る骨の土台部分。
姿勢の歪みにより蝶形骨と後頭骨が歪み、下垂体に負荷がかかる。

下垂体は様々なホルモンを分泌する部位。
・成長ホルモン
・甲状腺刺激ホルモン
・副腎皮質刺激ホルモン
・性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン・黄体形成ホルモン)
・プロラクチン(催乳ホルモン)
http://ghw.pfizer.co.jp/adult/pituitary/function.html

 

生理不順や性欲低下、コルチゾール分泌量、インスリン分泌量などへの影響により、精神不安定や太りやすさなどに繋がる。

 

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というわけで、今週は

【下垂体】【甲状腺】の血行とホルモンについてのコントロール法を作っていきたいです\( 'ω')/