【老化が早い人、遅い人の違いとは?】
というタイトルで書くと、ものすごく広い範囲になってしまいますが。。
端的に、一般的に老化とは糖化である。と定義しますと、
糖質の摂取量、血糖値の高い時間の長さ、あとは体温などに比例したんぱく質と糖質が結び付き、
細胞が硬化、着色しやすいAGEs(最終糖化産物)になりやすい、その量が多くなりセルライト化し、
染みやシワが多くなってくること、それに伴い体内静電気が帯電しやすい状態になっていくことを老化と考えることができます。
甘いものを一杯摂っているのにあの人は若々しい!(※甘いものと言っても糖類ゼロという合成甘味料ばかりとってしまうと逆に老化、免疫低下、ホルモン分泌低下などの悪影響があるので注意↓)
また、ランニングなど運動一杯してるのに老化がひどいなどのケースもあります。
ランニングのそれにおいては、マグネシウムを大量消費してしまうということが老化につながると考えられます。
また走る際の身体の使い方。
言ってしまえば骨を意識するか、筋肉を意識するか?の違いによって分泌されるホルモンが変わるために、老化しやすいか若返るかという結果が変わります。
という
骨ホルモンと筋肉ホルモンのお話が今回の記事。
【オステオカルシンとマイオカイン】
実は過去記事にもオステオカルシンについては書いていたのですが、書いておいてその存在をまるっきり忘れてしまっていました💦呼吸の再調整をする中で過去記事を読み返して思い出したところ。。
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若返りのホルモンと言われる、オステオカルシンの分泌効果は下記のようなものになります。
脳・・・・神経細胞の結合を維持させ、記憶・認知機能を改善
膵臓・・・膵臓の働きを活発にしてインスリンの働きも活性化
肝臓・・・幹細胞の代謝を向上させ肝機能を向上
心臓・・・心臓を活性化し、動脈硬化を予防
小腸・・・糖などの栄養吸収を促進
精巣・・・男性ホルモンを増やし生殖能力を向上
腎臓・・・骨が作るFGF23というホルモンが腎機能を向上、血液をきれいにしてくれる働きを促進
皮膚・・・皮膚組織と同じ種類のコラーゲンを作り出し、シワの数と相関が高いというデータがある
オステオカルシンは骨に刺激を与えることで分泌されます。
筋トレをしたりストレッチをしたり。という運動の際に、骨への負荷を意識して行うとより分泌量が増えると言えます。
また、よく噛んで食べる。ということも、骨への刺激になる結果、上記効果を生じさせることとなり、若返りへとつながります。
よく噛むことで消化が良くなるとも言えますが、重要なのは骨への刺激につながりそれによって分泌されるオステオカルシンが若返りへとつながるということ。
早食いの人であっても、若さを保つため、若返るために!と思えばよく噛むという癖が身につくきっかけになるかもしれません。
骨格筋から分泌されるホルモン マイオカイン の効果はこんな感じ。
詳細は割愛しますが、
筋肉をつけ、骨への刺激を意識して運動をする、ストレッチをする。
ということが大事ということ。
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なのですが、
オステオカルシン(免疫系はオステオポンチン)、マイオカインなどはホルモンである。
という点。
ホルモンはアミノ酸等を酵素を使って変換し合成するものです。
ホルモン合成の際に使う酵素を正常に作用させるためには、マグネシウムの存在は必須になります。
マグネシウム不足化ではホルモン合成、正常な細胞合成などができません。
日常生活で摂取する食材、主に塩(にがり=塩化マグネシウムを多分に含むもの)や、豆類ナッツ類(遺伝子組み換えではない)の摂取を心がけることで充足できます。
が、土自体のマグネシウム含有量が減っている昨今、食材だけは不足してしまいがちなので、サプリを利用するとよいでしょう。
マグネシウムを選ぶ際は、酸化マグネシウムではなく、クエン酸マグネシウム、グリシン酸マグネシウムなどを選び、塩化マグネシウムでも良いのですが吸収率の高いマグネシウムを選ぶこと。
酸マグネシウムは吸収率4%ほど
クエン酸マグネシウム、グリシン酸マグネシウムは吸収率訳50%
塩化マグネシウムは吸収率30%
と言われています。
下剤としては酸化マグネシウムは超有効で即効性がありますが、酵素などに作用させるためには不向き。
そして重要なのは、日本においては国産でマグネシウムをほぼ売られていない(にがり以外)ということ。
本当に健康になってしまうようなものは国産では作られませんし売られません。
さらににがりにおいても数年で定期的に過剰摂取による死亡事故のニュースを流し、極力摂取させないような報道洗脳が行われますので注意。
国産サプリで使われるマグネシウムは、カルシウムの吸収率を高めるための下剤として配合させる酸化マグネシウムしか存在を見たことがありません。
カルシウム過剰は足がつったり、生理痛が重くなったり、筋肉痛がひどくなったり、骨折しやすくなったりと良いことがありません。
重視すべきはカルシウムではなく、マグネシウムであるということを学びましょう。
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ということで、最近は
呼吸、骨への刺激(オステオカルシン)というのを意識して生活しております。
自分が年齢の割に若く見られるのは、骨を鳴らしたり関節を随時動かす癖を持っているからと言えます。
また日常のマグネシウム摂取への意識、小麦抜き(たまに食べますが)、糖質控えめ、一日一食半くらいしか食べないというのも関係していると思いますが。
またこの分野は、テストステロン値を高めたり、認知症を改善させたり、肌質を改善させたりなどの深堀も可能な分野となります。汎用性の高いオステオカルシン、マイオカイン。
色々お試しください✨