梨状筋収縮、拘縮の左右差が仙骨の捻じれを生み、骨盤の捻じれ、歪みを生むのですが、
これは梨状筋だけに特化して調整しようと思っても中々微調整出来るものではない。
仙骨の捻じれからくる背骨全体の捻じれ調整に関しては、感覚的には即効性を感じられることはあるけれど、
他の殿筋群が収縮した状態下では梨状筋もつられてまた元に戻ってしまうのが関の山。
梨状筋症候群というとき、それは梨状筋のみを指しますが、それを改善しようとするときは、
深臀部症候群(しんでんぶしょうこうぐん)
(もしくは深層臀部症候群)として臀部全体のストレッチ、筋力バランス改善が必要になります。
梨状筋、血管、線維束、大、中臀筋、ハムストリングス、大腿骨内側複合体etc...
とにかくお尻全体から太ももにかけての改善が必要になります。
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さらにやってみて感じたことは、
・お尻回りの改造をすると、股関節、背骨、肩甲骨、頚椎、頭蓋骨などとのバランス調整も必要になるということ。
つまりはお尻の左右バランスを変えるということは、全身を調整する必要性が出てくるということ。
お尻だけやって、やった気になっていると、とんでもない歪みが生じてしまいます。。
またややこしいことに、片脚は収縮しすぎていて、反対の脚は弛みすぎているというケースが少なくないこと。
片脚の梨状筋を収縮させるとき、反対側は内転筋を効かせるという左右逆の動きが、歩くという動作の基本になります。
とかいろいろありますが、お尻は全部やって綺麗な桃尻に仕上げることで、全身調整の土台が出来上がるということです。
お尻を基軸に全身を造っていきましょう✨
ぽっこりお腹なんかも、広がりすぎた骨盤(前部)を閉じることで即効で治ったりします。
広がった恥骨回り、腹直筋下部の筋肉収縮が弛み、そこに付いた脂肪の燃焼を再燃させはじめられます。
お試しあれ☆
あとこれ、が一番やりやすいかも?
ついでにこの記事も大事。
も、というかこれが一番大事な気がしている昨今。
左に捻じれすぎると気が抜けてしまって、集中力が落ちたり、、、、
というとき、右の梨状筋が弱体化していて、左の梨状筋が発達している。
なので右の梨状筋を鍛えつつ、左の内転筋を鍛える。
等等。