インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース -68ページ目

武装集団がGHQ(軍司令部)襲撃 パキスタン

パキスタンの首都イスラマバード近郊のラワルピンディにある軍指令部につながる検問所で10日、武装したグループと兵士との間で激しい銃撃戦があった。軍の発表によると、武装グループの4人と将兵8人が死亡。グループは本部施設への侵入、襲撃を図ったとみられ、2名が逃走したため周辺に厳戒態勢が敷かれた。
 反政府勢力「パキスタン・タリバン運動」につながるイスラム過激派が地元テレビに電話で犯行声明を寄せた。
 陸軍本部付近では、これまでにも自爆を含む爆弾テロが何度か起きているが、武装グループによる襲撃は異例。

パキスタン GEO TV

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パキスタンの市場で自爆攻撃、49人死亡

「はくしょん」をヒンディー語で言うと?

先日あるテレビ番組で、世界の人々がくしゃみをするとき何て表現するのか?を放送していました。


インド人の場合は、「」って言うらしいです。


Yahoo!Indiaで調べてみたら、「achhi」と書いていました。

Yahoo! India Answers - Why does the sound "achhi" comes when we sneeze?


Wikipedia   によると、


インドやネパールでは、くしゃみをした瞬間、誰かがその人のことを思い出しているらしいです。


また、インド北部では、仕事を始める前にくしゃみをすると不吉な前兆だと信じられているので、くしゃみをしてしまったら、仕事を再開するときにお水を飲んだり一呼吸置いたりするらしいです。


イスラム文化圏では、くしゃみをした人に対して、「アル・ハムドゥ・リッラ(神様に祝福を)」、そして、くしゃみをした人の兄弟や友人に対して、「ヤルハムク・アッラー」(神様が慈悲を施しますように)と言い、くしゃみをした人はお返しに、「ヤディークム・アッラー・ワ・ユスリフ・バーラクム(神様があなたを正しい道に導きますように)」と言うように預言者ムハンマドの教えにあるそうです。

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花婿のメヘンディ

先日、「花嫁になる準備、メヘンディ 」という記事を書きましたが、その間、花婿は何をしているのでしょうか。花婿は、花嫁側がメヘンディ・セレモニーをしている間、自分の家で待機です。


逆に、花婿側がメヘンディ・セレモニーをしている間、花嫁は自分の家で待機です。

家族や友人のみがどちらにも出席し、本人たちは結婚式当日まで会えません。



インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース-henna

花婿のメヘンディ・セレモニーも花嫁の場合と同様、”花嫁”の家族や友人たちが、”花婿”側の家へヘナとお菓子を持ってきます。花婿は白い民族衣装を着ます。地方によっては、赤色、もしくはマルーン色の布を羽織るそうです。


参列者たちは、花婿の手に乗せられたルピー紙幣の上にヘナを1滴ずつたらしていきます。ちなみに、ヘナをたらされた使用済みの紙幣は、貧しい人に布施するそうです。それから紙幣を取り、花婿の手のひらにメヘンディーで日の丸のような円を塗ります。小指の先もメヘンディーで赤く塗ります。


地方によっては、花婿の手にも花嫁と同様ヘナで模様を描きます。この下の写真のは、花嫁と花婿の手のひらを合わせると、ひとつのデザインになります。メヘンディは、家族や友人が描いたり、もしくは、メヘンディーワーリという、プロのメヘンディー描きが描きます。



インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース-henna groom bride


この儀式の後、花火や爆竹で騒いだり、みんなが歌い踊り、花婿を祝福します。

インドの女性専用車両

パキスタンではバスに乗っても、鉄道に乗っても女性が乗ってくると男性はすっと立ち上がり女性に席を譲ります。
バスの助手席は基本的に女性が座る場所なので、間違えて乗らないようにしましょう。

インドの女性専用車両記事


イスラマバードの国連施設で自爆攻撃、5人が死亡 タリバンの犯行か

イスラマバードで国連関連施設を狙ったテロが発生。ラール・マスジッドなどから比べると少し郊外になりますが、私がイスラマバード滞在時に住んでいた場所から、100メートル程度の所、毎朝事務所に通うため目の前を通っていたところです。

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インド南部の豪雨、洪水や鉄砲水による死者は200人を越える

花嫁になる準備、メヘンディ

インドやパキスタンの結婚式は、一般的に3日~5日間かけて行われます。


1日目は花嫁を装飾する儀式「メヘンディ」、2日目は花婿が花嫁を迎えに行く儀式「バラート」と、婚姻契約書「ニカ」を交わす儀式、3日目は披露宴「ワリーマ」が行われます。


インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース-henna


1日目の「メヘンディ」について紹介します。

この儀式は結婚式前日に行われ、ヘナ・セレモニー(Hena Ceremony)、メヘンディー(Mehendi)、ラスメ・ヒナ(Rasm-e-Hina)などと呼ばれます。ヘナ、メヘンディーとは植物性の染料を指すのですが、これを花嫁の手に塗る儀式です。


一般的に、花嫁は黄色、緑色もしくは明るい色の民族衣装(シャルワールカミーズやサリー)を、未婚の女性たちはレヘンガと呼ばれる衣装を着ます。



インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース-henna ceremony


花婿の家族や友人たちが、歌を歌い、踊りを踊り、花やギフトを添えて、ヘナを花嫁とその家族のもとに届けます。女性たちは、お盆の上にキャンドル、ヘナ、お菓子を載せて、会場に用意されているステージの上へ運びます。ステージは天蓋で覆われ、花や電球で飾られ、2人がけのソファーと小さいテーブルが置いてあります。テーブルの上には、花、キャンドル、お菓子、ヘナが置いてあります。



インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース-hina ヘナを乗せるお盆


6名の女性たちが、黄色もしくは明るい色の布を手で持ち上げ、花嫁を覆いながらステージに誘導します。このとき、花嫁はあまり装飾品や化粧は施していません。


花嫁はステージの上のソファーに座らされます。既婚の女性たち5~6名が順番に、花嫁の隣に座り、花嫁の手にヘナを塗って装飾を施し、花嫁の手首に花や装飾品を飾り、そしてお菓子を食べさせます。


みんなが歌い踊り、一晩中花嫁を祝福します。彼女たちは「ルディー・ダンス(Luddi Dance)」と呼ばれる踊りを踊ります。これは地方それぞれのスタイルがあり、たとえば、パンジャーブ地方はリズミカルに踊り、北西辺境集のほうはハンカチを持って踊ります。



インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース-dholki  ドルキー(Dholki)


また、女性たちは輪になって「ドルキー(Dholki)」と呼ばれる太鼓でリズムを取りながら、伝統的に伝わる歌を歌います。よく歌われる歌には、「Ko Ko Korina」や「Bale Bale」などがあります。


「Ko Ko Korina」 という歌はYouTube でも見られます。 一度聞いたら忘れられない歌です。



こちらも参考にしてください。

パキスタンの結婚式(2009.2.8)
パキスタンの花嫁衣裳(2009.4.28)