花婿のメヘンディ | インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース

花婿のメヘンディ

先日、「花嫁になる準備、メヘンディ 」という記事を書きましたが、その間、花婿は何をしているのでしょうか。花婿は、花嫁側がメヘンディ・セレモニーをしている間、自分の家で待機です。


逆に、花婿側がメヘンディ・セレモニーをしている間、花嫁は自分の家で待機です。

家族や友人のみがどちらにも出席し、本人たちは結婚式当日まで会えません。



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花婿のメヘンディ・セレモニーも花嫁の場合と同様、”花嫁”の家族や友人たちが、”花婿”側の家へヘナとお菓子を持ってきます。花婿は白い民族衣装を着ます。地方によっては、赤色、もしくはマルーン色の布を羽織るそうです。


参列者たちは、花婿の手に乗せられたルピー紙幣の上にヘナを1滴ずつたらしていきます。ちなみに、ヘナをたらされた使用済みの紙幣は、貧しい人に布施するそうです。それから紙幣を取り、花婿の手のひらにメヘンディーで日の丸のような円を塗ります。小指の先もメヘンディーで赤く塗ります。


地方によっては、花婿の手にも花嫁と同様ヘナで模様を描きます。この下の写真のは、花嫁と花婿の手のひらを合わせると、ひとつのデザインになります。メヘンディは、家族や友人が描いたり、もしくは、メヘンディーワーリという、プロのメヘンディー描きが描きます。



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この儀式の後、花火や爆竹で騒いだり、みんなが歌い踊り、花婿を祝福します。