フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記 -83ページ目

SEO

そろそろうちのサイトもSEOを気にしなくてはいけないなと考え中。

SEOというのは、
Search Engine Optimiazationの略で、
Yahoo!やGoogleのような検索エンジンで上位表示されるようになるための一連の作業を指す。

むむむ。

自分のITビジネス歴は、2001年夏を境に断絶しており、
SEOはちょうどその頃から始まっているので、
残念ながらSEOの知識がない。

このSEOがしっかりできなければ、
せっかくいいサービスを提供しても、
皆様に知って頂く機会がない。

どうしたらいいかなぁと、
アイデア出しを実行中。

飛び切り優秀かつ、根性あるハードワーカ

今日、一緒にやっていこうという仲間と色々話したが、
自分は、
飛び切り優秀かつ、根性あるハードワーカーと一緒に
仕事をしたいんだなと気づいた。

「この分野では任せてほしい。
 やれと言われたらやるから」

という優秀さと、

あきらめずに粘り強く
長時間働くハードワークさ。

こういうのを併せ持った人と仕事がしたい。

だからといって、出せる給料はごくわずか。

なので、レアジョブが好き、
この事業に賛同できる、
レアジョブを大きくしていきたい、
という意識があるかどうかが非常に大きくなる

あとそれと、
自分が成長したい、
優秀な仲間と働いて刺激を受けたい、
という成長意欲があるかどうかも
非常に重要なキーポイント。

生徒様にも励ましていただいたこと

本日、ある講師がレッスンをできなくなり、他の講師に代理をお願いした。
当然、その講師を予約していた生徒様にも講師変更についてメールを出した。

この生徒様には、「生徒様の声 」の執筆をお願いしていたので、
その矢先にこういう講師変更のお願いって、
本当に申し訳ないし、相当かっこ悪いなぁと思いながら、メールをお出しした。

すると、次のようなお返事をいただいた。

HPへの掲載、皆様のお役に立てるのでしたら喜んで受けさせていただきます。
御社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

一読して、ちょっとじーんと来た。
うれしかった。

他にも生徒様から、

応援していきます

というコメントや、

夜遅くまでお疲れかと思いますが、このrarejobは注目を浴びるとおもいます。

というチャットでのメッセージをいただくことがあり、
その瞬間疲れが吹っ飛び、ありがたいなぁと思う。

というわけで、講師から だけでなく、生徒様にも励ましていただけるというのが、
この事業をやっていて良かったなぁと思う瞬間。

ITビジネスを始めたつもりだったが、実にヒューマンタッチな場面が多い事業だなとも思う。

梅田望夫さんの「ウェブ時代をゆく」

梅田望夫さんの「ウェブ時代をゆく」を読んだ
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)/梅田 望夫
¥777
Amazon.co.jp

面白かった。

濃ゆい。

ちなみに一番好きだったのはこのくだり。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「18歳の自分」に向けて私は迷わず「ウェブリテラシーを持つ」よう助言するだろう。リアル世界とネット世界の境界領域のフロンティアを生き「新しい職業」につく可能性を広げるためのパスポートだと思うのだ。
ウェブリテラシーとは、たとえばこんなことである。
(1) ネットの世界がどういうしくみで動いているかの原理は相当詳しく徹底的に理解している。
(2) ウェブで何かを表現したいと思ったらすぐにそれができるくらいまでのサイト構築能力を身につけている (ブログ・サービスを使って文を書くとかそういうことではなくて)。
(3) 「ウェブ上の分身に金を稼がせてみよう」(『ウェブ進化論』第一章)みたいな話を聞けば、手をさっさと動かして底に新しい技術を入れ込んだりしながらサイトを作って実験ができる。広告収入の正確な流れも含め「バーチャル経済圏」がどういう仕組みで動いているかの深い理解がある。
(4) ウェブ上に溢れる新しい技術についての解説を読んで独学できるレベルまで、ITやウェブに対する理解とプログラミング能力を持つ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

うーん、ほんとにそうだよな、と心から思う。
このリテラシーだけで何かが得られるわけではないが、
これができるかどうかで、人生のチャンスはものすごく大きく広がる。

ちょうど、英語に似ているんだろうなって思った。
英語ができなくても、日々の生活では何の損もしない。
けれど、長期的に見ると、実に大きなチャンスを見逃しているわけで。

そういえば、知り合いの人でも、
「このままじゃイヤだ」という思いの下、
一念発起してウェブリテラシ身につけて、
オンラインショップを成功させて本まで出した、
という方がいる。

この方の場合、明らかにウェブリテラシを身につけようっていう意思が人生を変えた。
この方、次は英語で一念発起することを僕は期待。

ただ、ウェブリテラシの上記(1)~(4)の条件、ちょっと厳しいかなと思う。
一応、いまITベンチャーの社長のはしくれなわけだけれど、
ディレクション(っぽいこと)はできても、プログラミングはできないし。

むしろ、サイト構築能力・プログラミング能力の有無よりも、
 ・ 既存技術・最低限の要件で実現可能な水準までアイデアを落とし込んでいけること
 ・ 自分がつくれなくても、そのアイデアを面白がってつくってくれる人を知っていること
という程度でかまわないんじゃないか、と思う。

ひとりウェブリテラシじゃなくって、ふたりウェブリテラシという感じで。

現在の一日

朝起きて、講師トレーニングを2時間行い、
メールに返信などを書き、
現地と打ち合わせをし、
2時間ほど教材をつくり、
人に会うと、
もうすぐに夕方5時。

あと3時間ほどはまだ作業ができるけれど、
その後は緊張するレッスン管理。

そして、レッスン管理が終わると、
必要なメールを関係者に送り、
疲れ果てて眠りに着く。

フムムム

24時間じゃぁ足りないなぁ

講師に励ましてもらったこと

今日は少し嫌なことがあって落ち込んでいたのだが、
ある講師からのこんなコメントをもらって少し救われた。

I am also glad that it seems more students are pleased with RareJob. Thank you for giving us this opportunity.

たくさんの生徒様に、英語を伸ばそうと毎日サービスを使って頂けている。
講師のほうも、外国の人と交流しながら、普通よりは高い給与をもらって仕事ができる。

考えてみれば、これは、幸せな状況なのかもしれない。

ちょっとまだ落ち込んでいるから気分は完全に回復したわけではないけれど、
これで一風呂あびたらまた元気になるかな?

ベンチャーキャピタル

起業後初めてベンチャーキャピタルの方とお会いした。

色々勉強させていただくことが多かったが、
「弊社に投資できないとしたらどういうことが考えられますか?」
と質問したときのお答えが面白かった

・アーリーステージ過ぎると判断された場合
・バリューの計算が高すぎると判断された場合
・成長曲線を論理的に納得できるよう説明できていない場合
・投資金額が少なすぎる場合

この最後の「投資金額が少なすぎる場合」
というのが面白かった。

考えてみれば、VCも資本調達コスト以外に
いろいろ固定費用がかかるわけで、
小粒の案件をやってもしょうがない、ということはあるのだろう。

起業するときは、小資本でできるものがいいなぁというイメージがあったが、
大資本を想定して始め、資金調達して・・・ 
という考え方も、少なくともIT業界では有効なのだなぁと思った。

アタマではわかっていたつもりだったが、
カラダまで落ちていなかったと思う。

ま、事業を成功させることが大事なので、
大資本を調達するために事業戦略を組む、
ということがあっては本末転倒ではあるが。

ベンチャーキャピタルは、
あと数名の方にお会いする予定なので、
また勉強させていただきたいと思っている。

うちの会社で一番貴重なリソースは、社長の時間ではない

日経ビジネスを読んでいたら、
某社長がこんなことを言っていた

「うちの会社で一番貴重なリソースは、社長の時間だ」

メディアに書かれていることだから、
もしかしたら歪曲されているのかもしれないが、
もしこれが本当なら、
よっぽど周りの人に恵まれていないか、
それとも周りの人に恵まれているのにそれを活かしきれていないか、
そのどちらかだろうなと思った

僕は、

「うちの会社で一番貴重なリソースは、社員の時間だ」

というのならわかる。

というのも、サイト立ち上げの中で、
状況状況に応じて、
「この人の時間がいま一番貴重なリソース」
というのが刻一刻と変わっていた

サイト立ち上げのときはIT担当の時間が最も貴重だった。
講師トレーニング・教材作りがメインになったときは僕の時間。
現地の採用・PC増設のときは現地のパートナーの時間。

だから、僕はそれにあわせて、
「今この人の時間を最も大事に使いたいな」
という判断の元、色んな人のサポートをしながら動いてきた。

ちょっと難しくいうと、
仕事全体の中のボトルネックは、
進行状況に応じて日々移動しているので、
その最大のボトルネックが最も手早く解消されるように、
トップは動くべきなのである、
ということだ。

ここまで書いてきて思ったが、
TOC理論をスケジューリングに応用すればこういうことだと思う。

というわけで、

「うちの会社で一番貴重なリソースは、社長の時間だ」

とは全然思わない。

エロイ先生

少し前のことになるが、
講師で、エロイ先生という人が募集してきた

エロイ先生?

名前を聞いてびっくり。

エロイ先生かぁ。

「ハレンチ学園」とかに出てきそうな名前。

ていうかそのまますぎてハレンチ学園にさえ出てこないよ、みたいな。

トレーニングを一通り終えて、
最後に言いにくかったけれど僕は言った。

「あのさぁ、本当に申し訳ないけれど、
 エロイ先生っていう名前がね、日本ではね・・・」

彼女、改名に同意。
ちなみに、何て今は名前になっているかは秘密。

「この人がエロイ先生かぁ」 という講師を探してみてください
http://www.rarejob.com/teacher.php

スカイプのトラブル対処法 (Skypeがつながらない、音声品質が悪い、聞こえない、話せないなど)

スカイプのトラブルの対処法がいくつか見つかったので、
ここにまとめていきたいと思います。

25分129円~のマンツーマン英会話レアジョブ 」を運営している中で
スカイプについていろいろと事例を蓄積しています。
その対処法を公開し、共有していきたいです。

(もし、「こういう方法が有効」というのがあれば、
 コメント欄に書き込んで情報共有していただけると幸いです。)

(同業他社さんもご覧になっているかもしれませんが、
 オンライン英会話にとって市場の成長が第一だと思うので、
 ぜひ事業でご利用ください。
 ただし情報元を書かずにコピペ、だけはご勘弁を。)


【スカイプのトラブルの原因の切り分け方】

1. スカイプがつながらない
2. つながっているけれども、声が相手に(または自分に)聞こえない
3. 声は聞こえるが、音声品質が悪く、聞きづらい

   (以下、順に対処方法を説明します)



1. スカイプがつながらない場合

1.1 ログインできていない場合は、パスワード調査・新規アカウント取得

1.2 ログインできている場合は、下記の順にチェック
・ネットがつながるか(インターネットが見れるか)
・スカイプをいったん終了させ、再起動してみダメか
・パソコンを再起動してもダメか
・以上でダメなら、スカイプの再インストールをオススメします



2. つながっているけれども、声が相手に(または自分に)聞こえない場合

2.1 お互いに音声セルフチェック をして、どちら側が原因か特定する
(以下の作業は、原因となっている方が行ってください)

2.2 マイクの端子・イヤフォンの端子が、正しい穴にささっているか確認する
(機器によっては、なぜか逆にさしてみるといい場合もある らしい ・・・汗)

2.3 ウィンドウズ画面右下の音量アイコン右クリックで、マイクの音量を確認し、ミュートになっていないか、音量は最大かどうか確認する

2.4 コントロールパネルを開き、(クラシック表示にして)「オーディオ」の「録音」の部分で、ヘッドセットに相当する機器がオフになっていないか確認する。また、サウンド機器のソフトウェアが正しくインストールされているか確認する

2.5 スカイプを開き、「ツール」→「設定」→「オーディオ設定」を確認する。 マイクの音量が小さくなっていないか、「デバイス」のところが正しく表示されているか、確認する。「音声設定の自動調整を有効化」に、最初はチェックが入っていると思うので、そのチェックを外したり入れてみたりして確認する

(以上でもまだ問題があるようならば、ソフトウェアや設定の問題ではなく、ハードウェアの問題かと思われます。以下詳細)

2.6 ヘッドセットに問題がないか確認する。他のパソコンにそのヘッドセットを差し込み、マイクが機能しているかどうか確認する。確認するときは、「Windowsスタートボタン」→「プログラム」→「アクセサリ」→「サウンドレコーダ」で、自分の声が録音できるかどうかで確認する。 (マイクにはデジタルのものとアナログのものがあり、アナログだとパソコンでは動かないそうです。また、スカイプと相性の悪いマイクもあるそうです。) ヘッドセットに問題があるとわかった場合は、楽天アマゾン などでスカイプ用のマイクを購入する

2.7 ヘッドセットに問題がない場合は、パソコンを確認する。マイクをパソコンに差し込んだまま何回か再起動を繰り返すとなぜか動くようになったという話 もあるので一応試してみる。 それでもダメなら、パソコンのマイクの穴の部分に問題があると思われるので、USB対応ヘッドセットを楽天アマゾン で購入して、そちらをUSBにさして使う (パソコンを修理するよりもヘッドセットを買ったほうが安いと思うので)

 

3. 声は聞こえるが、音声品質が悪く、聞きづらい場合

3.1 音はイヤフォンで聞くようにする。音をスピーカーで聞いていると、その音がマイクにも入り、相手がエコーのように聞こえるときがある。

3.2 マイクやイヤフォンの音量が十分あるかどうか、2.32.5と同じ方法で確認する

3.3 ヘッドセットのマイクの位置に気をつける。口から遠いと音がかなり小さくなるが、口の前だと息の音かかかるので、アゴの前に持っていくようにする

3.4 どのマイクで音を拾っているかをチェックする。ヘッドセットを差し込んでいるのに、ノートパソコン付属のマイクで音を拾っている場合がある。(これは、どちらのマイクに息を吹きかけたら「フッ」と聞こえるかどうかでわかる)その場合は、ヘッドセットを有効にするために、上の2.2から確認していく

3.5 インターネットの回線を確認する。ダイヤルアップや無線LANだとどうしても音が途切れがちになる場合があるので、可能であれば、ADSLや光を導入して、パソコンとLANケーブルでつなぐ。プロバイダがぷららの場合はスカイプに対してもP2P規制があるので個別に設定解除 する

3.6 ヘッドセットの機能を確認する。周囲のノイズが気になるときは、ノイズキャンセリング機能つきのヘッドセットを、楽天やアマゾンで購入すると良い

3.7 Yahoo!メッセンジャーなど、通信領域を食うソフトを終了させる。スカイプのビデオ通話も、音声品質が悪いときは終了させて音声のみとする。ADSLの場合上り速度が下り速度よりも遅いので、ファイルのDownloadはOKでもUploadは避ける

3.8 パソコンの機能を確認する。可能であれば、同じ場所・同じ条件で、違うパソコンを使ってスカイプを試してみると、パソコンに原因があるかどうかがわかる。一般的に、CPUは2ギガ(Core2では1ギガ)以上、メモリは512MB(Windows Vistaでは1024MB以上)以上のスペックが、双方のパソコンにあると音声品質が安定する。(注 これ以下のスペックでも音質を別にすればスカイプは動きますが、色々ソフトウェアを立ち上げている中でも音声品質を安定させるという意味でスペックをかなり高めに書きました)

以上です。

(2008/12/29 追記) うちのインターンのS君が、スカイプのトラブル解決ツール をつくってくれました。
こちらの方がより参考になるかと思います。


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