ベンチャーキャピタル | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

ベンチャーキャピタル

起業後初めてベンチャーキャピタルの方とお会いした。

色々勉強させていただくことが多かったが、
「弊社に投資できないとしたらどういうことが考えられますか?」
と質問したときのお答えが面白かった

・アーリーステージ過ぎると判断された場合
・バリューの計算が高すぎると判断された場合
・成長曲線を論理的に納得できるよう説明できていない場合
・投資金額が少なすぎる場合

この最後の「投資金額が少なすぎる場合」
というのが面白かった。

考えてみれば、VCも資本調達コスト以外に
いろいろ固定費用がかかるわけで、
小粒の案件をやってもしょうがない、ということはあるのだろう。

起業するときは、小資本でできるものがいいなぁというイメージがあったが、
大資本を想定して始め、資金調達して・・・ 
という考え方も、少なくともIT業界では有効なのだなぁと思った。

アタマではわかっていたつもりだったが、
カラダまで落ちていなかったと思う。

ま、事業を成功させることが大事なので、
大資本を調達するために事業戦略を組む、
ということがあっては本末転倒ではあるが。

ベンチャーキャピタルは、
あと数名の方にお会いする予定なので、
また勉強させていただきたいと思っている。