フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記 -56ページ目

フィリピン初サーフィン!

フィリピンで初サーフィン、行ってきました!
レアジョブを始めてから全然行けていなかったんですが、
楽しかったです!

ビーチは、マニラを朝4時半のバスに乗って、8時間ゆられて着く、太平洋側の町にあります。

ついた時のコンディションですが、
風はきつめのオンショア、
サイズは台風スウェルが届いてカタくらい、
ただちょっとダンパー気味のビーチブレイクでした。

さっそくボードをレンタルして入ったんですが、
波数も多く、外に出るカレントもわからず、
まったく筋トレしていなかったということもあり、
そしてデカめのショートしか借りれなかったということもあり、
「これは・・・」と思っていたとおり、案の定ゲットできませんでした。 (涙)
(ここらへんで僕のレベルがわかります・・・)

しょうがないからホワイトウォーターで何本か乗ったんですが、
いや、でもサーフィン、楽しいなって思いだしました。
で、悔しいからきちんと筋トレしようと心に誓いました。

で、翌朝日の出のころに起きてみると、
サイズは少し落ちてカタムネくらい、風は無風、
でも昨日よりきついダンパーになってました。

「今日もゲットできずコースなのかなぁ」 と思って、
どうしようか考えていたんですが、
近くにポイントブレークがあるとのこと、
トライシクルにのって行ってみました。

そこは、ビーチ際のホテルからトライシクルで20分、さらに
リーフを徒歩で20分歩いたところにあるポイントでした。
入っているのが数人しかなく、また遠めに波もかなりよさそうに見えたんですが、
「ちょっと今の僕じゃなぁ・・・」と思ってヒヨッて帰ってきました。

で、帰ってくる途中に展望台みたいなところがあり、
そこから見えたのがこの波です!

戦略コンサル辞めて起業している日記-surfinPhl


コの字型になっている湾の、すみっこのところにあるリバーマウスです!
かなりよさげに見えたんで、
「絶対あそこでやる!」 と思って、さっそく入りました。

そしたら、案の定、やっぱり素晴らしい波!
湾の内側なんで、サイズは腰くらいに落ちているんですが、
(またそれも僕にとっては良し)
波はメローだし、だいたいブレークするポイントは決まっているし、
そしてなにより人が少ない!
(ローカルの子が5,6人いた程度)

「ひょっとして、今まで入った中で、
 僕にとって最高のポイントなんじゃないか?」

って思えるくらいで、幸せで、笑いがとまっていませんでした。

ただ、肝心のライディングはというと、
パドルが遅く、従ってテイクオフも遅く、
ノーズが結構刺さってたんで、
まぁ反省点いっぱいです。

でも、やっぱり幸せでした。
(この海に一緒に入れる友達がフィリピンにいれば! と思った)

いやー 今思い出しても幸せです。
また絶対行きます。

ただ、おそらく、下記が注意点かと思います。

・台風とかないときは、サイズがあまりにもダウンしてしまっていいポイントでなくなりそう
(逆にもっとサイズアップすると、ガンガンチューブを巻きそう)

・ボードレンタルは、初心者向けのロングボードまたはファンボードばかりで、
ショートの在庫はほとんどないので、自前で持っていた方が安全


しかし、あれくらいの波ってのはまあ経験がありますが、
あれくらいの波が立っているのに人が10人も入っていないというのは本当に魅力的です。

モトさん、おサルさん、ムトーさん、フィリピン一緒にいきましょう!
また、マニラ在住のサーファーの方がいらっしゃいましたら、友達になってください。

アイスクリーム

最近うちのフィリピンオフィスで、
ネットワーク関係のアルバイトをしている、
RK君という人がいる。

で、今日彼に初給料が出たのだが、
年上の正社員のお姉さまたちにかわいがられているので、
なぜだかよく知らないが、
彼が、初任給でみんなにアイスクリームをおごるってことになった。

そのときの写真。


戦略コンサル辞めて起業している日記-icecream

スタッフの一人が、現地の売り子の声真似で、
「アーイスクリーム!!!」 と叫ぶと、
みんなが、オフィスの隣にあるResidential spaceに集まった。

正社員もいるし、アルバイトもいるし、
最近わさわさ入ってきたインターンの子たちもいる。

Tutorを集めたイベントはよくやっていたけれど、
Tutor以外のスタッフを集めたイベントは久しぶりかも。

まぁ、イベントってほどじゃないけれど、
みんなでこうやってワイワイとアイスクリームを食べるのは楽しいなぁと思った。

自分の人生を生きていれば、人生がシンプルになる

梅田さんのブログがおもしろかった。

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アメリカに来てまもない頃、初めてラスベガスに行ったとき、僕は夜どおしブラックジャックのテーブルに坐って勝負をし続け、そのまま朝になって、一睡もせずに空港に向かったので、飛行機がサンフランシスコに向けて飛び立ったのを知らず、気がついたら着陸していて、隣に坐っていた妻に呆れられた。その後も、ラスベガスは遠いのでなかなか足を伸ばせないので、レイク・タホのネバダ側まで、車での一泊旅行もよくした。

アメリカに来て二年半たって会社を創業した。最初のうちは休む間もなくて、なかなかラスベガスやタホに行く時間がなかった。

やっと暇を見つけて、さあ久しぶりに・・・と出かけたとき、僕はもう夜通しどころか、ほんのわずかな時間もブラックジャックのテーブルに坐って勝負することができなくなった。

会社を創業してからの日常は、ぜんぜん意識していなかったけれどじつは勝負・勝負の連続で、ブラックジャックのテーブルの上のチップとは比較にならぬ金額が、自分の判断の一つ一つによって、ちょっとしたことの成功と失敗の違いによって、出て行ったり入ってきたりするものなのだということが、ブラックジャックをやり始めてまもなく、鮮やかに身体でわかってしまったからである。

それ以来、ラスベガスやタホに行っても、ブラックジャックのテーブルに坐ることはなくなった。

「ものぐさ」さんの『人は結局自分の人生を生きなければならない。あくまで生きるというのは自分自身の主観的な行為である。』という文章の言葉を借りれば、12年前に会社を始めたときに、僕は本当に「自分の人生を生き」はじめ、その代償行為を必要としなくなったのだろう。
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梅田さんが戦略コンサルタントだったことは、ギャンブルがとても楽しく、
そして起業したとたん、ギャンブルが楽しくなくなった

ナルホド、と思った。

僕も起業後にギャンブル欲がなくなった。
それは、起業がいわばギャンブルだからだと思っていた。
(起業=超アーリーの未公開株に数年間全財産一点張りの投資方法)

でも、違うんだってことに気づいた。

僕は、僕の人生を既に歩み始めているんだ。
自分の人生を歩み始めると、たいがいのことが、重要じゃなくなる。

・どれだけお金持ちか、とか
・面白い人と会ったか、とか
・自分が人よりもどれくらい優れているか、とか
・自分が人からどう思われているか、とか
・自分がどれくらい異性にモテるか、とか

自分にとって真に重要なことをやっていれば、
そういったことがどうでもよくなるのは当然。

だから当然、
ギャンブル欲が満足されているか、なんてはのはどうでもいい。

朝、鏡を見て、
「今日が人生最後の日だったとしても、今日予定されていることをやる」って思えるとしたら、
それは、自分の人生を生きている証拠。

自分の人生を生きていれば、人生がシンプルになる。



戦略コンサル辞めて起業している日記


もうひと部屋Get!

インキュベーションセンターに入居しているんですが、
事業拡大に伴い、手狭になってきて、どうしようかなー と悩んでおりました・・・

が、

もうひと部屋を借りさせていただけることに相成りました!

ありがとうございます!

固定費面でだいぶ助かるので、ありがたい限りです! m(_ _ )m

スラムドック・ミリオネア

中国から帰ってくる飛行機の中で、映画を見た。

海外に行く機会が多くなると、なんだか映画を観る機会も多くなる・・・

見たのは、「スラムドック・ミリオネア」

「クイズ・ミリオネア」の映画なんて・・・ と思っていたが、
やっぱりアカデミー賞は伊達じゃない。

面白い!

インドの貧困層の現実と
(本当の現実はもっと厳しいはずだけれど)
そこでたくましく生き抜き、
しかも大事なものをあきらめなかった男の物語。

おすすめです。

無意識の調節機構


(今日は汚い話をします。 恐縮です)


中国から帰ってきました。

中国でいたところは、すんごい田舎だったので、
トイレは当然ボットン便所でした。

それも、日本にあるような屋内または離れにあるボットンではなく、
屋外に穴を掘って、それを壁で囲っただけ、というものでした。

そういうところに2週間いたんで、
毎日屋外のボットン、という生活にもだいぶ慣れました。



で、話は変わるんですが、

学校からの帰宅途中とか、ときどき、
トイレに行きたくてたまらなくなるときってありますよね

(しかも、大きい方で。)

あのとき不思議なのは、
・家から遠くにいる時は、便意はそれほど強くない。
・家に近づくほど、便意は強くなる。
ということ。

「トイレから遠い所にいるぞ → 我慢してあげよう」 
「トイレに近くなってきた → 出せ出せ」 
そんなふうな、無意識の調節機構が、体の中にあるのかもしれないです。



で、中国から帰ってきたその日。

空港から電車に乗り、自宅最寄り駅に着きました。
で、スーツケースをひきずりながら家まで歩いていくと、
途中で、トイレに行きたくなりました。

(しかも、大きい方で。)

まだ家から遠かったんで、当然、無意識の調節機構が働いてくれて、
便意をセーブしてくれる・・・ はずだったんですが、

2週間のボットン生活に慣れた身としては、

「屋外にいるぞ」 → 「トイレOK!」 → 「よし、出せ出せ!」

という指示が体の中をかけめぐり、

体の中は臨戦態勢。


家から遠いのにもかかわらず、

かなーり

かなーり

つらかったです。


都心の大通りを歩いていて、

植え込みとかをみるとムズムズしてくるんですが、

「イヤ、ここは東京都心だから! 
 そこ、トイレじゃないから!」

って、自分の体にツッコミを入れていました。

社長にとってはロジックよりも直感の方が大事

社長業ってのはロジックよりも、
考えなくても感じる、直感の方が大事だと思う。

というのも、

この1ヶ月間、いろいろと大変で、考え込むことが多かった。

考えに考えた結果、
「アレ? なんだか自分が少しおかしいな」 という状態になってきていた。

考えすぎていて、
いつもだったら一発で判断できることでも、判断できなくなっていた。
考え込んで、周りに意見求めて、判断できず、
行動が遅れ、仕事がたまっていく・・・

一発で判断できた時を思い出すと、
直感で判断していて、それがかなりの部分で正しかったよなぁ、と。

直感で判断するってのがどういうやり方かというと、
選択肢Aをとろうかどうか迷う時に、
選択肢Aを思い浮かべてみて、
ちょっと楽しい気持ちが心の中にうまれた → 実行する
ちょっと不安な感じになった → 実行しない
というやり方。

(僕の場合、ですが。)
(もちろん、ある程度ロジカルに考えた後の話、ですが。)

前職を辞める決断をした時に、
レアジョブをやりたくてやりたくて、どうしようもなくなった
という経験をしたが、
これはその直感の最たるものだと思う。

あの時点で持っていた材料から、ロジカルに判断するならば、
「どう考えてもレアジョブは始めるべきでない」
という結論になるはず。
(特に戦略コンサル的には)

それでも始めてしまっていたのは、直感を信じたから。
で、もちろんそれが良い結果を招いている。

(こう書くと、なんだかアヤシイ説のように思えてくるかもしれないけれど、
「第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい」  によれば、
最近の心理学でそういった「直感」の大事さが少しずつ解明されているそうです)

逆にいえば、この直感、発揮するためには、
感情面で大きな凹みがない
という前提が必要だとも思った。
(プライベート・ビジネス両方で)

というのも、自分の中のわずかな感覚に目を向ける必要があり、
それを押しつぶすような大きな感情に襲われていると、
判断が狂ってしまうから。
(例えば、全てネガティブに思えてしまうとか、その逆とか。)

日経ビジネス人文庫「松下幸之助 夢を育てる」

松下幸之助 夢を育てる―私の履歴書 がおもしろかった。

1950年代に、松下電器産業(現パナソニック)が企業規模を大いに拡大しようとした時期があった。

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松下電器の再建もようやく軌道にのってきた昭和三十一年、私は松下電器の五カ年計画を発表した。・・・私は“向こう五カ年に売り上げを四倍にしよう”と一月十日の経営方針発表会の席上で発表したのである。これにはみんなびっくりした。“ほんとうにそんなことができるのだろうか”とみんな半信半疑であった。
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ここで、さすが松下幸之助翁!

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私は、この計画は必ず実行できると信じていた。・・・ その信じるところの理由を私は次のように話したのである。

「なぜできるかと申しますと、これは広く一般大衆の要望だからであります。すなわち、これはわれわれに課せられた大衆の要望を、それをそのまま数字に表したにすぎないのでありまして、私ども自体の名誉のためとか、あるいは単なる利欲のために行おうとするものではないからです。いわば社会に対する義務の遂行です。だからわれわれの働きに怠りさえなければ、これは必ず実現できると思うのです。われわれは世の中に奉仕するという崇高な義務に基づいて、仕事をやっているのでありまして、名誉とか成功とか、そいういういわば私的な欲望から発しているものでは断じてないのであります。
 言い換えますとこれは、私どもが大衆と、“見えざる契約”をしていることになるのであります。もちろん別に契約書を交わしたわけでもなければ、口約束をしたわけでもありません。しかし、われわれの仕事の使命をはっきり自覚するならば、そこに“見えざる契約”“声なき契約”が交わされていることを知ることができるのであります。だからこの“見えざる契約”を素直に見、”声なき契約”を謙虚に聞いて、その義務を遂行するために、常日頃から万全の用意をしておくことは、これは私ども産業人に課せられた大きな義務だと思います。」

5か年計画の目標八百億円は、私のこの方針発表にふるいたった全員の協力で、四年目にほぼ達成できた。そして五年後には松下電器の生産販売額は一千億円を超えたのである。
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ベンチャーは、世の中に存在するイシューを解決する存在。
と僕もこのブログに書いたが、
いやー レベルが違う。

これがリーダーとしてあるべき姿。
ここまでの言い切りっぷり・・・ さすが経営の神様だと思う。

「Fuji Sankei Business i」に掲載頂きました!

本日発売の新聞「Fuji Sankei Business i」に取り上げていただきました。
Web版にも同じものが載っています。
http://www.business-i.jp/news/venture-page/news/200904160007a.nwc

先日取材を受けていたんですが、
それが本日記事となってまるまる1ページとして
掲載していただきました。

ていねいな取材、きれいな写真(特に紙面)で、まことにありがとうございます。

ちなみに、経営パートナーはドコモ出身なのですが、
この記事が今日のドコモのイントラに出ていたそうです。
(毎朝、ドコモ関連ニュースが載ってる新聞記事を集め、配信しているもの)
それで、何人かから載ってるよ、との報告をいただいたようで、
本人はうれしがっておりました。

宝島社発行の「Mono Max」にて、レアジョブを紹介いただきました!

宝島社発行の「Mono Max (モノ・マックス) 2009年 05月号 [雑誌] 」にて、レアジョブをご紹介いただきました!

「0円から始める英会話」という特集記事の中で、
0円では決してないのにもかかわらず、
レアジョブをご紹介いただきました。
(あ、もちろん、3000円~ ってきちんと紹介されています)

宝島社の方々、そしてライターの皆様、ありがとうございます

レアジョブの紹介はあまり大きくないのですが、
「0円から始める英会話」という特集記事はなかなかに面白いです。
雑誌は一部500円ですし、よかったら買ってみてください。

Mono Max (モノ・マックス) 2009年 05月号




あと、全然関係ないですが、この記事ですが、中国から書いています。
地平線まで畑が広がる、つい2,3年前まで水道すら通っていなかった田舎ですが、
ADSLはあり、ここから仕事もできます。
フラット化、ここに極まれり、です。

外はすさまじい風で、乾いた土が舞い上がり、
これが黄砂として日本に降り注ぐんだなぁと思うと感慨深いです。