社長にとってはロジックよりも直感の方が大事 | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

社長にとってはロジックよりも直感の方が大事

社長業ってのはロジックよりも、
考えなくても感じる、直感の方が大事だと思う。

というのも、

この1ヶ月間、いろいろと大変で、考え込むことが多かった。

考えに考えた結果、
「アレ? なんだか自分が少しおかしいな」 という状態になってきていた。

考えすぎていて、
いつもだったら一発で判断できることでも、判断できなくなっていた。
考え込んで、周りに意見求めて、判断できず、
行動が遅れ、仕事がたまっていく・・・

一発で判断できた時を思い出すと、
直感で判断していて、それがかなりの部分で正しかったよなぁ、と。

直感で判断するってのがどういうやり方かというと、
選択肢Aをとろうかどうか迷う時に、
選択肢Aを思い浮かべてみて、
ちょっと楽しい気持ちが心の中にうまれた → 実行する
ちょっと不安な感じになった → 実行しない
というやり方。

(僕の場合、ですが。)
(もちろん、ある程度ロジカルに考えた後の話、ですが。)

前職を辞める決断をした時に、
レアジョブをやりたくてやりたくて、どうしようもなくなった
という経験をしたが、
これはその直感の最たるものだと思う。

あの時点で持っていた材料から、ロジカルに判断するならば、
「どう考えてもレアジョブは始めるべきでない」
という結論になるはず。
(特に戦略コンサル的には)

それでも始めてしまっていたのは、直感を信じたから。
で、もちろんそれが良い結果を招いている。

(こう書くと、なんだかアヤシイ説のように思えてくるかもしれないけれど、
「第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい」  によれば、
最近の心理学でそういった「直感」の大事さが少しずつ解明されているそうです)

逆にいえば、この直感、発揮するためには、
感情面で大きな凹みがない
という前提が必要だとも思った。
(プライベート・ビジネス両方で)

というのも、自分の中のわずかな感覚に目を向ける必要があり、
それを押しつぶすような大きな感情に襲われていると、
判断が狂ってしまうから。
(例えば、全てネガティブに思えてしまうとか、その逆とか。)