日本発の技術であるiPS細胞は、人口多能性幹細胞と呼ばれ、体細胞
にいくつかの遺伝子を組み込み培養するため、無限に増殖できる。
 
その応用例としては・・・
1)臓器などの機能を回復する再生医療
  移植時の拒絶反応が小さい
 
2)創薬への利用(新薬開発時に実際の人の細胞の代わりに利用する。)
  新薬の候補物質を探したり、副作用の有無を調べる
 
課題としては・・・
・安全性をどう実証していくか
・制度面での基盤整備
・日本の優位性をどう保つか
 
課題はあるけど、有望かつ日本発の技術として期待したいところ!
 
(日経ビジネス 2012.6.4)  
震災に円高、ますます過酷さを増しているグローバル競争の中で、日本の
メーカーは勝ち残っていけるのか、不安を感じる今日この頃である。
 
企業の中で、若手技術者たちを見ていると、答えの見えない課題に挑戦する
チャレンジ精神、悩みながら失敗しながらも克服する技術者魂といったものが
失われていっているように思われる。
 
今までの手順に則り、失敗なく製品を開発して行くことを好む若者たちを
見ていると、間違うこと、失敗することを悪とする現在教育の弊害が完全に
浸透していると感じられる。
また、企業の中でも効率化の名のもとに、失敗をさせないという風潮が見られ、
更にその方向性を助長している。
 
過去のベンチマークをもとにした開発であれば、他のアジアの国々でも
同様にできるのであり、コスト高の日本の技術者が過去の踏襲をしていて
勝ち残れる時代は、もはや終わりを告げようとしているのではないだろうか。
 
昔、日常的に行われていたOJT、数々の失敗の中で掴み取ったノウハウや技術、
失敗を叱られた中で育てられた精神力。こういった一見非効率と思われる部分
こそが新規技術の発見や、技術者の成長を生み出してきたのであり、今後の
日本の技術力向上に必要なモノなのではないだろうか。
 
若手技術者たちに言いたい、失敗を恐れるな、人は失敗の中からこそ、多くを
学べるのだから・・・。
 
最近鉄鋼大手、工作機械大手企業で大きな問題になっている技術流出。
 
この流れは本当に止まらないのでしょうか・・・
 
これだけグローバル化が進むと、愛社精神や技術者倫理だけでは
技術の流出を防ぐことはできないでしょう・・・
 
10年後はどうなっているのか?
 
考えさせられます・・・
 先日聴いたラジオの話題から。
 米アップル社の創業者の一人、スティーブ・ジョブズ氏の有名なスピーチに、「Stay hungry, stay foolish.」という言葉があります。この「Stay foolish.」の日本語訳として、多くの国内メディアが「ばかであり続けろ」「愚かなままであれ」等としていますが、これは広義的な訳であり、「やんちゃなままであれ」のような訳がより近い意味になるそうです。ちょっとした言葉の違いですが、誤解を招きかねない前者の訳より、ほとんどの人にとっては後者の方が理解しやすいでしょう。
 似たような事例として、明治時代の札幌農学校(現北海道大学)のウィリアム・スミス・クラーク博士の言葉とされている「Boys, be ambitious.」があります。こちらは「少年よ、大志を抱け。」が有名な訳になりますが、直訳すると「野心的であれ」という意味ですよね。後者の訳の方が、訴えたいことをよく理解できると思います。
 約130年も離れた2つの事例ですが、どちらも外国語を「理解する」ことの大切さを表しています。技術者も日本語だけでは通用しないと言われる時代。この2つの事例は頭の片隅にメモしておいて損はない、かもしれません。
 
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技術士第一次試験 「機械部門」専門科目過去問題 解答と解説 第5版
『Net-P.E.Jp』編著(日刊工業新聞社)が5/24に発刊されます。
 
平成23年問題(全問)の解説に加え、過去3年分を中心に、材料力学、機械力学・制御、
熱工学、流体工学の各科目ごとに過去問題を厳選して多数紹介。
それぞれの科目で必要とされるキーワードも整理しています。
試験の内容とその対策についてや合格体験談もあって内容充実!
 
下記本と合わせて過去問題を重点的に勉強すれば合格間違いなし!
 
技術士第一次試験「基礎・適性」科目キーワード700  第3版
『Net-P.E.Jp』編著(日刊工業新聞社)
基礎・適性科目は、受験者の専門以外の出題が多く、本書では最近の試験問題
を検討して厳選抽出したキーワード700個を解説!
 
技術士第一次試験は、過去問題を中心に過去数年分の問題を解き、
そこで出てきたキーワードとその周辺技術に関して調べることを繰り返す
うちに、合格する実力が自然とつきます。
 
試験に合格することだけではなく、技術者として必要な知識を得て、経験を
つむことが重要です。
 
日々の仕事を一生懸命していくことが一次、最終的には技術士になる最も
確実な近道になります。
今日は、 興味のある分野の専門家になるためはどうしたらいいか?
というテーマで書きたいと思います。
 
今日読んでいた本で共感したことがあります。

それは、1日30分間、特定のテーマについて学ぶと7年後には
その分野のリーダーになれる。これは、実証されているとのこと。
もしも1日1時間勉強するとしたら、4年以下で、1日3時間勉強
するなら2年もたたないうちにその分野の最先端に立つようになるというのです。
 
技術士になるために必要な勉強時間は約1000時間と聞いたことが
あります。技術士なった方は、これだけ勉強できるパワーを持っている
ので、そのパワーがあれば、どんな専門家にもなれるよなと。
どんどん新しいことに挑戦していくべきだよなと。
単純な 私はそう思ってしまいました。
 
とにかく専門家になりたかったらコツコツと努力をする。
努力は人を裏切らない。そんなことを思った一日でした。
暗くせずに涼しくする・・・日中の消費電力量低減のためのエコガラスが開発されている。

明るさを確保するために可視光線(人の目で見える波長が360nm~830nmの電磁波)は
70%程度通し、遮熱のため赤外線(人の目で見えない波長が0.7μm~1mmの電磁波)は
10%以下にブロックする。

エコガラスは、従来のガラスにチタンやステンレスの金属膜をコーティングしたものに対して、
100~200nmの銀や酸化スズの膜をコーティングしている。
エコガラスの活用で、冷暖房の使用量の削減と照明の電気代も節約できるかも・・・
(日経ビジネス 2012/5/7)
皆さんご存じのエコカー補助金。一定の環境性能を満たす乗用車は1台10万円、軽は7万円を国が交付してくれます。申込締切りは、来年228日までですが、補助金総額3000億円がなくなり次第打切り。試算では、約270万台分の車に相当するようです。補助金は早くて7月、遅くとも9月には底をつくそうです。
 
アクアは今注文しても補助金は間に合わないそうです。アクアの人気はすごい。
 
補助金駆込み需要のせいか、エコカー新車販売は軒並み好調のようです。一方補助金がなくなった後の反動がありそうです。
 
家電エコポイントの時もそうですが、一時的な政策に留まらず、業界を発展する方向にリードする政策が必要です。
 
リーマンショック、東日本大震災と原発事故、タイの洪水や円高などここ数年で色々なことがありましたが、長い目みた政策が大切です。
 
技術士試験でもよく問われる「少子高齢化」問題。試験問題のためではなく、私たち技術士はこの問題の解決策を真剣に考えなければなりません。特に私たち技術士機械部門は日本の製造業を支える最も重要な部門です。
 
みなさんで機械業界を盛り上げていきましょう。
 
1000年後に日本の子供がゼロになる」(東北大学経済学研究科)
 
という書籍を読みました。
 
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グレイトフル・デッドは知る人ぞ知る1960年代のヒッピーバンドで、
そのLIVEには大勢の人が押し寄せた。
 
ほかのバンドのようにレコードの販売ではなく、30年間以上
LIVEで稼ぎ続けた・・・
 
この本は独自の方法でその地位を確立したグレイトフル・デッドを
マーケティングという観点から考えたもの。
 
 
特に印象的だったキーワードを挙げると・・・
・バラエティに富んだスキルを組み合わせる
・偽りのなさや透明性を重視する
・新しいことに挑み、失敗と成功から学び前進する
・最新の技術を積極的に取り入れる
・既成概念にとらわれない
・得ようと思ったらまず与えなければならない
・自分が本当に好きなことをやり、社会に恩返しをする
 
グレイトフル・デッドのLIVEは来た人が自分を表現し、リラックスし、
祝い、踊り、交流し、楽しむことを許してくれる場だったらしい・・・
 
”ネッペ”もそういう場であればいいですね。
といっても踊りはしないか・・・
あのカップヌードルがごはんになった!
早速試食してみたけど、作り方は簡単。
1)箱をあける
2)具と粉末味の素、ライスを入れる
3)水を入れる
4)レンジで5分
5)香味油を入れてよくかき混ぜる
 
超お手軽にカップヌードル味のごはんが楽しめる。
 
見た目とにおいは食欲をそそる。
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そして味は・・・食べてみてのお楽しみ!
 
シーフード味もあるから今度試してみよう!
http://www.cupnoodle.jp/gohan/index.html