ネパールの手帖 -14ページ目

ネパールの手帖

平成22年6月から2年間、ネパールでソーシャルワーカーをしてきました。「ネパール日和」から「東京日和」へ。東京の空の下、ネパールで感じたことを思い出して記していきます。

3日目】

カトマンズ観光

民族衣装のクルタを着ているのに足元がスニーカーの私を不憫に思ったらしく、サンダルやアクセサリーを買ってもらったり、



任地の地図すら持っていいない私を不憫に思ったのか、地図や、ネパールの国旗も買ってくれたり、



なんだが、可哀想な日本人に見えたのだろうな。いろいろ買ってもらってしまった。。。

親戚の家に遊びに行ったり、家から語学学校までの道順を練習したり(初めてのおつかいみたい・・・)、丸一日、カトマンドゥをウロウロ。

夜ごはんは皆でネパール料理を作って、モリモリ食べて、ワールドカップ決勝観戦して。



よくも、まぁ、ネパール語だけでこれだけ話すわ。。。

自分に感動。


お母さんが文学の大学院に通っているので、小説の話やら世界のドラマや映画の話、

音楽好きの娘とは音楽やラジオの話やサッカーの話、話が尽きない・・・。

そういえば、

ネパールでは、タコが勝利予想をして、それが的中してスゲーーみたいなニュースが流れまくっていました。




4日目】

私たちは普通に、語学学校あります。



でも、小学校や、中学、高校、大学も・・・

昨日のワールドカップで皆起きれないから、



「休み」



だそうです。

これがネパール。それがネパール。

でも、こんなんでいいじゃん。と思う。のは私だけかしら?



帰宅してから・・・娘ちゃんに着物を着せてあげました。髪も結ってあげて。我ながらよくできました。

そしたら・・・・

「rituにサリーを着せてあげたい!」



と、



時計を見ると深夜0時・・・・。



「夜はこれからだぜ!」



ってことで、それからファッションショーstart!!



rituスッピンだぜ!



お母さんがパーティの時のサリーや、私好みの可愛いサリーも。

そしたら、



「これ、あげる!!」



え!くれるの!?

なんで、こんなによくしてくれるんだ・・・・。

いろいろ心配している私に



timi patakai samasya chaina ramuro keti



あなたは全く問題ないよ。いい子だ。

と、家族のように温かい言葉をたくさんくれました。

ホロリ涙でた。





5日目】

ステイ先から学校へ。



ドミトリーより近いからずっと住んでいたいよ。

また、必ず遊びにおいで。私たちは家族だからね。

と言われ、しばしのお別れ。







短い短いホームステイ終了。









ホームステイ中のBGMは



http://www.youtube.com/watch?v=zvy2EjfnVC8&feature=fvst


もちろんwakawaka。




78日(17日目)~13日(21日目)ホームステイ

カトマンズの南の方にあるお宅へ45日ホームステイ。

JAANというネパ日友好協会のようなところの斡旋。

教員の同期は教員のお宅にステイだったり、病院勤務の同期は関係者の家にステイだったり。様々。

私のステイ先の紹介・・・ドキドキ



rutuさん、Rさんは日本が話せます」



「え!?そんなパターンもあるのかよ!?」



と皆に言われるも、ネパール語チンタラグネマンチェ(ネパール語心配性)のために神様が手を差し伸べてくれたんだわ・・・。


つくづく、ラッキーガールだよね。rituは・・・。





しかーーーし、



ネワールだったのだ。

ネパールには多くの民族がいて、言葉も違ったりするのだけど、母国語のネパール語は基本的には皆話せるらしい・・・。


ステイ先はネワール族のお宅。お父さんは日本語も多少話せたけど、家族同士の話はネワール語。全くわからない。。。。

ちなみに自己紹介。


私の名前はリトゥです。



ネパール語・・・mero namu ritu ho

ネワール語・・・jiu na ritu ka

皆、ネパール語、英語、ネワール語、ヒンディー語を使いこなす。。。子どもも。

頭の中どうなってるんだ!?





お父さん、お母さん、16歳の娘の3人家族で、本当に仲良し。心底仲がいいんだろうなと思わせる家族にドップリ浸ろうと思います。





1日目】

自宅に到着すると、親戚の子も一緒お出迎え。

ウェルカム軽食に魚(おさかなちゃーーん久しぶり!!)やら、おもしろいお菓子をいただき、すでにお腹いっぱい。

親戚の6歳の少年の可愛いこと!停電で暗くて写真とれなくて残念!

長女が全国共通テストでトップクラスの成績だったので、それのお祝いとともに、シヴァにお祈りしました。

せっかくなので、ダルバードを手で食べたところ、「僕も僕もーーー!」と、いつもスプーンの少年も手で一緒に食べました。



手に慣れると、スプーンという異物が口に入ることの方が違和感を感じるのね。

でも、爪が黄色くなります。

日本のアニメの話や、ネパールの高校やカレッジの話、宗教やシヴァ神の話、ネワール族の話。夜中まで話込んでしまった。





2日目】

休日だったので、チベット仏教のお寺へ行き法事に参加、山へ軽くトレッキング。この日記は別記。

帰ってからは疲れながらも、また家族と話をしているうちに寝てしまい、ドイツ戦観られず・・・・・





後半へ

今日は、あいにくの雲行きで、


全く、星が見えなくて・・・

ネパールには織姫と彦星はいなくて、


「しっかり仕事しろよ」


と、雲に怒られているようで。


でも、

ジャマイカからのメッセージに感動したりして、



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



七夕の夕方、ジャマイカではこちらに来て一番の夕立が降りました。
きっとみんなが空を見たから、空がうれし涙こぼしたんだ。
みんなが元気でいますように。

http://www.youtube.com/watch?v=2GYBc1X8SU8


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久しぶりに、谷川俊太郎の「朝のリレー」を読む。


子どもの頃、思春期の頃、大人になって、そして今。

世界中に散った友人たちと朝をリレーしている。


入院している人、真っ青な海を眺めている人、4000メートルの高地にいる人、


経度から経度へ。じっくり噛みしめる。


みんなのところに星が瞬きますように。


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カムチャツカの若者が きりんの夢を見ているとき

メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている

ニューヨークの少女が ほほえみながら寝がえりをうつとき

ローマの少年は 柱頭を染める朝陽にウィンクする


この地球では
   
いつもどこかで朝がはじまっている


ぼくらは朝をリレーするのだ

経度から経度へと

そうしていわば交替で地球を守る

眠る前のひととき耳をすますと

どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴ってる

それはあなたの送った朝を

誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ

                            谷川俊太郎 「朝のリレー」


ネパールに来て、皆一緒だし、安心だし、助けてくれるし、


でも、やっぱり不安なこともあり・・・・


そんな時、サヤミジがネパールにいてくれて、心強いなぁ。


今日はネワール料理のピザみたいのを食べた。


絶品だけど、絶対まねできない・・・・ので、また食べに来ます。


今日はパサル(お店)番、見てるだけだけど。


ネパール人のお客さんには“娘”と偽ってみたら、


結婚はしてないのか?など

ちょっと面倒な話になってきたー。


そうだ、ここはネパールなんだ。



ネパールの手帖

今日のBGM

すっかりはまっています。

原田知世。PUPAのデータ持ってこなかった・・・残念。



http://www.youtube.com/watch?v=bpq8k3EPaS0&feature=fvw



ネパールの手帖


【寝言】


今日、ついに・・・・



わたし、ネパール語の寝言を言ったそうです。



やりました!ついに!嬉しい


「uniharumade....」


だって。


kina?


kinahora???



今日はついに停電!!


ネパールは水力発電が主だそうで、雨が降らないと、停電の時間が長くなります。

一日に1時間停電という日もあるそう。


最近も6時間くらいの停電はあったものの、ドミにはソーラー発電があるので、ほとんど困ることなく過ごせていました。


が、今日はそれすらなく、真っ暗!!


人間性が出ます。

もういいや、少し早いけど寝よう。という人。

暗闇でシャワーを浴びる人(←私・・・)




【プレゼン】



今日のプレゼンは“自分してきた仕事”について。

もちろんネパール語です。



 関西の療育センターで理学療法士をしている同期のプレゼンは専門用語に頼らず分かりやすく素晴らしいものでした。彼女たちは理学療法の仕事だけでなくソーシャルワークの仕事も兼ねているわけで、手に職・・・って強い。頼りがいのある人。



 障がい者の授産施設で働いている同期、彼は、施設勤務前に働いていた仕事を面白おかしく話して、盛り上がり、うんうん上手やなぁ。。。



 管理栄養士の同期。“NO栄養NO LIFE”をネパール語にしたプレゼン。給料よりも子ども達から“おいしかったよ”と言われることが働きがい。この人もマンパワーあるわぁ。。。bariyo manche



 高校の社会科の先生のプレゼン。感動のあまり、皆で泣いてしまった。。。新任の時に上手く授業ができなかったり、心配だったり不安だったりした時に生徒の一人から言われたことが支えになって、今でも残っているという話。彼女は先生というだけあって、本当にプレゼンが上手!この先生に社会教えてもらってたら、私の人生少し変わっていたかもな・・・と思いつつ、「今度、世界史の授業してねー!」とお願いしてみました。


私は、私の考える障がい者施設で働く者が意識するべき重要なことについて。

簡単な単語だけだったけど、熱く語ってみましたあんぱんまん
見た目は大事だよ。という話。

明後日は七夕だ~。

どこで空見ようかなぁ。

rta heri~


今日のBGM


久々にサニーデイサービス

“あじさい”


http://www.youtube.com/watch?v=hNC7gGnt93U


ネパールのジトッとした雨季に似合う。


こっちに来て、初めてサニーディ。私を知っている人は信じられないでしょう。東京では毎日聴いていたので。。。

あーーー、曽我部さんのライブ行きたい!行きたいーーー!




【今日のプレゼン】


毎日、ネパール語のプレゼン。今日のプレゼンは奄美の名前や、沖縄の文化を少しかじらせた話にしてみた。

本当はアイヌの刺青の文化の話をしようと思っていたのだけど、すっかり話がかわってしまい、自分の文章構成力のなさにがっかりするわ。



【今日の発見】


今日の発見。

ネパールの足、マイクロバスはだいたい10人のりハイエースサイズ。

10人乗りの規定で作られた車・・・の、はず。


が、


今日は、29人乗っていました。

あと2人くらいいけそうだったから、ハイエース、30人まではいけます。

ただ、写真を写す余裕、スペースはありません。

子どもは膝の上。子どもだったらプラス10人くらいいけそう。

運転席と助手席は2人用だと思うけど、余裕で4人は座れるし。


ほら、30人乗れる!


もちろん冷房なんてないし。

下手すると、膝の上の子どもが吐きます。

そういえば、昨日のったテンプーはドアがしまらなかったなぁ。

ギアにはペットボトルがかぶせてあって、マニュアル?オートマ?

わかりませんわ。


でも、いまのところ交通事故はみていないので、日本より事故率は低いと思う。


ネパール人はリスクマネージメントができてるんだな。


ネパール人はつねに危機感もって歩いてるから、感が鋭くなってるように思う。

人間の感ってすごい!!と感心する日々。





今日は雲がかかって、月や星は見えない。


でも、雲をかき分けて低空飛行する飛行機、その音、光をながめながら、どこに向かっているのか、誰が乗っているのかワクワクしながらながめています。



rta rta heri~

http://www.youtube.com/watch?v=8JQhuWb1SNo


今日のBGM

ヘッドホンで聴くと、胸いっぱいになるわぁ。


昨日は、ネットでテレビを見る方法を教えてもらい、ついにサッカーを観ることができました~

インターネットってすごい!!!!

見れたよ。ありがとう。

お礼言ってなかったのでこの場で。。。



【カトマンドゥ12日目】


ネパールの休日は土曜日だけ。


なので、明日も日曜日だけど授業。


今日は唯一の休日だったけど、感覚統合の研修があったので参加。


ネパール語と英語だけだったけど、講師(先輩隊員)の身振り手振りがわかりやすかったので、


理解できた・・・かな。

元職場でやっていたことなどを思い出しながら・・・。


ネパールのプライベートデイサービスの施設で行われてた研修、ネパールにはまだ理学療法士を育成する機関がないので、海外で勉強した人たちが自分で建てた施設。


私の任地でも、同じような活動ができるだろうか・・・不安・・・楽しみ。



【タメルデビュー】


先輩隊員に連れらえ、タメルへ。

1960年代にヒッピー天国だったタメル。

今でも旅行者のお土産を買う場所、様々な国の食事が出来る場所として盛り上がっています。

ヒッピーっぽい欧米人がイケナイ葉っぱを買っている場面も見かけたり・・・物乞いもいるし、

ネパールの光と影・・・。

女性の就労支援のお店で、語学学校に行くためのバックとペンケースを購入。(筆箱すら持たずにネパールに来ました!)


ようやく切手を手に入れたので、皆さま、そろそろハガキ出しますね。



【ブラジルVSドイツ】


NGOでボランティアをしている韓国人と一緒に屋外のバーで観戦。

彼等は、就学ビザでボランティアに来ているため、給料は発生していないし、語学の研修もないので、ネパール語は独学。

自分がどれだけ恵まれた状況にあるのか、考えさせられました。


そして、将来の夢を真剣に語る姿に、若者はゆっくり自分の将来を考える時間が必要だよな・・・。と思った。

高橋歩みたいなこと言ってるけど・・・。


大学出て、軍隊2年行って、長期旅行して、海外ボランティアして、

それからでも社会に出るのは遅くないかも。


マスな日本社会では難しいけど。


しかし、ネパール語、英語、韓国語、日本語での会話。かなり楽しい時間でした。

韓国語聴き取れてきたし!!


あ、サッカーは・・・

我らが愛すべきマラドーナ・・・さようなら。

クストリツァ監督の“マラドーナ”DVDで持ってくればよかった・・・。



明日から金曜日まで、語学教室頑張ります・・・。ちょっと、しんどい・・・。





マナステ


ブログしばらく書いていませんでしたが、明日か明後日さかのぼって書きます。

写真も沢山あるので、アップ出来たら・・・します。



ついに、



きました。



おなかに・・・・なにかが・・・・・



2日程、お腹の調子が悪かったものの、ビオヘェルミン飲んで、

がんばって、語学授業課外活動(みたいな・・・)に行き、

一日中カトマンドゥ観光をしたら、一気に大波がやってきました。


私はへなちょこサーファーなので、波に乗り切れず・・・


トイレへ直行。


悔しいかな、昨日は語学教室を休み、ドミトリーで寝てました。


しかし、ドミトリーのディディ(お姉さん)とネパール語で沢山話したので、良しとしましょう。


体調不良3人目。


学校休んだのは、第一号・・・・。


でも、今日は2人倒れ、休んでしました・・・。


みんな、来てます。大きい波や小さい波が。


そして、来てない人達も、いつ自分の番になるのか・・・


ヒヤヒヤしている様子。


この梅雨時、日本でも食事には気をつけなきゃいけないし、


ネパールならなおさらね。


徐々に、慣れていくかなぁ。


sabeijyana niko hosu



おー!!今日は駒ヶ根のホームクラスティーチャーT氏の妹に会いに~。


アンティームガルコカム(宿題)として、彼女への手紙を預かっていたので。


tara・・・・(しかし・・・)


彼女はもちろん日本語は出来ないわけです○| ̄|_


さぁ、どうするリトゥ・・・


一人じゃ無理、絶対に無理。


これは、誰か誘おう!!


同じクラスだったケティ(女の子)を誘って行くことに。


ホッ好


しかし、買い物帰りの彼女の顔は・・・


明らかに赤ら顔・・・。


「リトゥ、疲れて無理。一人で行って・・・」


え・・・・泣


私、一人でネパリバサマットラ ボルナサクツーキー・・・・(ネパール語だけで話せるかなぁ・・・)


アリカティ チンタラグダイ ガエン(少し心配しながら行きました)


待ち合わせ場所に現れたのは、


可愛い可愛い21歳の女の子でした。


かわいいいいぃぃきゃーきゃわぃぃ♀


一緒にご飯食べたり、近所でやっていた洋服を祭るお祭りを観に行ったり・・・




3時間か4時間ちかく、ネパール語のみでいけました!!


リトゥ アリカティ 自信がつきましたおー!!


ま、恋話や、兄弟の事、家族の事、宗教の事、難しくてわからない単語もあったけど、かなり話せた・・・かな。


さー、どうだかなぁ。。。


恥ずかしながら、私、いまだにネパールの道路を横断することができません。


だって、車バンバン通ってる中、歩かなきゃいけないの!


無理・・・


怖い・・・


21歳の彼女にしがみついて渡りました・・・。


可愛いのにたのもしいネパリケティWハート


そして、彼女は私の事を


「24歳くらい?にみえる。」


と、嬉しいんだか、どうなんだかわからない感想を述べてくれました。


ダンニャバード。



ネパールの手帖


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今日は、ネパールの法事に参加してきました。


というのも、


私がネパールに向かう日の朝、駒ヶ根でお世話になっていた先生、S氏のお父さんが亡くなりました。


ネパールに早く向かいたいS氏、でも飛行機のチケットが取れなくて向かえない。。。


でも、私はネパール行きのチケットを持っていて・・・


このチケットあげたい!!!


ネパールの遠さを実感しました。


なにかあった時、間に合わないってこともあるんだ。


そのリスクもわかっているつもりだったけど。



ネパールの手帖


仏教徒の法事。

日本で言う、初七日。

本当は葬儀に参加したかったけど、語学の授業があったので、残念。


説法はネワール語で行われました。ネパール語とは全く違うので、さっぱりわかりませんでしたが、お祈りの時に皆で持った糸を手に巻いてもらう時はネパール語で話してくれました。良くないことが起きないように、起きたとしても、それが去るように。というようなこと・・・。

終わってからネワール語で話されていたことをS氏に説明してもらいました。


小乗仏教の教え


人間は悪いことをしてしまう生き物で、それゆえ、生きることのルール(嘘をつかないとか、浮気はしないとか、盗まないとか・・・)を決めて、守っていくことで災難や、リスクから身を守る。


葬儀についても、

“泣く”という表面的なことではなく、亡くなった人が自分にどのように影響しているか、それを噛みしめ考え、そして自分の人生を生きていくのだということ。と理解しました。


自分の宗教を理解していないということは、場所によっては、

「私は信じるものがありません。」=信じるものがない。=怖いものがない=テロリストと同じ

ということになる。


色々な宗教を理解して、受け止められる人になることも2年間の目標に入れました。



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帰り途、


世界遺産のダルバール広場を案内してもらいました。

長崎の軍艦島をも想わせる、密集した住居。


でも、そこには家族を守るため、家族が楽しむための構造が随所に見てとれ、

ネパール人の家族観を想像しながらの観光。


シヴァ神のこと、

エロティシズムな絵画のこと、

1970年代のヒッピーのこと、


色々な話を聞きながら。

学生時代に読んだ本たちを思いだしたりして・・・

普通に観光したのでは考えきれないことも、ビスターレィ(ゆっくり)ビスターレィ考えられる機会を与えられたことに感謝。


そして、ネパールにいることに運命を感じている今日この頃。


今宵は満月。

「月明かりで勉強」することも納得できるほどに明るく、月夜で本が読めました。

日本では月食があったそうですが、ネパールでは不吉とされていると聞きました。

邪馬台国の頃、日本でも闇が明けるために踊ったりしたのを考えると、同じ。


あぁ、図書館行きたい・・・。