ネパールの手帖

ネパールの手帖

平成22年6月から2年間、ネパールでソーシャルワーカーをしてきました。「ネパール日和」から「東京日和」へ。東京の空の下、ネパールで感じたことを思い出して記していきます。

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すっかり日本の生活になっている。

そんな今日この頃

「あ!ネパールの手帖の人ですよね!!読んでましたよ!」

と言われた。

以前にも言われたことがあり、なんだかんだ読んでもらっていたのだな。

と、今更ながら感動するし、もっとちゃんと書いておけばよかったと反省もする。

なので、まだかすかに残るネパール日和を思い出したら書き綴っていきたいと思う。
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浅間山をお散歩していると、オスプレーみたいな形の飛行機が、飛んでいた。

バタバタドドドドダダ…

すごく大きな音。
聴覚からくる恐怖は、視覚をましている気がする。

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やっと手を付けたフェルト。
ネパールで染色から教えてもらったのに、なかなか環境や材料がそろわずできなかったことが悔やまれ。

なんでも手に入る日本では、いとも簡単。

日本で手に入れるのが難しいのは「時間」。

手織りを始めて3ヶ月。

クオリティの高いものを作れるようにしたいと、頭の中は配色でぐるんぐるんしている。

早く藍染や柿渋にも挑戦していきたいのだけど、どんな色でも素材でも手に入る日本は、いくらでも手抜きができる。

糸巻きをしながら、ネパールのNGO WSDPの女工さんたちを思い出す。

エゴで買う人ではなく、本当に品質を納得して買う人にむけて手織りを織り続ける彼女たちの仕事に対するプライドを尊敬するし、自分自身織りを始めてみると、クオリティを安定させることの難しさを痛感する。

日本でも、ネパールでも、手織りは同じ。同じことをしている。

いつか、織物を通じてネパールに行ける日がきたりしてー。
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渋谷ヒカリエ 8/CUBE

長島有里枝、野村左紀子、鷹野隆大

三人展をみに行く。
写真をみに行くことが、ようやく日常になってきた。

野村左紀子さんの写真、よかった。
雨が降る夕方だったらさらによかっただろうな。



tokyo art beatのアプリが素晴らしく、東京の街を歩くのが、いつに増しワクワクする。

限られた時間を有効利用できるコンテンツは上手に使ってワクワクしながら生きていきたい。東京で暮らす上ではとくに。
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うちの職場では、古武術研修があり、体壊さないようにしている。

久々に古武術を実践しようとしたら、思わぬ失敗。

まさかの、人生初のギックリ腰をやってしまった。

古武術は真剣に習わないとケガするわ。

古武術は山登りにも応用できそうなので、改めてしっかり習いに行かなきゃ!

行楽日和なのに!しばし静養。
仕事帰りにちょっとよりみち。
東京の人でも、ほとんど知らない飛行場。

伊豆大島や、新島行きのプロペラ機が飛ぶ。
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ネパールの地方飛行場みたい。
趣味のプロペラ機やセスナが展示されていて、ルクラやジョムソンに行くみたいに高揚する。

ルクラやジョムソンと違うのは、設備がしっかりしていて、滑走路が長い。

プロペラカフェで絶品オムライスをいただく。半熟卵が食べられる贅沢。
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仕事で芋掘りへ。
土を触って楽しそうな様子をみていると、ネパールで農業療法に取りかかれなかったことが悔やまれる。

始めようとした時に井戸が枯れてしまった。
本当に水って大切。電気がなくても、水があれば出来る活動がたくさんあるよなー。

すでにあるモノに恵まれた環境で、あるモノを使って色々できること、そしてそれを一緒にやっていける仲間がいることに感謝。
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パプアニューギニアに派遣されていた、ピンクメガネのHさんが東京に来ていたので、二年振りに再会。

ドラマー?理学療法士?アップル社員?謎なピンクメガネさんから、パプアニューギニアの二年間をまとめた本をもらった。

パプアニューギニアの人との距離の近さを感じる、愛溢れる。

まとめていくって大事だなぁ。


iPhoneからの投稿
青梅。

赤塚不二夫記念館や昭和幻燈館に行ってみる。
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最近はみなくなった映画看板。
昔は使い捨てと言われた映画看板も、今では芸術。

素敵な街並み。
昭和幻燈館は少しエロティックで、子どもだった、ワクワクするだろう。

雪女がいるとされる青梅。
山に囲まれネパールみたい。