凪待ち
「凪待ち」を観ました。無為な毎日を送っていた木野本郁男は、ギャンブルから足を洗い、恋人・亜弓と彼女の娘・美波とともに亜弓の故郷である石巻に移り住むことに。亜弓の父・勝美は末期がんに冒されながらも漁師を続けており、近所に住む小野寺が世話を焼いていた。人懐っこい小野寺に誘われて飲みに出かけた郁男は、泥酔している中学教師・村上と出会う。彼は亜弓の元夫で、美波の父親だった。ある日、美波は亜弓と衝突して家を飛び出す。亜弓は夜になっても帰って来ない美波を心配してパニックに陥り、激しく罵られた郁男は彼女を車から降ろしてひとりで捜すよう突き放す。その夜遅く、亜弓は遺体となって発見され……。(映画.comより引用)「孤狼の血」の白石和彌監督の新作めちゃくちゃ良かったです。白石監督にしては救いようのある内容でありながら、ずっしりと重かったです。泣きすぎてしんどかったです。静かな映画なのに描写・演出が素晴らしくて、没入感が凄まじいです。今年これを超える邦画あるかな?香取慎吾さんのクズ役がマッチしていました。