「銀魂2 掟は破るためにこそある」を観ました。
空知英秋による人気コミックを小栗旬主演＆福田雄一監督のタッグで実写映画化し、2017年の邦画実写でナンバーワンの大ヒットを記録した「銀魂」の続編。
原作の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」を融合させたストーリーが展開される。
金欠で家賃も払えない万事屋の3人は、ついにアルバイトをすることを決意。
しかし、バイトに行く先々で天下の将軍様と遭遇する羽目に。
同じ頃、内紛に揺れる「真選組」はかつてない危機に見舞われていた。
それはやがて将軍をも巻き込む陰謀へとつながり、江戸中で大騒動が勃発。
万事屋と銀時も最大の危機に立ち向かうことになる。主人公の坂田銀時を演じる小栗のほか、菅田将暉、橋本環奈ら豪華主要キャストがそろって続投。
（映画.comより引用）
原作シリーズの中でもひときわ人気で面白い、新撰組動乱篇と将軍接待篇を織り交ぜたエピソードとなっています。
去年の夏に前作が公開し大ヒット、実写映画では興行収入1位となり、日本を湧かせました。
「50回目のファーストキス」の時もちょっと書いたかもしれませんが、この福田監督は実力はもちろん現在の邦画界においてあるのですが、どうも笑いを身内ネタで固めてくるというか、くどいというか、間の置き方が長いというか、笑いを取ることに重点を置きすぎるあまり脚本が疎かになるだとか…いう（完全に悪口な）気付きを得たのが前作だったのです。
私としては主演の小栗旬さんが好きで、銀魂も好きで楽しみにしていたのですが前作にはかなりがっかりでした。
正直ヒットした意味が分からなかったのですが、まあこういう笑いが今の世でうけるんだろうと自分を納得させた次第であります。
前置きは長まりましたが、
今作は面白かったよ！手のひらを返すよ！
笑いのくどさはまだあるにはあるけどギャグパートそのものが前作より減りましたし、ギャグとシリアスをちゃんとメリハリ付けれてたんじゃないかなと思います。
前作はバラエティ番組として放映する分には面白いレベルくらいの評価だったんですが（ひどい）
今作はきちんと映画として完成した程度の脚本であったと思います。
ただ見せ方や撮り方がちょっといやかなり良くないのであまりシリアスをやりすぎないほうが良いと思うんだこの監督は…。
演技はこのお二方が良かったです。
